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Groovin'

東京は神田神保町のオールディーズバーです。アナログレコードを中心に涙なしには語れないBGMと美味しい洋酒。エレキギターを弾いたり歌ったり。 お気軽にドアを開けて下さいね。
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  • 07/18/11:14


春本番、グルーヴィンの2015の大企画が始まり!

春もいよいよ本番ですね。

さて4月12日(日)は特別営業です。
8時オープン~12時まで
さあこの日よりオールディーズバー・グルーヴィンならではの大企画がいよいよスタートです。

この日はロックンロール生誕60年記念その①として「60年代日本のグループサウンズ大特集」です。懐かしのあの名曲、シングルレコードもしくはLPレコードのアナログ音で対応させて頂きます。ウイスキー等片手にどうぞお楽しみ下さい。お待ちしておりますよ!

●ロックンロール生誕60年
以前このブログの「よもやま話」でも登場した往年の大スター、ビル・ヘイリーと彼のコメッツが「ロックアラウンドザクロック」を大ヒットさせて全世界にロック時代到来を発信させてから60年が経ちます。
その1955年はチャック・ベリー、リトル・リチャード、ファッツ・ドミノ、ボ・ディドリーといった連中が俄然注目され白人若手スターのパット・ブーンも大きなヒットを飛ばし始めたりドゥーワップグループも歴史的なヒット曲を発表し続けていました。白人達がそれカバーしたりしてそれも注目されたり。
それでも本格的なロック時代は恐らく翌56年からかなとも思います。エルヴィスのメジャーデビューがこの年ですもんね。
さて今年4月はポール・マッカートニーもやってまいります。いやあ生誕60年周年、何か実に感慨深いです。

グルーヴィンでは春以後にアナログ・デジタルのBGMで都度特集を組んで行こうと思います。例えばこの日は何時からエルヴィス映画音楽大特集とか、60年代中期までのブリティッシュビート大特集とか。(4月12日GS特集がそのスタートです。)
考えるだけでもウキウキしてきます。もちろん一人よがりにならないよう通常のお客様のリクエストも大事なのでうまく時間を区切って営業しようと思っております。
まだまだ私の中でまとまっておりませんが当ブログでその都度、お知らせ申し上げますのでどうぞお楽しみになさって下さい。

●「ギターで歌って遊ぼうよ。オールディーズポップス」
 その4 「恋のテクニック」         ジェリーとペースメーカーズ

さあようやく波に乗ってまいりましたこのコーナー。
今回は以前このブログのよもやま話でも登場したジェリーとペースメーカーズの1963年の大ヒット「恋のテクニック」です。オリジナルのキーと一緒のAメージャーで記載しています。ですから慣れたら本物のレコード演奏と一緒に楽しめるはずですよ。
役にたつかは疑問ですけど説明動画もお付け致しました。私はギターも歌もびっくりするくらい下手です。何しろお店を開くので30年ぶりにギターを弾いた人間です。こんな私でもやっているのですから自信を持ってチャレンジしてみて下さい。
なおこの曲はハイコード(フルコード)の方が弾きやすいかもしれません。

今回は全体の曲の流れや使用コードを含めてまとめました。
次回の書き込みではこの曲の愛らしいイントロの弾き方をお話しますね。したがいまして今回と次回の2回に分けてご説明します。

                   恋のテクニック
                              ジェリーとペースメーカーズ                                    

(イントロ部分は次回の書き込みにしますね。)
A
  F♯m Bm    E7   
How do you do what you do to me?
         
A F♯
Bm  E7 
I wish I knew.
    A
                F♯m   B  E7       A     D  A    G    G♯
If I knew how you do it to me, I'd do it to you.
A
  F♯m Bm    E7
How do you do what you do to me?
A   F♯
    Bm  E7
I'm feeling blue. 
           A
                F♯m  Bm     E7            A    D   A   G  A  G  A
I Wish knew how you do it to me, but I haven't a clue.

Bm                  E7                    A      F♯m
You give me a feeling in my heart,
    Bm  E7  A  (G   A  G  A
Like an arrow passing through it.
Bm                      E7                          A      F♯m
'Spouse that you think you're very smart,
       B7                      E7                           B7      
 E D E D E
But won't you tell me how do you do it?

A
  F♯m Bm    E7
How do you do what you do to me?
A  F♯
Bm  E7
If I only knew.      
 



A                F♯m  Bm      E7         A    D   A  E7
Then perhaps you'd fall for me, like I fell for you.

(ソロ部分は省いてしまってOK)
    A F♯m Bm E7 (×
3回) → A    D   A   G  A  G  A
Bm                  E7                   A      F♯m
You give me a feeling in my heart,
    Bm  E7  A  (G   A  G  A
Like an arrow passing through it.
Bm                      E7                          A      F♯m
'Spouse that you think you're very smart,
  B7                      E7                           B7       E D E D E
But won't you tell me how do you do it?

A
  F♯m Bm    E7
How do you do what you do to me?
A   F♯
    Bm  E7
If I only knew.
   A                 F♯m  Bm  E7             A  
Then perhaps you'd fall for me, like I fell for you.
Bm
  E7  A D  A   G  A  G  A
When I do it to you.



●ロックンロールよもやま話    -その48-
「ロックンロール・ロカビリー時代の終焉を飾るエディ・コクラン」

永遠のロカビリーアイドル、エディ・コクラン(エディ・レイ・コクラン1938年ミネソタ州出身)は10代の初めよりギターを熱心に学びだしました。

友人のハンク・コクランとコンビを組みコクランブラザース名義で活動を始めました。
コクランと名前は一緒でも兄弟ではありません。レコードを発表していますがヒットしたというわけではなく、カントリーを目指すハンクとロカビリーをメインにしたいエディ、ほどなく解散してしまったようです。

エディは一時的に音楽関係の会社に勤めたようですがやはり夢は捨てきれず56年「スキニージム」でソロデビューをします。ヒットしませんでしたが豪快なロカビリーサウンドを披露してくれました。
この時期はなかなかヒットが出ませんが映画「女はそれを我慢出来ない」に他のロックンローラー達と出演、大変なハンサムであった事も幸いしたのでしょうか。この映画では「トゥエンティフライトロック」を演奏しました。そしてこの後リバティレコードに入り上昇のきっかけを掴んだようです。

57年4月「バルコニーに座って」がビルボード18位まで上がる見事なヒット!
その後は「ドライブインショー」「ジニージニージニー」を小ヒットさせます。

そして58年、ロック史上に輝く名作「サマータイムブルース」を発表、この曲は7月に8位までかけ上がる大ヒットになります。
この後「カモンエブリヴァディ」をスマッシュヒットさせ「ティーンエイジヘブン」「サムシンエルス」を小ヒットさせます。

ビッグネームの彼なのですが以外とヒット曲は少なめです。時代も59年になると激しいロックンロールにかげりが見えた感もあります。
さてエディの人気は英国等ヨーロッパで高まっていたようです。友人のバディ・ホリーを飛行機事故で失った後で気分も落ち込んでいたでしょうが60年2月より長期でのヨーロッパツアーをジーン・ビンセントと共に引き受けます。

英国でもコンサートは好評でさらにツアーを延長する話が出て、それならひとまず休暇という感じで米国に戻ろうとしたようです。これはエディが久しぶりに母親に会いたい事とこの時、一緒に英国に来ていた婚約者でありソングライターのシャロン・シーリーと結婚式をしようと考えたといわれております。ジーン・ビンセントはパリで息抜きするつもりであったようです。
4月16日、3人でロンドン空港に向かうためにタクシーに乗車します。バックシートに座っていた彼等に突然の悲劇が襲います。車が街灯に衝突してエディは大怪我、搬送先の病院で翌日亡くなります。
あとの二人も怪我をしますが命は助かりました。

この時期発売していたシングル盤は「カットアクロスショーティー」そのB面は「スリーステップトゥヘブン」と何かの因縁でしょうか。
エディ・コクラン 21年の生涯でした。

なおグルーヴィンでは彼の主だったシングル発表曲等を国内盤と輸入盤の2枚のアナログLPでお楽しみ頂けます。ロック創成期のレジェンド、エディのバイタリティー溢れる演奏をお楽しみ下さい。是非とも若いロックファンにもお聴き頂ければと思います。

2015年の現在、ロック生誕60年・・・本当に短い期間でしたがその重責を担ったエディ。
ロックンロール全盛時代の末期を飾ったパワフルでセクシーなヴォーカルと卓越したギターテクニック。今も当店のお客様のリクエストの上位にランクされています。

今回も花見と送別会で忙しいチャーリーに代わって私、平子が担当致しました。(あのアホッ)

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