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Groovin'

東京は神田神保町のオールディーズバーです。アナログレコードを中心に涙なしには語れないBGMと美味しい洋酒。エレキギターを弾いたり歌ったり。 お気軽にドアを開けて下さいね。
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  • 05/07/12:16


2016夏、オリジナルカクテルのご紹介

● 夏を前にオリジナルカクテルのご紹介「ライトマイファイア」

最近お客様にジンリッキーに少々手を加えたものをお出ししたところこれが「おおっ美味しい」と嬉しい言葉を頂きました。
ジンに梅酒等を加え工夫したものなのですが自分でも「これイケてる」と以前から思っていたものなのです。
グルーヴィンオリジナルカクテルなのですが実にシンプルながら甘みも少なく大人のフレーバーなのです。
じゃあ名前をつけなきゃと考えて数秒で思いつきました。
「ライトマイファイア」(Light My Fire)と命名ました。「私の心に火をつけて」と言う何かセクシーで意味深な感じ。サイケデリックロックのドアーズの名曲から頂戴しました。

ドライジンに果汁を加え軽く梅酒を注ぎたっぷりの氷ときつい炭酸が爽快です。
ビールに飽きたらこれを数杯おかわりされるのもいいと思います。
是非ともご賞味のほどをお願い致します。特に女性は…
でも酔って火がついても私、責任はとれませんが。

●7月特別企画「怖がらずにお入り下さい。グルーヴィン」

下記の日曜日はなーんとノーチャージでお召し上がり頂けます。
(通常営業ですとお一人様1,000円です。)

7月10日(日)オープン20時~12時クローズ
7月17日(日)オープン18時~12時クローズ
7月24日(日)オープン18時~12時クローズ

オーダーされたお飲み物、スナック等のお代金のみのお会計です。
またどうぞお持ちのロックやポップスのアナログレコードやCDをお持ちになって下さい。
おうちで聴いているお気に入りのアーティストの音源を美味しい洋酒を飲みながらお楽しみ頂くのも趣向が変わり楽しいのはないでしょうか。

※なお通常営業時に無料で提供いたしておりますお通しスナックはつきません。ご了承下さいませ。

●7月の定休日
7月 3日(日)
7月18日(祝)
7月31日(日)
の3日間です。
お間違いのないようお願い申し上げます。

●個人ブログ「酒とオールディーズロックの日々」更新しました。
今回はこてこてのオールディーズファンにありがちなオリジナル録音に対する考え方をツラツラ書きこんでみました。反論もおありでしょうが。
左のリンクよりお入り下さいね。

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ビールに新メニュー

●ビールに新メニュー(その1)

当店では海外のボトルビールがお楽しみ頂けておりますが新たにシメイレッド(ルージュ)が加わります。
ベルギーの修道院で作られ始めカラメルや果実の香りも高くその色は赤ワインを思わせます。
やや高めの温度設定(10度位)が美味しいとされておりますしアルコール度数が7度と高めなのでゆっくりとチビリチビリとお楽しみ頂くのもよいのでは。
甘めのおつまみ(ドライフルーツ、チョコ等)にもピッタリです。
お値段は1,100円(税込)でございます。
なお保管の関係で日々の本数に限りがございますのでご了承下さい。
(またこれにより長らくメニューとして親しんで頂きましたフラーズロンドンプライド(イギリス)の取り扱いを終了させて頂きました。)

●ビールに新メニュー(その2)

日本の地ビールを準メニューに加えてみようと思っております。
さてまずは茨城県「常陸野ネストビール ホワイトエール」です。
フルーティーでハーブの香り、甘いお菓子等もおつまみにぴったりなようです。
お値段は1,000円(税込)です。やはり本数限定ですのでご了承下さい。

●6月の営業について

前回もお知らせ致しましたが繰り返し6月の営業のお知らせです。
6月の営業全日営業でございます。今月のお休みはないのです。
月~土 夜8時オープン~朝4時半クローズ(3時半ノーゲストの場合クローズ)
日   夜8時オープン~深夜0時クローズ(お客様がいらっしゃる場合は最大4時半まで)。
神保町は会社員の街でもありますので日曜日の営業は難しいのですが最近はカレンダーとおりに就業されない方も多くなっております。またお休みにふらりと神保町のレコード屋さんで音源探しをされたお帰りとか…是非お気軽にドアを開けて下さい。

●ブログ「酒とオールディーズロックの日々」更新しました。

凝りもせず私(平子)の個人ブログをカキコしました。

今回はオールディーズ時代の男性アイドルロッカー達数人を話題にしたギターネタです。
ロックは古来からギターは外せませんもんね。私独特のくだらんウンチクです。
是非ご覧下さい。左のリンク欄からどうぞ。

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モヒート復活です。

GWが終了するとそろそろ初夏のムードでしょうか。
何しろ私は夏が好きなのです。
最近はこのロックバーの仕事で昼間は睡眠に当てるため出来ませんが社会人時代は海や屋外プールで休みになると日焼けしてほとんど遊び人状態でした。
さて暑さが日増しに強まるとお酒も炭酸系か。

さーてとぉ、、、長らくお休みの人気メニューのモヒートが復活しました。
ようやく自家製のスペアミントが最近の温かさで元気に茂りましたです。
私の家(団地)のベランダで育っているのですが実に香ばしく...ウッ(涙)
 
当店のモヒートは軽く葉をつぶしてラムとライムジュースとシュガーを加え、たっぷりの氷に炭酸を注いだ実にシンプルなもの。ミントの香りも他店より仄かに香る程度の感じで凝ったものではございませんがオーダーされるお客様には結構おかわりをして頂いております。たまに自分で飲んでみても「これイケてるじゃん」とよく思います。
炭酸でなくてジンジャエールやトニックウォーター、コーラで割っても相当イケると思いますのでよろしければ都度リクエストして下さい。

●「酒とオールディーズロックの日々」またもや更新しています。

凝りもせず相変わらずの状況ですがお暇なおりにお読み下さいませ。
今回の書き込みはロックの神様チャック・ベリーです。
左記のリンクページからクリックしてお入り下さいね。コメント待ってます。


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夏はビアカクテル

はい、いつまでもアチッチな日が続いてます。9月上旬くらいまでは毎年こんな感じでしょうか。
当店ではそんな時期もあり、特にビール好きなお客様のためにビアカクテルの種類を増やし正式にメニューに加えました。以下のものです。

・ビターオレンジ(ビールとオレンジジュースのブレンド)
・パナシェ(ビールとレモン系炭酸ジュースのブレンド)
・ビアスプリッツァー(ビールと白ワインのブレンド)

いやあ実に美味しそうです。いや美味しいのです。ビアスプリッツァー以外はアルコール度数も低めですので健康にも良いですね。
今までメニューにあったシャンディーガフ、レッドアイ、ドッグスノーズも含めて是非この夏お楽しみ下さい。
各800円です。量もたっぷりですよ。

●グルーヴィンではボトルがキープ出来ます。

グルーヴィンはボトルキープが可能なのはご存知でしたか。
スナックでは多いのですがショットバーでは基本的にないシステムです。

もし是非キープしたいと思われましたらご希望のお酒(ウイスキー・焼酎に限ります。)の在庫があるか当方にご確認頂きお値段等をお聞き頂きたいと存じます。

例を挙げますとザ・グレンリベット12年をキープされた場合

・ザ・グレンリベット12年    7,000円
・セット料金(氷、炭酸、水込み)2,000円
合計9,000円のお会計です。(通常のチャージ1,000円は頂戴致しません。)
次回ご来場時のお会計はセット料金2,000円のみでお楽しみ頂けます。お得ですのでどうぞお申し出下さいね。
なおキープ期間は3ヶ月間です。ご注意下さい。

●ロックンロールよもやま話    -その60-
「音源がなかなか手に入らず苦労した思い出 メッチャ明るいアイドルスター」

現在グルーヴィンにあるオールディーズ歌手のアナログ音源は私が高校時代から社会人をしていた若い時期に大半を揃えました。

当時70年代から80年代、国内盤のアナログレコードで入手不可のアーティストは輸入盤を頼るのですが、よくお休みの日にふらりと出かけて行ったレコード屋さんが都内に2箇所ありました。

池袋「メモリーレコード」
渋谷「東邦生命ビル内 すみや」

さて80年代中頃、私が20代の頃たまたま渋谷のすみやさんにて見つけたのがゲイリーUSボンズのベストLPでした。
「何かいいレコードないかなぁ」と棚に重なったLP盤を探っていくのが当時このうえない楽しみでしたので見つけた時は胸がときめきました。「ガハハ、ようやく見つけたぞ」と。
まるでお気に入りの女子とようやくデートの約束が出来たがのようです。

「ザ・ベストオブ ゲイリーU.S.ボンズ」

A面
①ハヴィン ソー マッチ ファン
②ディア レディ ツイスト
③ニューオリンズ
④ホエア ディド ザ ノフティ リトルガール ゴー
⑤真夜中のロックパーティー

B面
①ノット ミー
②セブンデイ ウィークエンド
③スクール イズ アウト
④ツイストツイスト セノーラ
⑤スクール イズ イン

合計10曲と当時でも少ない曲数なのですが大満足でした。
彼の全盛時の基本的なヒット曲はこのレコード盤で揃ってしまいました。

その後やはり同じすみやさんで購入したと思うのですが「グレイテストヒッツ ゲイリーU.S.ボンズ」(全12曲)を購入して全盛期過ぎの66年の小ヒット「テークミー バック トゥ ニューオリンズ」を入手する事が出来ました。

ゲイリーの一連のヒット曲はとにかく明るくて基本的にバラードはありません。
私が一番好きな曲は61年に米国トップとなった「真夜中のロックパーティー」。
パーティー会場でのライブといった趣で歪み気味の荒々しいワイルドな録音に聞えます。確かに録音時の機材やスタジオの関係で致し方なかったようですがわざとそのように録音したと私は考えています。曲調はディオンの名作「浮気なスー」とよく似ていて体当たり的なボーカルもまったく同様に感じます。

60年のデビュー大ヒット曲「ニューオリンズ」はスピーディーで力強いサウンド。やはり歪み気味の録音ですが。
日本のフィンガー5の「個人授業」に影響を与えたのでしょう。お馴染み「ヘーイ ヘイ ヘイ ヘーイイェア」がフューチャーされ今聴いてもぜんぜん古さを感じさせないのです。
悪くいえば彼のヒット曲、どれもこれも同じに聴こえゆったりしたラブソングはまったくありません。
ドラムのロックビートが強調され同時代の白人歌手フレディ・キャノンに通じるものがあるようで。
またリズム&ブルースぽいサックスが非常に印象的であります。
まさに黒人アイドルスターの極みといって良いのではないでしょうか。

39年生まれの彼は全盛時の60年から62年は20代前半で細身で実に可愛らしくハンサムでその他の当時のロッカーによく感じられる影・暗さは微塵もなく底抜けに明るくてかっこいいお兄ちゃんといった感じを受けます。その為か白人女性や男性にも多大な人気を持っていたようです。あのブルース・スプリングスティーンも彼の大ファンで81年にゲイリーがカムバックして大ヒットさせた「ジス リトルガール」等、アルバムのプロデュースに参加して脚光を浴びました。

50年以上も前のサウンドなのにメッチャいかしていてソウルフルでもありファンクでもありそして間違いなくロックンロールであります。ゲイリーのヒット曲は全部で十数曲ですが大スター、チャビー・チェッカーにも負けない体当たりサウンドでした。
このブログ記事を書きながらターンテーブルより針音でBGMとして流しています。「うわー、楽し~」
当店で洋酒を飲みながら是非お楽しみ頂きたいアーティストの一人です。
仕事のストレスなんか小さい小さい。ガハハ

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ラムを使った炭酸カクテル

間もなく2月です。今年の冬もいよいよ寒さが極まってきます。
雪が降ればお客様も来店しづらくなりますし「ちょっとな~」の季節です。

私なんといっても夏が一番好きかな。この仕事を始める前の2012年5月にはグアムに旅行して真っ黒になっていたぐらいです。また夏場屋外プールで泳ぐのも大好きですし。これでもクロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライとド下手ですが泳げるのですよ。
またなんでこんな季節はずれな事を書き込んでいるのかと言うと・・・
ハイ、今日はラムを使った炭酸カクテルを皆様にご紹介しようと思っているのです。

南国のお酒ラムですがスピリッツでそのまま飲むもよしです。冬場は身体も温まるでしょう。
でも相当強いアルコール度数ですのでなかなかそのままでは飲めない方も多いでしょう。
それならば、炭酸を利用したカクテルなら飲みやすくなりますよね。

ラムはジンジャエールを使ったカクテル「ボストンクーラー」がロングドリンクの傑作ですね。それ以外にどんなものがあるのでしょう。

今日ご紹介するのは以下の2品です。

①ノースサイドスペシャル
なんと素敵なネーミングでしょう。
ダークラムにオレンジジュース、レモンジュース等を加え炭酸で割ったものです。
甘みも以外と少なく大人のお酒です。

 
②パイナップルフィズ
ラムにパイナップルジュース、砂糖を少々加えじっくりとシェイクして炭酸を注ぎます。
それでも甘みも少なくキリッと爽快で美味しい。

 
上記2品は700円にてご提供させて頂きます。
暖かいグルーヴィンの店内でどうぞ寒さで凍った身体と心を癒して下さいね。


●ロックンロールよもやま話  -その40-

            「ヒットチャートでは語れないロックンロールキング」
                                ご案内:チャーリー冷奴

1955年はロックにとって意義のある年です。

チャック・ベリー、リトル・リチャード、ファッツ・ドミノがリズムアンドブルースの世界だけでなくロックンロールのスターとなってその優れた楽曲で白人達も夢中にさせてしまったのです。
この年はプラターズも「オンリーユー」で人気を博し白人歌手パット・ブーンも黒人アーティストのカバー等で大きなヒットを出し始めました。もちろん前回このブログでご紹介したビル・ヘイリーの大活躍は絶大なものでした。
さてこの時期に米国で話題となったアーティストにボ・ディドリーがいます。

1928年生まれの彼、幼い時から楽器に親しみギターを持つようになります。
55年にシングル「ボ・ディドリー」がリズムアンドブルースチャートで第1位になります。この年は続いて「ディドリーダディ」「プリティシング」と立て続けてリズムアンドブルースチャートの上位にチャートインさせます。
四角形のボディの珍しいエレキギターを使用し独特のジャングルリズムを叩き出します。ワイルドで原始的なサウンドというかとにかくカッコいい。
ただ不思議な事にこの後もシングルを多数発表しますがなかなかヒットにはなっていないようです。


59年、久々に「アイムソーリー」がリズムアンドブルースチャートに登場、そして次の「クラッキンアップ」がようやく全米チャート入りする小ヒットとなりました。
次の「セイマン」は同チャートの20位までかけ上がりました。60年には名曲「ロードランナー」を同チャート75位にランクインさせました。


彼はその偉大な功績のわりにはヒットチャートとはかけ離れていたようです。全米チャートに登場したのは数曲でありリズムアンドブルースチャートでも10曲と名声のわりには少なめか。

しかしながらその後の米国、英国等のロックアーティストに深い影響を与えていました。
ジ・アニマルズは「ザ・ストーリーオブボディドリー」という楽曲を発表しています。
ボ・ディドリーの足跡をボーカルのエリック・バードンがそのジャングルビートに合わせ切々と語っていくという曲でした。

さて70年代以後も活発にレコーディングとライブ活動で人気を博していましたが2007年に病に倒れ2008年6月に亡くなりました。79歳でした。

彼はリトル・リチャード、チャック・ベリー等と同様にロックンロールの歴史をになったビッグネームでした。
どうしてもこのブログではヒット曲の多いアーティストが話題になってしまいますがロックはそれだけでは語れない事を痛感します。

不思議な幽玄の世界をかもし出すギターのリバーブ音を今から60年近くも前に使用していたのはびっくりです。

「ズン・チャカチャカチャカ・ズン・チャカチャン」という感じの独特のラテンリズムがドラムやマラカスでバックバンドが奏でると「おおっ!まさにボ・ディドリーじゃん」という感じです。
(恐らくその後のバディ・ホリーも相当影響を受けたのではと思っています。)

すでにこの世を去ったこの大スター。異国日本の東京の深夜のバーで自分の歴史的楽曲が流れ続けているのを知って天国で微笑んでくれているはずです。

本日もチャーリー冷奴が担当致しました。

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