忍者ブログ

Groovin'

東京は神田神保町のオールディーズバーです。アナログレコードを中心に涙なしには語れないBGMと美味しい洋酒。エレキギターを弾いたり歌ったり。 お気軽にドアを開けて下さいね。
06 2025/07 1 2 3 4 56 7 8 9 10 11 1213 14 15 16 17 18 1920 21 22 23 24 25 2627 28 29 30 31 08


[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • 07/18/07:44


ロックンロール生誕60年記念その②「ザ・ビートルズ青盤を聴こう」始まりました。

グルーヴィンの特別企画、ロックンロール生誕60年記念その②「ザ・ビートルズ青盤を聴こう」のお知らせを再度致します。

ポール・マッカートニーの日本公演が始まっております。

23日のライブ後ご来店のお客様もおいでになりました。いやあ本当に日本の歴史に残る出来事ですね。


※東京公演のスケジュール
4/23(木) 東京ドーム 開場 16:30  開演 18:30
4/25(土) 東京ドーム 開場 16:30  開演 18:30
4/27(月) 東京ドーム 開場 16:30  開演 18:30
4/28(火) 日本武道館 開場 17:30  開演 18:30

さてグルーヴィンでは上記の4日間はビートルズの後期の名作を集めた歴史的なベストアルバム「ザ・ビートルズ/1967~1970」(通称青盤)を中心にしてBGMとしておかけしようと思います。(CDでの対応です。ご了承下さい。)
何しろ両会場ともすぐ近くなのでコンサートよりお帰りのおりは是非ともお立ち寄り下さい。


●「ギターで歌って遊ぼうよ。オールディーズポップス」
 その6「好きなんだ」 フレディ&ドリーマーズ

どうですか。皆様のギターの調子は!
この店を始めるため30数年ぶりにギターを弾きだした私です。ですから上手いわけはないですよね。
サラリーマンさんは週に一度くらい弾くのが精一杯かもしれませんね。でもいいじゃないですか。仕事から離れて子供の心に戻れる時間・・・とっても大事ですよね。
さてさて今回は以前このブログの「よもやま話」でも登場したフレディ&ドリーマーズ「好きなんだ」です。英国では63年の大ヒット曲で米国では65年に第1位まで上がる快挙を成し遂げました。

この曲はA♭(G♯)のキーで途中どんどん変調していくのですがギターコードを覚えるのにこんなに最適な曲はないと思います。
ギターを始めて間もない方は「嫌だ、こんなコード!と思うでしょうがFのコードが押さえられるまでになったらそんなに大した事がないのがご理解出来ると思います。
そしてなにより愉快な美しい曲ですので是非一緒に弾いて唄えるようにしましょうよ。
ど下手な私の演奏映像またつけました。ご参考になれば幸いでございますです。

                      「好きなんだ」
                            フレディ&ドリーマーズ

イントロ
A♭ D♭ Cm F♯ A♭ D♭ Cm E♭7

A♭ D♭   A♭ D♭
I'm telling you now,
A♭ D♭   A♭  E♭7
I'm telling you right away.
B♭m E♭   A♭  Fm
I'll be staying for many a day,
B♭m E♭    A♭  F♯
I'm in love with you now.
A♭ D♭   A♭ D♭
I'm telling you now,
A♭ D♭    A♭  E♭7
I'll say what you wanna hear.
B♭m E♭     A♭ Fm
I'll be telling you for many a year,
B♭m E♭     A♭ A♭7
I'm in love with you now.

B♭m     E♭
Do you think I'm foolin'
B♭m E♭    A♭ 
When I say "I love you"?
D♭ Cm F♯
I love you.
B♭m    E♭
Maybe you'll believe me,
B♭m  E♭  
When I'm finally through, through,
E♭7
through, through.

A♭ D♭ A♭  D♭
I'm telling you now,
A♭ D♭    A♭ E♭7
I know it's been said before
B♭m E♭     A♭  Fm
Say you love me and I will be sure,
B♭m E♭     A♭  F♯
I'm in love with you now.

(ギターソロ)

A  D     A  D   A  D     A  E7
I'm telling you now,   I'm telling you right away
Bm  E      A   F♯m
I'll be staying for many a day,
Bm  E       A  A7
I'm in love with you now

Bm       E    Bm   E    A
Do you think I'm fooling when I say I love you?

D D♭m G
I love you

Bm     E     Bm    E
Maybe you'll believe me when I'm finally through,
F7
Through, through, through

B♭ E♭   B♭ E♭ B♭ E♭     B♭  F7
I'm telling you now,     I know it's been said before
Cm   F     B♭  Gm
Say you love me and I will be sure
Cm  F      B♭ Gm  Cm  F      B♭ Gm
I'm in love with you now.     I'm in love with you now,
Cm  F   B♭ E♭  
I'm telling you now
エンディング
Dm A♭ B♭



●ロックンロールよもやま話   -その50-
               「オールディーズの再録音」
                                ご案内:チャーリー冷奴


グルーヴィンにはオールディーズのレコード・CDが多数ありますがオムニバス物(ヒット曲の寄せ集め)ものでオリジナル録音と再録音ものが混じったものも結構あります。
平子が高校時代に購入した2枚組みのLP「ジュークボックスジャイブ40」等はその代表格のようです。オリジナル録音と再録音ものが混ぜこぜなのですが素晴らしいものです。
また一つのアーティストのグレイティストヒッツものでも全体が再録音のものも若干あります。

もちろんオリジナル録音で揃えるのが一番望ましいのでしょうが購入時にはなかなか分かり辛いものです。特に輸入盤となるとなおさらですね。
ファンにとって購入時に判断が難しいアーティストの代表格を挙げてみますね

・ポール・アンカ
十代半ばから第一線で活躍している彼、ベスト盤等を購入時、オリジナルにこだわるならABCパラマウントの表記があればオリジナル録音と判断してよいでしょう。RCAビクターとなっていれば再録音と判断してよいでしょう。彼は61年暮れにRCAに移籍しているのですがその時代も「愛してほしいの」「ギターとワインで忘れたい」「エブリナイト」等多数のヒットを放っているのでややこしいのですがABC時代の代表曲もRCAで吹き込みし直しているのです。
 初期の作品の権利はABCにあるのですが若きポールは自費でそれを買い取ったらしいのです。
私が高校生当時に聞いた話ではポールは十代の自分の録音が満足出来なかったと記憶しています。そしてしばらくの間は封印した状態であったのでRCAの再録音が広く世間に出回ったのでしょう。(こうなるとファンの方もどれがオリジナルだか分からなくなるでしょう。)
もちろん再吹き込みの方も素晴らしい出来栄えなのでとても価値があるものです。
グルーヴィンにあるポールの音源はすべてアナログLPでABCのベスト盤が3枚、その後のRCAの録音物が2枚組LPと他1枚となっています。平子は変わっていて再録音物も大好きでだぶらせて購入しているのです。

・チャビー・チェッカー
60年代を突っ走ったツイスト男のヒット曲を揃えるのも大変なようです。
全盛時代に所属したカメオパークウェイが曲の権利を持っていますがチャビーがそこを離れてから多数の再録音を行っているのです。でもそれだけ需要があるのですから大したものですね。
最近までの彼のグレーティストヒッツ集はほとんどが再録音という事になっているかと思います。
グルーヴィンにあるアナログLPのベスト盤はカメオのオリジナル音源ですがCDのベスト盤2枚は再録のものです。
しかしそれはそれで円熟の歌声が聴けてとても味わい深いものです。
それでも最近ようやくオリジナル録音のCD盤が出たようです。
購入時の注意点はカメオパークウェイの表記があるもの選べばオリジナル録音という事でしょう。それでも輸入盤の時は特に判断が難しいようです。

さて上記二人にかかわらず出来ればオリジナル録音で揃えるのがよいのでしょうが再録音ものも実に面白いものです。仮に誤って?再録で購入してしまってもがっかりする事はないのではないでしょうか。同じアーティストが歌唱・演奏しているのですしとても価値があるものです。
著作権利の問題やアーティスト側の楽曲のクウォリティーを重視した考えもあるのでしょう。
またシングル盤とLP盤で同じ曲のアレンジが違う場合もあるでしょう。あまりこだわらずにのんびりとコレクションを楽しむのが一番でしょうね。縁があって購入しているのですからじっくり聴いてあげて下さい。間違いなく愛着が出てくるはずです。
50年代から60年代の作品達・・・オリジナルも再録音もポピュラーミュージックの歴史に残っていくものであろうと考えたいのです。どちらにしても若き時代の彼等の熱演なのですから!
今日も深夜のグルーヴィンのスピーカーからかつてのヒット曲が流れ続けています。
それを聴いて思わず目頭を押さえるお客様もおいでになります。隣にいるこちらももらい泣きしそうになるのです。
こんなちっぽけなミュージックバーでも存在している価値もあるのかもしれません。
本日もチャーリー冷奴が担当致しました。

拍手[0回]

PR
URL
FONT COLOR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら