[PR]
グルーヴィンはロックバーなのか?
このお店も今年の秋が来ると丸3年です。
最近はご常連の方が増えてのれん?をくぐってくれる事が多くなり本当に感謝です。
とはいえまだまだ研鑽が足りない新参者です。神保町の近くの他のショットバーは皆さん大先輩の店舗なのです。
初めてのご来店のお客様に聞くと
「歩いていたら看板を見つけたので」
「ネットを見て行こうと思ったんだよ。」
「○○さんに紹介されてね。」
「仕事場が近くでね。いつか入ろうと思ってた。」
これが基本的なご来店の理由です。
どれにしても有難い事です。
さて当店はコンセプトとしてBGMに超古~いロックンロールを流しています。
特にネットで探ってご来店頂いたお客様にご理解が困難なのが当店はロックバーというイメージを持ってしまうようなのです。
グルーヴィンの場合ロック音楽を期待しておいでの場合、ご満足される事がないと私は思います。
「ええっ、ロックバーじゃないの!」とびっくりされる方も相当いらっしゃると思います。
基本的にオールディーズバーと考えて頂けますと分かりやすいと思います。
1950年代から60年代中頃までの洋楽。ロックはその後これを元に変化して成り立ったもの。60年代後半から70年代・80年代に国・世代を超えて見事に開花した音楽芸術。
かといってこの私、70年代に青春を向かえておりましたのでオールディーズ以後の音楽も大好きです。当時私の好きなアーティストはエルトン・ジョン、ギルバート・オサリバン、スージー・クワトロ等でした。10CCにも凝っていました。
どちらかというとジャンルに拘りすぎる聴き方は面白くないと考えている方なのです。
ただしお店のコンセプトは大変大事なのでオールディーズとしているわけです。
逆に「古いロックンロールなんて聴かないよ」という方も多いでしょう。
ただひとつ言えそうな事は良いものにジャンルも古いも新しいもないのではと思います。
「良いものは良い」これが私の考え方なのです。
オーバーに言えばプレスリーがなければビートルズはなかったろうしビートルズがなければロックの歴史もほとんど形が変わっていたろうと思います。(存在してないかも・・・)
何事も古いものから積み上げていって現在の形が出来るわけでしょう。
現在のロック、Jポップ等がお好きな方もどうぞオールディーズ音楽に耳を傾けて頂ければと思います。よく聴いてみれば源流がご確認出来ていくと思うし、「古くてもなんかカッコいい」がご理解頂けると思います。
グルーヴィンで美味しいお酒を飲みながらどうぞBGMをお楽しみ頂きご活用下さいませ。
●「ギターで歌って遊ぼうよ。オールディーズポップス」
その8 さあ仕上げましょう。「サマーホリデイ」 クリフ・リチャード
さて今日はこの曲の2回目。
前回のイントロのフレーズと中間のギターソロはどうでしたか。
分かり辛く申し訳なかったです。
この曲の右手のリズムはチャッカ・チャッカのシャッフルです。2拍と4泊の頭にはアクセントでやや強くストロークするとロックぽくなります。
またもやド下手な演奏動画を付けました。参考頂けれと思いますが・・・
では仕上げてしまいましょうね。
(前回の動画でイントロの同じフレーズを3回繰り返すと言ってしまっているかと思いますがイントロ時は2回です。ごめんなさい。)
再度下記に歌詞とコードを載せておきます。
(なお動画のエンディングはF→E→Fという風にしております。)
「サマーホリデイ」
クリフ・リチャード&シャドウズ
(ギターイントロ)
E C♯m F♯m B7
We're all going on a summer holiday,
E C♯m F♯m B7
no more working for a week or two,
E C♯m F♯m B7
fun and laughter on our summer holiday,
F♯m B7 E G♯m Gm F♯m B7 E
no more worries for me and you, for a week or two.
F♯m B7 E
We're going where the sun shines brightly,
F♯m B7 E
We're going where the sea is blue,
G♯m F♯ B7
We've seen it in the movies, now let's see if it's true.
E C♯m F♯m B7
Everybody has a summer holiday,
E C♯m F♯m B7
Doing things they always wanted to,
E C♯m F♯m B7
So we're going on a summer holiday,
F♯m B7 E G♯m Gm F♯m B7 E
To make our dreams come tr...ue, for me and you.
(ギターソロ)
F♯m B7 E
We're going where the sun shines brightly,
F♯m B7 E
We're going where the sea is blue,
G♯m F♯ B7 C7
We've seen it in the movies, now let's see if it's true.
F Dm Gm C7
Everybody has a summer holiday,
F Dm Gm C7
Doing things they always wanted to,
F Dm Gm C7
So we're going on a summer holiday,
Gm C7 F Am G♯m Gm C7 F Gm F・・・
To make our dreams come tr...ue, for me and you. Oh・・・
●ロックンロールよもやま話 -その52-
「再び! 男らしさのロックンローラー フレディ・キャノン」
チャーリー・冷奴
以前この書き込みでディオンを取り上げた時に「男らしさのロックンローラー」としてお話を進めました。
さてそのディオンほど多数の大ヒット曲はありませんが50年代後半から60年代中期を駆け抜けたかっこいいロッカーがおりました。
本日の主役は米国のフレディ・キャノンです。
日本ではオールディーズロックンロールブームが70年代中盤にあり、その時でもこの人はほとんど語られていなかったと思います。ラジオのオールディーズ特集でもその曲がオンエアされるのは実に稀でした。もっともその全盛時代でも日本では人気が高まる事は少なかったと考えます。
この人の楽曲の特徴は大ヒット曲もいくつかあるのですが大半が本国米国でも中・小ヒットという感じなのです。しかしながら人気の息の長さは特筆ものでした。
先ほどお話した70年代の日本でのオールディーズブーム、その時いろいろなアーティストのレコードがベスト盤を中心に再発売されました。しかしながらやはりフレディは蚊帳の外でした。
80年代に私は輸入盤を探し彼のベスト盤LPを見つけ出しました。
「オオーッ!ようやく手に入れられる。」
そのレコードはFreddy Cannon 14Booming Hitsというものです。
彼の代表曲が14曲抜粋された優れものでした。
スピーディーでカッコいい曲ばかり!
脚光を浴びて表舞台に登場したのが1959年でしたので時代はかつてのハードなロックンロールではなくアイドルが人気を博すロッカバラードの時代に入っていたと思います。しかしながら彼が歌い続けたのは57・58年あたりの雰囲気を持つ「骨のあるロックンロールサウンド」でした。
最初はバンド活動をしていた彼、スワンレコードに所属してソロ活動を始めます。
まずは59年初夏に米国で「タラハシーラッシー」が大ヒット、チャートの6位まで上がります。
この曲は元々フレディの母が作り、それをフランク・スレイとボブ・クリューの二人が編曲したもののようです。
セカンドシングル「オーケフノーキー」は中ヒットとなりサードシングル「ニューオリンズ遥か」がまたもや大ヒットで3位まで上がります。
その後はスマッシュヒット、中ヒット、小ヒットを出し続けます。
不思議に消えていかないのは当時の若者(男女問わず)にその「ロック魂」が魅力的であったのでしょうか。発表されるシングルは基本アップテンポで快活なロックンロールです。
62年6月「恋のジェットコースター」が彼の久々の大ヒットとなり3位まで上がります。この曲初めて聴いた時、私はヘッドホーンを使用していたのですが途中でジェットコースターが両耳を行ったり来たりして頭の中を走りまわったのを思い出します。ハハハ!懐かしいな。
なおこの曲はその後70年代に人気復活のビーチボーイズにもカバーされるほどの歴史に残る曲となりました。
この後ヒットは小粒になりチャートに上がらない曲も多数出てきます。しかしまたもやそこで終わらないのが凄かった。スワンレコードからワーナーブラザースに移籍し64年「アビゲイルビーチャー」が16位まで上がるヒット!どっこい生きてたという感じでしょうか。
65年には「アクション」が13位となりました。
(彼のヒット曲はその全盛時代だけでも20曲をゆうに超えるのでベスト盤からもれたものも少しでも聴いておきたいと思うあまりオリジナルLPもだいぶ購入してしまいました。)
1940年マサチューセッツ州生まれのフレディ、全盛時からアイドルというよりはロックンローラーという売りで正に男らしさが前面に出ていました。
現在もライブ活動ですこぶる元気なようです。むしろ最近のプレイの方がハードさを増しているような。まあ70代なんてまだまだ若いですもんね。
曲の途中で「フーッ」「ワォーッ」とか「ウーッ」と賑やかな掛け声が彼の楽曲の魅力です。
グルーヴィンではアナログ盤でそのヒット曲の大半をお楽しみ頂けます。
是非ともおいでになったら平子にリクエストして下さい。
すべてが古い録音ですが現在のお若い方にもそのロック魂が熱く感じて頂けるはずです。それにちっぽけな悩みなんかすぐに吹きとんでしまうような明るいサウンドばかりです。前を向いて生きて行きましょう。どうにかなるなる!
本日もチャーリー冷奴が担当しました。
最近はご常連の方が増えてのれん?をくぐってくれる事が多くなり本当に感謝です。
とはいえまだまだ研鑽が足りない新参者です。神保町の近くの他のショットバーは皆さん大先輩の店舗なのです。
初めてのご来店のお客様に聞くと
「歩いていたら看板を見つけたので」
「ネットを見て行こうと思ったんだよ。」
「○○さんに紹介されてね。」
「仕事場が近くでね。いつか入ろうと思ってた。」
これが基本的なご来店の理由です。
どれにしても有難い事です。
さて当店はコンセプトとしてBGMに超古~いロックンロールを流しています。
特にネットで探ってご来店頂いたお客様にご理解が困難なのが当店はロックバーというイメージを持ってしまうようなのです。
グルーヴィンの場合ロック音楽を期待しておいでの場合、ご満足される事がないと私は思います。
「ええっ、ロックバーじゃないの!」とびっくりされる方も相当いらっしゃると思います。
基本的にオールディーズバーと考えて頂けますと分かりやすいと思います。
1950年代から60年代中頃までの洋楽。ロックはその後これを元に変化して成り立ったもの。60年代後半から70年代・80年代に国・世代を超えて見事に開花した音楽芸術。
かといってこの私、70年代に青春を向かえておりましたのでオールディーズ以後の音楽も大好きです。当時私の好きなアーティストはエルトン・ジョン、ギルバート・オサリバン、スージー・クワトロ等でした。10CCにも凝っていました。
どちらかというとジャンルに拘りすぎる聴き方は面白くないと考えている方なのです。
ただしお店のコンセプトは大変大事なのでオールディーズとしているわけです。
逆に「古いロックンロールなんて聴かないよ」という方も多いでしょう。
ただひとつ言えそうな事は良いものにジャンルも古いも新しいもないのではと思います。
「良いものは良い」これが私の考え方なのです。
オーバーに言えばプレスリーがなければビートルズはなかったろうしビートルズがなければロックの歴史もほとんど形が変わっていたろうと思います。(存在してないかも・・・)
何事も古いものから積み上げていって現在の形が出来るわけでしょう。
現在のロック、Jポップ等がお好きな方もどうぞオールディーズ音楽に耳を傾けて頂ければと思います。よく聴いてみれば源流がご確認出来ていくと思うし、「古くてもなんかカッコいい」がご理解頂けると思います。
グルーヴィンで美味しいお酒を飲みながらどうぞBGMをお楽しみ頂きご活用下さいませ。
●「ギターで歌って遊ぼうよ。オールディーズポップス」
その8 さあ仕上げましょう。「サマーホリデイ」 クリフ・リチャード
さて今日はこの曲の2回目。
前回のイントロのフレーズと中間のギターソロはどうでしたか。
分かり辛く申し訳なかったです。
この曲の右手のリズムはチャッカ・チャッカのシャッフルです。2拍と4泊の頭にはアクセントでやや強くストロークするとロックぽくなります。
またもやド下手な演奏動画を付けました。参考頂けれと思いますが・・・
では仕上げてしまいましょうね。
(前回の動画でイントロの同じフレーズを3回繰り返すと言ってしまっているかと思いますがイントロ時は2回です。ごめんなさい。)
再度下記に歌詞とコードを載せておきます。
(なお動画のエンディングはF→E→Fという風にしております。)
「サマーホリデイ」
クリフ・リチャード&シャドウズ
(ギターイントロ)
E C♯m F♯m B7
We're all going on a summer holiday,
E C♯m F♯m B7
no more working for a week or two,
E C♯m F♯m B7
fun and laughter on our summer holiday,
F♯m B7 E G♯m Gm F♯m B7 E
no more worries for me and you, for a week or two.
F♯m B7 E
We're going where the sun shines brightly,
F♯m B7 E
We're going where the sea is blue,
G♯m F♯ B7
We've seen it in the movies, now let's see if it's true.
E C♯m F♯m B7
Everybody has a summer holiday,
E C♯m F♯m B7
Doing things they always wanted to,
E C♯m F♯m B7
So we're going on a summer holiday,
F♯m B7 E G♯m Gm F♯m B7 E
To make our dreams come tr...ue, for me and you.
(ギターソロ)
F♯m B7 E
We're going where the sun shines brightly,
F♯m B7 E
We're going where the sea is blue,
G♯m F♯ B7 C7
We've seen it in the movies, now let's see if it's true.
F Dm Gm C7
Everybody has a summer holiday,
F Dm Gm C7
Doing things they always wanted to,
F Dm Gm C7
So we're going on a summer holiday,
Gm C7 F Am G♯m Gm C7 F Gm F・・・
To make our dreams come tr...ue, for me and you. Oh・・・
●ロックンロールよもやま話 -その52-
「再び! 男らしさのロックンローラー フレディ・キャノン」
チャーリー・冷奴
以前この書き込みでディオンを取り上げた時に「男らしさのロックンローラー」としてお話を進めました。
さてそのディオンほど多数の大ヒット曲はありませんが50年代後半から60年代中期を駆け抜けたかっこいいロッカーがおりました。
本日の主役は米国のフレディ・キャノンです。
日本ではオールディーズロックンロールブームが70年代中盤にあり、その時でもこの人はほとんど語られていなかったと思います。ラジオのオールディーズ特集でもその曲がオンエアされるのは実に稀でした。もっともその全盛時代でも日本では人気が高まる事は少なかったと考えます。
この人の楽曲の特徴は大ヒット曲もいくつかあるのですが大半が本国米国でも中・小ヒットという感じなのです。しかしながら人気の息の長さは特筆ものでした。
先ほどお話した70年代の日本でのオールディーズブーム、その時いろいろなアーティストのレコードがベスト盤を中心に再発売されました。しかしながらやはりフレディは蚊帳の外でした。
80年代に私は輸入盤を探し彼のベスト盤LPを見つけ出しました。
「オオーッ!ようやく手に入れられる。」
そのレコードはFreddy Cannon 14Booming Hitsというものです。
彼の代表曲が14曲抜粋された優れものでした。
スピーディーでカッコいい曲ばかり!
脚光を浴びて表舞台に登場したのが1959年でしたので時代はかつてのハードなロックンロールではなくアイドルが人気を博すロッカバラードの時代に入っていたと思います。しかしながら彼が歌い続けたのは57・58年あたりの雰囲気を持つ「骨のあるロックンロールサウンド」でした。
最初はバンド活動をしていた彼、スワンレコードに所属してソロ活動を始めます。
まずは59年初夏に米国で「タラハシーラッシー」が大ヒット、チャートの6位まで上がります。
この曲は元々フレディの母が作り、それをフランク・スレイとボブ・クリューの二人が編曲したもののようです。
セカンドシングル「オーケフノーキー」は中ヒットとなりサードシングル「ニューオリンズ遥か」がまたもや大ヒットで3位まで上がります。
その後はスマッシュヒット、中ヒット、小ヒットを出し続けます。
不思議に消えていかないのは当時の若者(男女問わず)にその「ロック魂」が魅力的であったのでしょうか。発表されるシングルは基本アップテンポで快活なロックンロールです。
62年6月「恋のジェットコースター」が彼の久々の大ヒットとなり3位まで上がります。この曲初めて聴いた時、私はヘッドホーンを使用していたのですが途中でジェットコースターが両耳を行ったり来たりして頭の中を走りまわったのを思い出します。ハハハ!懐かしいな。
なおこの曲はその後70年代に人気復活のビーチボーイズにもカバーされるほどの歴史に残る曲となりました。
この後ヒットは小粒になりチャートに上がらない曲も多数出てきます。しかしまたもやそこで終わらないのが凄かった。スワンレコードからワーナーブラザースに移籍し64年「アビゲイルビーチャー」が16位まで上がるヒット!どっこい生きてたという感じでしょうか。
65年には「アクション」が13位となりました。
(彼のヒット曲はその全盛時代だけでも20曲をゆうに超えるのでベスト盤からもれたものも少しでも聴いておきたいと思うあまりオリジナルLPもだいぶ購入してしまいました。)
1940年マサチューセッツ州生まれのフレディ、全盛時からアイドルというよりはロックンローラーという売りで正に男らしさが前面に出ていました。
現在もライブ活動ですこぶる元気なようです。むしろ最近のプレイの方がハードさを増しているような。まあ70代なんてまだまだ若いですもんね。
曲の途中で「フーッ」「ワォーッ」とか「ウーッ」と賑やかな掛け声が彼の楽曲の魅力です。
グルーヴィンではアナログ盤でそのヒット曲の大半をお楽しみ頂けます。
是非ともおいでになったら平子にリクエストして下さい。
すべてが古い録音ですが現在のお若い方にもそのロック魂が熱く感じて頂けるはずです。それにちっぽけな悩みなんかすぐに吹きとんでしまうような明るいサウンドばかりです。前を向いて生きて行きましょう。どうにかなるなる!
本日もチャーリー冷奴が担当しました。
PR
- トラックバックURLはこちら