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ロックンロール生誕60周年記念続きます。
●ロックンロール生誕60年記念その④「60年代初期のブリティッシュビートを楽しもう」
1960年代の初期、英国内で多数の若手のバンドがしのぎを削りました。
当時の英国ではなぜか50年代の米国産の古臭いハードなロックンロールやリズム&ブルースにも相変わらず拘りがあり荒削りながらも斬新なビートでライブを行うグループが多数存在しておりました。その中のトップバンドがその後に英国のヒットチャートに登場しビートルズの米国進出大成功後はそれを追従する形で世界に名が知れ渡るようになりました。
さてグルーヴィンでは7月8日(水)~11日(金)はロックンロール生誕60年記念その④「60年代初期のブリティッシュビートを楽しもう」と銘打ち主にビートルズ、ストーンズ以外のバンドの音源を中心にBGMとしてお楽しみ頂こうと思います。(この二つのグループは横綱なので・・・いまさらね!)
主な音源
ゾンビース、ホリーズ、アニマルズ、ビリーJクレーマー&ダコタス、マンフレッドマン、ピーター&ゴードン、サーチャーズ、スィンギングブルージーンズ、ジェリー&ペースメイカーズ、ハーマンズハーミッツ、フレディー&ドリーマーズ、ウェイン・フォンタナ&マインドベンダース等有名処・・・(アナログレコード及びCDにて)
60年代世界中の熱狂的なファンを獲得した彼等の全盛時のサウンドをグルーヴィンで美味しい洋酒とご一緒にお楽しみ下さい。
●7月の定休日のお知らせ
梅雨も後半です。
さて7月は下記のよう定休を頂きます。
(変更が出る場合は当ブログでお知らせ申し上げます。)
定休日
・7月 5日(日)
・7月12日(日)
・7月19日(日)
・7月20日(祝)
・7月26日(日)
従いまして7月は26回の営業でございます。
後半は暑くなるでしょう。
夏男の私、久し振りに連休も頂戴するので海かプールでばっちり焼いてみようっと!
●ロックンロールよもやま話 -その56-
「戻って来たエルヴィス」
ご案内:チャーリー・冷奴
58年春先に入隊したエルヴィス、時代はまだワイルドなロックンロール時代であったかな。60年に除隊しましたがこの期間でポピュラー音楽はかなり変化したようです。
ポップス界には若手女性歌手も台頭してきました。そして何より若いアイドル系の男性歌手。しかもその連中の実力も素晴らしいものでした。ニール・セダカ等はソングライターとしてもすでに一流でした。
さて復帰するキング、エルヴィスはどんなレコードを出していくのでしょう。
いよいよ除隊後第一作です。
・「本命はお前だ」
私が聴くところ57年「恋にしびれて」に近い感じがします。まずは以前のエルヴィスサウンドで勝負したような気がするのです。60年4月、5月見事にビルボードのトップを飾ります。やはり王者、ロックンローラーで復活。ただ私はエルヴィスのロックンロール時代はこの曲までと勝手に感じております。
B面「恋にいのちを」は重厚なバラードでスマッシュヒット。
・「イッツナウオアネバー」
エルヴィスはここから大変化を見せました。イタリア民謡「オーソレミオ」をアレンジしたこの曲、堂々と歌い切り見事な大ヒット、60年8月、9月に第1位を取り続けました。
他のアイドル歌手の楽曲とは違い絶大な歌唱力で勝負して大歌手へのスタートを切ったようです。B面は「メスオブブルース」でスマッシュヒット。
・「今夜は一人かい」
続「ラブミーテンダー」と私は少年時代思っておりました。
米国の古い楽曲のカバーでした。途中のセリフも切なく歴史的な名曲となり60年の暮れを飾りました。復活のこの年1960年はやはりキングであったのです。なおB面は「アイガッタノウ」
スマッシュヒットでしたがこの曲、バックコーラス隊とのかけあいが素晴らしく私大好きなんです。
・「サレンダー」
さあ「イッツナウオアネバー」の続きを!なんて。やはりイタリア民謡「帰れソレントへ」を元にアレンジ、61年3月に1位に輝きます。圧倒的なパフォーマンンスで米国を代表する大歌手となったと思います。B面は映画「嵐の季節」から「ロンリーマン」を選択しました。スマッシュヒット。
・「アイフィールソーバッド」
50年代リズム&ブルースの歌手チャック・ウィリスの作詞・作曲。
ちょっとブルージーな感じでまた違う路線を感じます。61年5月5位まで上がります。B面は映画「嵐の季節」より同名主題曲。実はこのB面曲はグルーヴィンにもありません。スマッシュヒットのようですが。
・「マリーは恋人」
さて軽やかなリズムも楽しい曲。(タン・タタン・タタン・スタンタン)この頃のエルヴィスはハードなロックンロールは小休止、その神のような歌唱力をパワーにして大人のポップスをシングル盤に取り上げているようです。なんとマイルドな歌声でしょうか。
61年9月に4位まで上がる大ヒット。B面「リトルシスター」も負けじとほぼ同時期に5位まで上がる大ヒットでした。
・「好きにならずにいられない」
やあこの曲がこの時期に出たのですね。エルヴィスのヒット曲の中でも超センチメンタルな(グスッ・・・)
映画「ブルーハワイ」の中よりシングルカット。映画では確かガールフレンドの家で彼女の祖母の前、オルゴールのメロディと一緒に歌うシーンが胸を熱くしました。(またグスッ・・・)
62年2月に2位まで上がる大ヒットとなりました。
「ブルーハワイ」はエルヴィスの映画の中でも特に出来が良いものと私は思います。またこのサントラ盤LPの各楽曲は泣けますね。うん・・・(三たびグスッ・・・)。
B面は同映画より「ロカフラベイビー」です。うーんGOOD!
こちらはスマッシュヒット。
・「グッドラックチャーム」
名曲が続きます。ゆったりとしたテンポですっかり落ち着いた大人の歌手の傑作バラード。
62年4月に「サレンダー」以来の1位をとります。
B面「エニシングザットパートオブユー」はスマッシュヒット。
・「あの娘がきみなら」
これもあまり知られていない曲か。まさに大人の聞くべき優良曲かな。ミディアムテンポのエルヴィス得意のパターンのロッカバラード。もっとも彼はなんでも得意ですが。
62年9月に5位まで上がります。
B面「内気な打ち明け」は中ヒットという感じ。
・「心の届かぬラブレター」
映画「ガールズガールズガールズ」よりシングルカット。楽しい曲でさすがによく売れました。62年年末2位を続けますが惜しい事にフォーシーズンズの「ビッグガールドントクライ」の大ヒットを抜けませんでした。
B面も同映画より「あなたは何処から」こちら僅かなヒットでした。
63年はもうエルヴィスと同時代に活躍していた歌手はやや時代遅れ気味でヒットチャートから消えていく感じかな。エルヴィスも影響を受けつつも映画にも頑張っております。
・「破れたハートを売り物に」
映画「ヤングヤングパレード」よりシングルカット。楽曲も楽しいものでしたが63年春先11位まででした。ベスト10を逃すのは???
歌詞も楽しく「失恋のハート、買わないですか?」というもの。
B面は同映画から「ゼイリマインドミートゥーマッチオブユー」で中ヒット。
・「悲しき悪魔」
エルヴィスの中でも最も60年代初期のロッカバラードぽいレパートリーかなって勝手に思います。途中でアップテンポに変わるいかにも楽しいポップス。さすがに大ヒットで63年8月に3位まで。
B面は「恋のあやつり糸」で特にヒットの記録はないような。
・「ボサノバベイビー」
映画「アカプルコの海」よりシングルカット。映画は高い崖の上から海へダイビングする飛び込み選手の恋の物語。63年11月に8位まで上がる大ヒット。
ラテンチックなアレンジでエレクトーンが効果的な曲でした。乱暴な見方ですがエルヴィスの「オールディーズ時代」の最後のビッグヒットではないかな。
B面は「ウィッチクラフト」でスマッシュヒット。
さあ数回にわたりエルヴィスの全盛時のシングルヒットを羅列致しました。
基本1956年から63年発表のものが全盛時代とグルーヴィンでは考えているようです。ようはオールディーズの時代、常にエルヴィスはトップであり続けたわけですね。
特に56年、57年は他を寄せ付けぬ圧倒的な存在、兵役がありましたがその後も安定して高い人気を維持しました。映画に主演、好青年を演じ映画のための吹込みが多くなり人気も落ち着き64年以後は英国ビートルズにバトンタッチ!
意外と主演映画に名作といえるタイプのものがあまりなかった気がします。特に60年代は明るい青春ものといった趣か。私的には「GIブルース」「ブルーハワイ」「恋のKOパンチ」「アカプルコの海」はかなり楽しめますが・・・その後はエルヴィスの映画もやや(かなりか)マンネリ気味になってきたか。こりゃ本人が一番感じていたでしょう。
64年になると相変わらずヒット曲も出ますがベスト10には入らなくなります。65年にオリオールズのカバーかな「涙のチャペル」が3位まで上がる成績を残しますが。
60年代末にまた復活するまでやや過去の大スターに近くなっていたかも。かといって消えていたわけでもないですがね。
さてステージに復活したその後のエルヴィスの爆発的な人気はここではもうお話しませんが、50年代ロックンロールキング、エルヴィス・プレスリーのもの凄さがお分かり頂けたかと思います。
なお今回の書き込みではシングルレコードのご紹介をしたのみになっておりますがエルヴィスは結構4曲入りEP盤も発売しています。そちらからヒットチャートに上ったもの結構あります。「おいおい結構ヒット曲が抜けてるぞ!」というファンも多いでしょうが恐らくその関係もあるでしょう。どうぞお許しを。
お気づきだと思いますが異様な程、両面ヒットが多いですね。当時でもここまで極端な人はいなかったでしょう。
エルヴィスがいなければビートルズは出てきたのでしょうか。というよりロックがどんなサウンドになって行ったか考えると恐ろしいものですね。ロックはなかったかも。
キングオブロックンロール!とにかく類を見ない凄いアーティストでした。あなたの大好きなロックスターやアイドル達もこの人がいなければまったく存在してないといっても過言ではないでしょう。
どうぞお若い方々もエルヴィスの音源を購入してみて下さい。
なお今回ご紹介したエルヴィスの音源は基本アナログ盤でグルーヴィンでは聴く事が出来ます。美味しい洋酒を飲みながら偉大な彼の足跡を味わって下さいね。
いやあ凄い人でした・・・でもエルヴィス特集もこれで終了です。寂しいです。(四たびグスッ・・・ウッ・ウッ・・・)
1960年代の初期、英国内で多数の若手のバンドがしのぎを削りました。
当時の英国ではなぜか50年代の米国産の古臭いハードなロックンロールやリズム&ブルースにも相変わらず拘りがあり荒削りながらも斬新なビートでライブを行うグループが多数存在しておりました。その中のトップバンドがその後に英国のヒットチャートに登場しビートルズの米国進出大成功後はそれを追従する形で世界に名が知れ渡るようになりました。
さてグルーヴィンでは7月8日(水)~11日(金)はロックンロール生誕60年記念その④「60年代初期のブリティッシュビートを楽しもう」と銘打ち主にビートルズ、ストーンズ以外のバンドの音源を中心にBGMとしてお楽しみ頂こうと思います。(この二つのグループは横綱なので・・・いまさらね!)
主な音源
ゾンビース、ホリーズ、アニマルズ、ビリーJクレーマー&ダコタス、マンフレッドマン、ピーター&ゴードン、サーチャーズ、スィンギングブルージーンズ、ジェリー&ペースメイカーズ、ハーマンズハーミッツ、フレディー&ドリーマーズ、ウェイン・フォンタナ&マインドベンダース等有名処・・・(アナログレコード及びCDにて)
60年代世界中の熱狂的なファンを獲得した彼等の全盛時のサウンドをグルーヴィンで美味しい洋酒とご一緒にお楽しみ下さい。
●7月の定休日のお知らせ
梅雨も後半です。
さて7月は下記のよう定休を頂きます。
(変更が出る場合は当ブログでお知らせ申し上げます。)
定休日
・7月 5日(日)
・7月12日(日)
・7月19日(日)
・7月20日(祝)
・7月26日(日)
従いまして7月は26回の営業でございます。
後半は暑くなるでしょう。
夏男の私、久し振りに連休も頂戴するので海かプールでばっちり焼いてみようっと!
●ロックンロールよもやま話 -その56-
「戻って来たエルヴィス」
ご案内:チャーリー・冷奴
58年春先に入隊したエルヴィス、時代はまだワイルドなロックンロール時代であったかな。60年に除隊しましたがこの期間でポピュラー音楽はかなり変化したようです。
ポップス界には若手女性歌手も台頭してきました。そして何より若いアイドル系の男性歌手。しかもその連中の実力も素晴らしいものでした。ニール・セダカ等はソングライターとしてもすでに一流でした。
さて復帰するキング、エルヴィスはどんなレコードを出していくのでしょう。
いよいよ除隊後第一作です。
・「本命はお前だ」
私が聴くところ57年「恋にしびれて」に近い感じがします。まずは以前のエルヴィスサウンドで勝負したような気がするのです。60年4月、5月見事にビルボードのトップを飾ります。やはり王者、ロックンローラーで復活。ただ私はエルヴィスのロックンロール時代はこの曲までと勝手に感じております。
B面「恋にいのちを」は重厚なバラードでスマッシュヒット。
・「イッツナウオアネバー」
エルヴィスはここから大変化を見せました。イタリア民謡「オーソレミオ」をアレンジしたこの曲、堂々と歌い切り見事な大ヒット、60年8月、9月に第1位を取り続けました。
他のアイドル歌手の楽曲とは違い絶大な歌唱力で勝負して大歌手へのスタートを切ったようです。B面は「メスオブブルース」でスマッシュヒット。
・「今夜は一人かい」
続「ラブミーテンダー」と私は少年時代思っておりました。
米国の古い楽曲のカバーでした。途中のセリフも切なく歴史的な名曲となり60年の暮れを飾りました。復活のこの年1960年はやはりキングであったのです。なおB面は「アイガッタノウ」
スマッシュヒットでしたがこの曲、バックコーラス隊とのかけあいが素晴らしく私大好きなんです。
・「サレンダー」
さあ「イッツナウオアネバー」の続きを!なんて。やはりイタリア民謡「帰れソレントへ」を元にアレンジ、61年3月に1位に輝きます。圧倒的なパフォーマンンスで米国を代表する大歌手となったと思います。B面は映画「嵐の季節」から「ロンリーマン」を選択しました。スマッシュヒット。
・「アイフィールソーバッド」
50年代リズム&ブルースの歌手チャック・ウィリスの作詞・作曲。
ちょっとブルージーな感じでまた違う路線を感じます。61年5月5位まで上がります。B面は映画「嵐の季節」より同名主題曲。実はこのB面曲はグルーヴィンにもありません。スマッシュヒットのようですが。
・「マリーは恋人」
さて軽やかなリズムも楽しい曲。(タン・タタン・タタン・スタンタン)この頃のエルヴィスはハードなロックンロールは小休止、その神のような歌唱力をパワーにして大人のポップスをシングル盤に取り上げているようです。なんとマイルドな歌声でしょうか。
61年9月に4位まで上がる大ヒット。B面「リトルシスター」も負けじとほぼ同時期に5位まで上がる大ヒットでした。
・「好きにならずにいられない」
やあこの曲がこの時期に出たのですね。エルヴィスのヒット曲の中でも超センチメンタルな(グスッ・・・)
映画「ブルーハワイ」の中よりシングルカット。映画では確かガールフレンドの家で彼女の祖母の前、オルゴールのメロディと一緒に歌うシーンが胸を熱くしました。(またグスッ・・・)
62年2月に2位まで上がる大ヒットとなりました。
「ブルーハワイ」はエルヴィスの映画の中でも特に出来が良いものと私は思います。またこのサントラ盤LPの各楽曲は泣けますね。うん・・・(三たびグスッ・・・)。
B面は同映画より「ロカフラベイビー」です。うーんGOOD!
こちらはスマッシュヒット。
・「グッドラックチャーム」
名曲が続きます。ゆったりとしたテンポですっかり落ち着いた大人の歌手の傑作バラード。
62年4月に「サレンダー」以来の1位をとります。
B面「エニシングザットパートオブユー」はスマッシュヒット。
・「あの娘がきみなら」
これもあまり知られていない曲か。まさに大人の聞くべき優良曲かな。ミディアムテンポのエルヴィス得意のパターンのロッカバラード。もっとも彼はなんでも得意ですが。
62年9月に5位まで上がります。
B面「内気な打ち明け」は中ヒットという感じ。
・「心の届かぬラブレター」
映画「ガールズガールズガールズ」よりシングルカット。楽しい曲でさすがによく売れました。62年年末2位を続けますが惜しい事にフォーシーズンズの「ビッグガールドントクライ」の大ヒットを抜けませんでした。
B面も同映画より「あなたは何処から」こちら僅かなヒットでした。
63年はもうエルヴィスと同時代に活躍していた歌手はやや時代遅れ気味でヒットチャートから消えていく感じかな。エルヴィスも影響を受けつつも映画にも頑張っております。
・「破れたハートを売り物に」
映画「ヤングヤングパレード」よりシングルカット。楽曲も楽しいものでしたが63年春先11位まででした。ベスト10を逃すのは???
歌詞も楽しく「失恋のハート、買わないですか?」というもの。
B面は同映画から「ゼイリマインドミートゥーマッチオブユー」で中ヒット。
・「悲しき悪魔」
エルヴィスの中でも最も60年代初期のロッカバラードぽいレパートリーかなって勝手に思います。途中でアップテンポに変わるいかにも楽しいポップス。さすがに大ヒットで63年8月に3位まで。
B面は「恋のあやつり糸」で特にヒットの記録はないような。
・「ボサノバベイビー」
映画「アカプルコの海」よりシングルカット。映画は高い崖の上から海へダイビングする飛び込み選手の恋の物語。63年11月に8位まで上がる大ヒット。
ラテンチックなアレンジでエレクトーンが効果的な曲でした。乱暴な見方ですがエルヴィスの「オールディーズ時代」の最後のビッグヒットではないかな。
B面は「ウィッチクラフト」でスマッシュヒット。
さあ数回にわたりエルヴィスの全盛時のシングルヒットを羅列致しました。
基本1956年から63年発表のものが全盛時代とグルーヴィンでは考えているようです。ようはオールディーズの時代、常にエルヴィスはトップであり続けたわけですね。
特に56年、57年は他を寄せ付けぬ圧倒的な存在、兵役がありましたがその後も安定して高い人気を維持しました。映画に主演、好青年を演じ映画のための吹込みが多くなり人気も落ち着き64年以後は英国ビートルズにバトンタッチ!
意外と主演映画に名作といえるタイプのものがあまりなかった気がします。特に60年代は明るい青春ものといった趣か。私的には「GIブルース」「ブルーハワイ」「恋のKOパンチ」「アカプルコの海」はかなり楽しめますが・・・その後はエルヴィスの映画もやや(かなりか)マンネリ気味になってきたか。こりゃ本人が一番感じていたでしょう。
64年になると相変わらずヒット曲も出ますがベスト10には入らなくなります。65年にオリオールズのカバーかな「涙のチャペル」が3位まで上がる成績を残しますが。
60年代末にまた復活するまでやや過去の大スターに近くなっていたかも。かといって消えていたわけでもないですがね。
さてステージに復活したその後のエルヴィスの爆発的な人気はここではもうお話しませんが、50年代ロックンロールキング、エルヴィス・プレスリーのもの凄さがお分かり頂けたかと思います。
なお今回の書き込みではシングルレコードのご紹介をしたのみになっておりますがエルヴィスは結構4曲入りEP盤も発売しています。そちらからヒットチャートに上ったもの結構あります。「おいおい結構ヒット曲が抜けてるぞ!」というファンも多いでしょうが恐らくその関係もあるでしょう。どうぞお許しを。
お気づきだと思いますが異様な程、両面ヒットが多いですね。当時でもここまで極端な人はいなかったでしょう。
エルヴィスがいなければビートルズは出てきたのでしょうか。というよりロックがどんなサウンドになって行ったか考えると恐ろしいものですね。ロックはなかったかも。
キングオブロックンロール!とにかく類を見ない凄いアーティストでした。あなたの大好きなロックスターやアイドル達もこの人がいなければまったく存在してないといっても過言ではないでしょう。
どうぞお若い方々もエルヴィスの音源を購入してみて下さい。
なお今回ご紹介したエルヴィスの音源は基本アナログ盤でグルーヴィンでは聴く事が出来ます。美味しい洋酒を飲みながら偉大な彼の足跡を味わって下さいね。
いやあ凄い人でした・・・でもエルヴィス特集もこれで終了です。寂しいです。(四たびグスッ・・・ウッ・ウッ・・・)
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