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もうすぐオープン3周年
●9月の営業について
神保町のオールディーズロックバーのグルーヴィンも10月でオープン3周年となります。
とにかく先輩の方々から「3年は我慢するのだ」と教えられてきました。お店の存在が知れてくるのにそれだけかかるという事のようです。確かにここの所ふいにドアをオープンして頂き、その後も定期的にご来店頂く事が増えました。「石の上にも」と申しますがこのネット時代の現在でもこれは変わっていないようです。
さて早速ですがオープン3周年記念の特別企画の一つ目です。シルバーウィークの期間は題しまして「夕方からグルーヴィン」です。
9月21日(月・敬老の日)、22日(火・国民の休日)、23日(水・秋分の日)の3日間は夕方5時からオープン、11時クローズの特別営業となります。
(普段でしたら祝日はお休みなのですが。)
☆まずは9月定休日のお知らせを
・9月 6日(日)
・9月13日(日)
・9月20日(日)
・9月27日(日)
※9月は26日間の営業となります。
☆ オープン3周年記念特別営業「夕方からグルーヴィン」及びロックンロール生誕60年記念その⑤⑥⑦
・9月21日(月・敬老の日)夕方5時オープン夜11時クローズ
⑤「バディ・ホリー特集・伝説の天才ロックンローラー」
・9月22日(火・国民の休日)夕方5時オープン夜11時クローズ
⑥「エルヴィス・プレスリー特集・ロックンロール黄金時代」
・9月23日(水・秋分の日) 夕方5時オープン夜11時クローズ
⑦「60年代初期のブリティッシュビートを楽しもう。パート2」
一気に3日間を突っ走ります。
秋からは3周年記念企画とロック生誕60年がリンクしてまいります。お楽しみに。
●ロックンロールよもやま話 -その62-
「ロックンロールの女王」
ご案内:チャーリー・冷奴
暑さもだいぶ和らいできたようですね。長期で夏休みをとりましたが久しぶりに登場させて頂きます。
さてロックンロールの創世記1955年~58年くらいはほぼ男性アーティストがメインでしたがいよいよポップなサウンドがロックの主流になってくると女性歌手がアイドルとして多数ヒットパレードを賑わします。その中でトップ一人を選ぶとするとやはりコニー・フランシスでしょう。
私が学生時代の70年代中盤はもうオールディーズのレコードはほぼ廃盤で手に入る歌手はエルヴィス、パット・ブーン、ニール・セダカ、ポール・アンカ(RCAビクターでの再録)、ペギー・マーチ、フランスのシルヴィー・バルタンとか・・・
そして本日の主役コニー・フランシスでした。それだけ日本人に愛されたという事でしょう。
コニーは1938年12月ニュージャージーで生まれました。コンチェッタ ロサ マリア フランコネロが本名のようです。イタリア系だそうです。かつてのマカロニウェスタンの大スターみたいな名前です。
少女時代にタレントショーで有名になり歌の世界へ。苦労してMGMと契約、ようやくレコードを多数発表しますがまったく話題になりません。数年が経ち、やや諦めもでていたと思います。父親のすすめもあり古いスタンダード「フーズソーリーナウ」を録音・発売します。ロッカバラードでややカントリーの味わいが素敵な曲で58年に4位まで上がる大ヒット。本人、父親等関係者はどんなに嬉しかった事でしょう。
その後は今までの不振が嘘のようにヒット曲を連発します。
62年に歴史に残る名曲「ヴァケーション」を9位までの大ヒット後はややチャートは下げていきますが65年位まではトップスターであったと思います。米国でも50曲ものヒット曲は持っている彼女、当時、世界中にファンが多くヨーロッパではドイツ、アジアでは日本で特に人気が高いようで日本語で録音された曲が沢山ヒットしました。そのためか日本では米国でヒットした曲が少々隠れてしまうような感もあったようです。「可愛いベイビー」「夢のデイト」「大人になりたい」「ボーイハント」「想い出の冬休み」「渚のデイト」等、日本語の発音が実に上手く本人の録音前の練習量は凄まじいものであったでしょう。彼女の成功がその後の他の人気歌手の日本語録音に拍車をかけてくれたのでしょう。ジョニー・ティロットソン、ペギー・マーチ、ポールとポーラ、ニール・セダカ、ジョニー・シンバル。
歌唱力が素晴らしくゆったりとしたバラードでは日本の八代亜紀さんが得意の泣きながらフレーズをつなげていくスタイルも彼女の特徴でしょうか。歌謡曲・演歌にもかなりの影響を与えたはずです。
またコニーが一人で多重録音で異なるパートを歌う事を多様しているのはやはり当時の他のアイドルよりも歌唱が抜きん出ていたとしか言いようがないと思います。
コニーはあまりにもレコーディングした曲が多くそれも世界的で各言語で録音をしているので彼女の全録音を揃えている人は相当少ないでしょう。私等彼女のヒット曲の半分くらいしか聴けていないと思います。
グルーヴィンではアナログ盤で全盛期の大半のシングルヒット、CDで日本語吹込みの貴重な録音がお聴き頂けます。
さてオールディーズロックンロールのキングはエルヴィスかチャック・ベリーか。それならばクイーンは間違いなくコニーだと私は思っております。後に次ぐのはブレンダ・リーか。
ロックの歴史の中で50年代末から60年代初期のロッカバラードの時代の歌手は軽く見られているのではないでしょうか。ロカビリー旋風の後、世界の家庭ではテレビやラジオで沢山のアイドル歌手を見て大人も子供も楽しんでいたと思います。このサウンドはその後のマージービート等のブリティッシュバンドにも多大な影響を与え、今現在活躍するアーティストもこれらのサウンドを基盤にしていると私は確信しています。特にコニーがいなければ現在の音楽界の女性の立場も違ったものになっていたのではないでしょうか。
今の音楽界は男性と女性は対等だと思います。しかし彼女が活躍し始めた頃はまったく違っていたと思います。しかも男優勢の当時のポピュラー音楽界。
現在の音楽ファンの方々、どうぞコニーの歴史的な楽曲と圧倒的な歌唱力を再確認されて下さい。
もしお酒がお好きなら神保町グルーヴィンでコニーとご一緒して下さいね。
神保町のオールディーズロックバーのグルーヴィンも10月でオープン3周年となります。
とにかく先輩の方々から「3年は我慢するのだ」と教えられてきました。お店の存在が知れてくるのにそれだけかかるという事のようです。確かにここの所ふいにドアをオープンして頂き、その後も定期的にご来店頂く事が増えました。「石の上にも」と申しますがこのネット時代の現在でもこれは変わっていないようです。
さて早速ですがオープン3周年記念の特別企画の一つ目です。シルバーウィークの期間は題しまして「夕方からグルーヴィン」です。
9月21日(月・敬老の日)、22日(火・国民の休日)、23日(水・秋分の日)の3日間は夕方5時からオープン、11時クローズの特別営業となります。
(普段でしたら祝日はお休みなのですが。)
☆まずは9月定休日のお知らせを
・9月 6日(日)
・9月13日(日)
・9月20日(日)
・9月27日(日)
※9月は26日間の営業となります。
☆ オープン3周年記念特別営業「夕方からグルーヴィン」及びロックンロール生誕60年記念その⑤⑥⑦
・9月21日(月・敬老の日)夕方5時オープン夜11時クローズ
⑤「バディ・ホリー特集・伝説の天才ロックンローラー」
・9月22日(火・国民の休日)夕方5時オープン夜11時クローズ
⑥「エルヴィス・プレスリー特集・ロックンロール黄金時代」
・9月23日(水・秋分の日) 夕方5時オープン夜11時クローズ
⑦「60年代初期のブリティッシュビートを楽しもう。パート2」
一気に3日間を突っ走ります。
秋からは3周年記念企画とロック生誕60年がリンクしてまいります。お楽しみに。
●ロックンロールよもやま話 -その62-
「ロックンロールの女王」
ご案内:チャーリー・冷奴
暑さもだいぶ和らいできたようですね。長期で夏休みをとりましたが久しぶりに登場させて頂きます。
さてロックンロールの創世記1955年~58年くらいはほぼ男性アーティストがメインでしたがいよいよポップなサウンドがロックの主流になってくると女性歌手がアイドルとして多数ヒットパレードを賑わします。その中でトップ一人を選ぶとするとやはりコニー・フランシスでしょう。
私が学生時代の70年代中盤はもうオールディーズのレコードはほぼ廃盤で手に入る歌手はエルヴィス、パット・ブーン、ニール・セダカ、ポール・アンカ(RCAビクターでの再録)、ペギー・マーチ、フランスのシルヴィー・バルタンとか・・・
そして本日の主役コニー・フランシスでした。それだけ日本人に愛されたという事でしょう。
コニーは1938年12月ニュージャージーで生まれました。コンチェッタ ロサ マリア フランコネロが本名のようです。イタリア系だそうです。かつてのマカロニウェスタンの大スターみたいな名前です。
少女時代にタレントショーで有名になり歌の世界へ。苦労してMGMと契約、ようやくレコードを多数発表しますがまったく話題になりません。数年が経ち、やや諦めもでていたと思います。父親のすすめもあり古いスタンダード「フーズソーリーナウ」を録音・発売します。ロッカバラードでややカントリーの味わいが素敵な曲で58年に4位まで上がる大ヒット。本人、父親等関係者はどんなに嬉しかった事でしょう。
その後は今までの不振が嘘のようにヒット曲を連発します。
62年に歴史に残る名曲「ヴァケーション」を9位までの大ヒット後はややチャートは下げていきますが65年位まではトップスターであったと思います。米国でも50曲ものヒット曲は持っている彼女、当時、世界中にファンが多くヨーロッパではドイツ、アジアでは日本で特に人気が高いようで日本語で録音された曲が沢山ヒットしました。そのためか日本では米国でヒットした曲が少々隠れてしまうような感もあったようです。「可愛いベイビー」「夢のデイト」「大人になりたい」「ボーイハント」「想い出の冬休み」「渚のデイト」等、日本語の発音が実に上手く本人の録音前の練習量は凄まじいものであったでしょう。彼女の成功がその後の他の人気歌手の日本語録音に拍車をかけてくれたのでしょう。ジョニー・ティロットソン、ペギー・マーチ、ポールとポーラ、ニール・セダカ、ジョニー・シンバル。
歌唱力が素晴らしくゆったりとしたバラードでは日本の八代亜紀さんが得意の泣きながらフレーズをつなげていくスタイルも彼女の特徴でしょうか。歌謡曲・演歌にもかなりの影響を与えたはずです。
またコニーが一人で多重録音で異なるパートを歌う事を多様しているのはやはり当時の他のアイドルよりも歌唱が抜きん出ていたとしか言いようがないと思います。
コニーはあまりにもレコーディングした曲が多くそれも世界的で各言語で録音をしているので彼女の全録音を揃えている人は相当少ないでしょう。私等彼女のヒット曲の半分くらいしか聴けていないと思います。
グルーヴィンではアナログ盤で全盛期の大半のシングルヒット、CDで日本語吹込みの貴重な録音がお聴き頂けます。
さてオールディーズロックンロールのキングはエルヴィスかチャック・ベリーか。それならばクイーンは間違いなくコニーだと私は思っております。後に次ぐのはブレンダ・リーか。
ロックの歴史の中で50年代末から60年代初期のロッカバラードの時代の歌手は軽く見られているのではないでしょうか。ロカビリー旋風の後、世界の家庭ではテレビやラジオで沢山のアイドル歌手を見て大人も子供も楽しんでいたと思います。このサウンドはその後のマージービート等のブリティッシュバンドにも多大な影響を与え、今現在活躍するアーティストもこれらのサウンドを基盤にしていると私は確信しています。特にコニーがいなければ現在の音楽界の女性の立場も違ったものになっていたのではないでしょうか。
今の音楽界は男性と女性は対等だと思います。しかし彼女が活躍し始めた頃はまったく違っていたと思います。しかも男優勢の当時のポピュラー音楽界。
現在の音楽ファンの方々、どうぞコニーの歴史的な楽曲と圧倒的な歌唱力を再確認されて下さい。
もしお酒がお好きなら神保町グルーヴィンでコニーとご一緒して下さいね。
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