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9月の特別営業、当店のBGM、話題も豊富です。
9月の当店のお休みは日曜日のみです。
それでは繰り返し9月の祝日特別営業をシツコクお知らせ致します。
☆ オープン3周年記念特別営業「夕方からグルーヴィン」及びロックンロール生誕60年記念その⑤⑥⑦
・9月21日(月・敬老の日)夕方5時オープン夜11時クローズ
⑤「バディ・ホリー特集・伝説の天才ロックンローラー」
・9月22日(火・国民の休日)夕方5時オープン夜11時クローズ
⑥「エルヴィス・プレスリー特集・ロックンロール黄金時代」
・9月23日(水・秋分の日) 夕方5時オープン夜11時クローズ
⑦「60年代初期のブリティッシュビートを楽しもう。パート2」
●古臭いBGMが今日も流れます。
夜8時にオープンするとすぐにお客様がいらっしゃる時と相当時間がたってからドアが開く時といろいろです。お店を始める前は想像もしていなかったのですがバーは早い時間から賑わうものではないのですね。ですから大概のショットバーは7時オープンが多いと思います。お仕事が終了して一軒目のお店は恐らく居酒屋さんという事になりますね。となると7時から飲み始めれば2軒目以後のバーに来るのは必然的に9時・10時という事が自然になります。
むしろグルーヴィンは朝まで営業するのが売りですのでいわゆる真夜中に賑わう事がよくあります。
さてさて早目の時間にお客様がいない状況でもBGMのオールディーズロックを流しています。3年近く営業しているのですがコンセプトのBGMは変わりません。
お客様のご希望で70年代以後のロックやポピュラーソングをかける事もあります。
ただせっかくこのお店に来ているのだから是非とも多少無理をしてもオールディーズロックを聴いて欲しいのです。ハードロックやディスコ・ソウルは他店舗の音源が充実したミュージックバーでいくらでも味わえます。むしろ当店なんかお話になりません。
最近男性のお客様が実に面白い発想でご来店されました。
「ハードロック以前のロックをさかのぼって聴いてみたいのですけど」
これは素晴らしい考え方だと思います。ブリティッシュグループ等がカヴァー演奏した曲のオリジナルを聴くと「オオッ~、これは凄いな。」
一例をあげるとザ・フー「サマータイムブルース」。オリジナルは当然若くしてこの世を去ったエディ・コクランです。この曲は熱心なロックファンでもエディが最初に大ヒットさせたものだと知られていない事が多いのです。
ストーンズ、ビートルズをさかのぼればリトル・リチャードやチャック・ベリーに到達したり、ロイド・プライスやラリー・ウィリアムスとか。
最初のハードロックはなんだろうと言われたのですが「キンクスのユーリアリーガットミーに雰囲気が感じられます。」と答えました。実はキングスメン「ルイルイ」あたりもありかなと思います。
エレキギター奏者のリンク・レイの58年のヒット「ランブル」もすでにハードロック感が出ております。
結構知識が豊富な方でもことロックになると拘ってしまう事も多いようです。
「俺は●●以外はと聴かない。」とか「○○は感性にあわない。」とか、ジャンル分けや決めつけがお好きな方も多いのですね。
新しいものを聴くのは自然なのでしょうが、どんなに古いものだって初めて聴けば新鮮な発見なのです。実は古いからかっこ悪いのではなく結構かっこいいのです。ご自分のお好きな時代だけに拘る事もないのでは。
さて屁理屈はともかく、のんびりとさかのぼって聴いてみてください。あなたの好きなロックアーティストはさかのぼれば恐らくビートルズに行きつくのかもしれません。決めつけるのは嫌いですが、これは避けて通れないでしょう。そしてそこから更にさかのぼるとロックンロールやロカビリー、ブルース、カントリー&ウェスタンとなるのかもしれません。
せっかく都内にこんな変な店があるのですからどうぞ皆様、昭和30年代のロック音楽を体感してみて下さい。
あなたにとってただの古い不要な音源なのでしょうか。それとも・・・そうでないとしたらその興奮は計り知れないもの。言い方は良くないですがエクスタシーになってしまうかもしれません。
あっ、もちろん美味しい洋酒がお供させて頂きます。
●ロックンロールよもやま話 -その64-
「超セクシーなロカビリー・一瞬の煌き」
ご案内:チャーリー・冷奴
ロックがカントリーミュージックとブルースのシャッフルとすると特に白人歌手側は当然カントリー歌手がブルースに傾斜していったのですね。ロカビリー音楽は特に白人側の味わいが強い楽曲という事でしょうか。
エルヴィスが台頭する頃、やはり同系統の歌手は多数いましたがじゃあ皆ヒットを飛ばせたかというとそうでもないようです。ジェリー・リー・ルイス、カール・パーキンスあたりは大成功例です。彼等よりやや後輩のバディ・ホリー、エディ・コクラン、バディ・ノックスもそうでしょう。そして本日の主役もその一人、ジーン・ヴィンセントです。
35年2月11日バージニア州ノーフォークで生まれました。本名はヴィンセント・ユージン・クラドック。実家は貧しい家庭だったそうです。
ハイスクール時代ブルースとカントリーが好きであったそうでどうもこのへんもロカビリー構築に関係があるのでしょう。
ハイスクールは途中で退学、なんと海軍に入るのですがどうも年齢を偽っていたようなのです。得意のギターはこの時あたりから磨きがかかったようですね。
53年(55年説もあり)運命を左右するオートバイ事故により一生左足が曲がらなくなる程の重症を負います。
除隊後は故郷でラジオ番組に出演、歌っていたりしていましたがこの時に仲のよかったDJと一緒に曲を書いたのが歴史に残る名曲「ビーバップアルーラ」だそうです。作曲はジーンのようです。
この曲をまずはテープに録音してみてキャピトルレコードに持ち込みました。あまりに衝撃的な曲、セクシーすぎてこんなのまずいというところかキャピトルは「駄目だよ」と反発したようです。しかしその中でもこの曲の魅力を認めた重役が一人いてなんとか契約が出来たようです。最初は「ビーバップアルーラ」はどうもB面であったのですがなんと56年6月に9位まで上がる空前の大ヒットになりました。バックには名ギタリストのクリフ・ギャラップを配するブルーキャップスを従えており彼等の衣装はツナギや皮ジャンにハンチング帽をかぶり、まさにバイク乗り、ゴロツキのイメージです。何よりギターをかき鳴らしながらのジーンの歌唱が何かを連想させる吐息でマイクロフォンにからむ放送禁止もの、実にセンセーショナルであったようです。まさに初期のロックは悪魔の音楽であったかもしれません。特にこのロックのイメージはジーンとジェリー・リー・ルイスによって強められた感がありますがいかがなもんでしょう。
さて人気はこの時期が最高であったようです。その後発表するシングルはなんとヒットランクを下げてしまいます。セカンドの「レースウィズザデビル」は96位の小ヒット、6枚目の「ロッタラヴィン」は14位とかなり大きなヒットになりましたが7枚目の「ダンストゥザバップ」は43位のスマッシュヒット。ようするにその他のシングルはヒットしなかったのでしょう。ただなかなかの名曲もあり「ブルージーンバップ」「セイママ」「シルヴァリームーン」等は歴史に残る名演とも私は思いますです。
59年6月には来日して東京有楽町の日本劇場のステージ「日劇ウェスタンカーニバル」に客演、不自由な左足をひきづりながら熱演をした記録が残っております。
米国での人気もかげったものですが英国等ヨーロッパでは相変わらず評価が高くエディ・コクランと組んで60年にツアーを行い好評を博します。この時英国でまたもや彼を交通事故が襲います。ツアーが程よくかたづいてしばし休暇に入るかという事でエディ達とタクシーで空港に向かう途中、追突で車が大破、この事故でエディは亡くなり、ジーンは怪我を負います。しかし英国での活動していた時代は事故はともかく彼の一番輝いていた時期なのかもしれません。
その後も彼は演奏活動を続けます。時代はアイドルポップの時代、彼も「ミスターロンリネス」や「ラッキースター」といったポップな曲を録音しています。それもなかなかクールな出来になっています。
そして数年、時代はブリティッシュバンドの時代に。
71年10月31日ロスの病院にて胃潰瘍でこの世を去ります。お酒の飲み過ぎが影響したという話も聞いた事がありますがどうなのでしょう。36歳でありました。
ロカビリーは非常に短い期間の一瞬の煌きだと思えます。他のロカビリアンは結局エルヴィスを凌ぐ事はなくブームの後、元のカントリー界で大成功した例も多いです。
コンウェイ・トゥイッティ、ジェリー・リー・ルイス等は黄金時代を二度持っていると思います。カール・パーキンスもそうでしょう。ジーンには「ビーバップアルーラ」の成功の後どうしても激しい尻すぼみのイメージがついてしまいます。何か寂しい感じがします。
ジーンはカントリーではなく死の直前までロックを貫いたようです。ただ時代はもう新しいロックの時代、56年、57年以上の成功はもう訪れる事はなかったのも仕方ないです。
「ビーバップアルーラ」は世界中のロッカーにカヴァーされ後年ジョン・レノンも取り上げています。
ジーンは大変短い全盛時代、またその生涯でしたがその代わりに彼の音源は2015年の今でも世界中で発売されて数多くの音楽ファンに親しまれています。
それでも現代の若い世代にはまったくお馴染みのない歌手かもしれません。
歴史に残る彼の作品達は東京神保町のこのちっぽけなお店でもLPアナログ盤数枚でお楽しみ頂けます。
レコード針がとんでもなくセクシーな声を再現しています。60年近く前のこのヴォーカルは今の若い女性が聴いても相当刺激的でしょう。彼のスタイルを今の男性歌手が行ったら紅白歌合戦に出られないかもしれませんです。NHKお出入り禁止か。
冗談は置いといて、どうぞグルーヴィンにてウイスキー等美味しい洋酒と一緒にそんなジーンのエモーショナルなサウンドをお楽しみ下さい。古き昭和の30年代、今の暗い時代にない躍動がきっとあなたの心に蘇りますから。
ロック60年・・・本当に万歳。。。ウウッ(T_T)/~~~
それでは繰り返し9月の祝日特別営業をシツコクお知らせ致します。
☆ オープン3周年記念特別営業「夕方からグルーヴィン」及びロックンロール生誕60年記念その⑤⑥⑦
・9月21日(月・敬老の日)夕方5時オープン夜11時クローズ
⑤「バディ・ホリー特集・伝説の天才ロックンローラー」
・9月22日(火・国民の休日)夕方5時オープン夜11時クローズ
⑥「エルヴィス・プレスリー特集・ロックンロール黄金時代」
・9月23日(水・秋分の日) 夕方5時オープン夜11時クローズ
⑦「60年代初期のブリティッシュビートを楽しもう。パート2」
●古臭いBGMが今日も流れます。
夜8時にオープンするとすぐにお客様がいらっしゃる時と相当時間がたってからドアが開く時といろいろです。お店を始める前は想像もしていなかったのですがバーは早い時間から賑わうものではないのですね。ですから大概のショットバーは7時オープンが多いと思います。お仕事が終了して一軒目のお店は恐らく居酒屋さんという事になりますね。となると7時から飲み始めれば2軒目以後のバーに来るのは必然的に9時・10時という事が自然になります。
むしろグルーヴィンは朝まで営業するのが売りですのでいわゆる真夜中に賑わう事がよくあります。
さてさて早目の時間にお客様がいない状況でもBGMのオールディーズロックを流しています。3年近く営業しているのですがコンセプトのBGMは変わりません。
お客様のご希望で70年代以後のロックやポピュラーソングをかける事もあります。
ただせっかくこのお店に来ているのだから是非とも多少無理をしてもオールディーズロックを聴いて欲しいのです。ハードロックやディスコ・ソウルは他店舗の音源が充実したミュージックバーでいくらでも味わえます。むしろ当店なんかお話になりません。
最近男性のお客様が実に面白い発想でご来店されました。
「ハードロック以前のロックをさかのぼって聴いてみたいのですけど」
これは素晴らしい考え方だと思います。ブリティッシュグループ等がカヴァー演奏した曲のオリジナルを聴くと「オオッ~、これは凄いな。」
一例をあげるとザ・フー「サマータイムブルース」。オリジナルは当然若くしてこの世を去ったエディ・コクランです。この曲は熱心なロックファンでもエディが最初に大ヒットさせたものだと知られていない事が多いのです。
ストーンズ、ビートルズをさかのぼればリトル・リチャードやチャック・ベリーに到達したり、ロイド・プライスやラリー・ウィリアムスとか。
最初のハードロックはなんだろうと言われたのですが「キンクスのユーリアリーガットミーに雰囲気が感じられます。」と答えました。実はキングスメン「ルイルイ」あたりもありかなと思います。
エレキギター奏者のリンク・レイの58年のヒット「ランブル」もすでにハードロック感が出ております。
結構知識が豊富な方でもことロックになると拘ってしまう事も多いようです。
「俺は●●以外はと聴かない。」とか「○○は感性にあわない。」とか、ジャンル分けや決めつけがお好きな方も多いのですね。
新しいものを聴くのは自然なのでしょうが、どんなに古いものだって初めて聴けば新鮮な発見なのです。実は古いからかっこ悪いのではなく結構かっこいいのです。ご自分のお好きな時代だけに拘る事もないのでは。
さて屁理屈はともかく、のんびりとさかのぼって聴いてみてください。あなたの好きなロックアーティストはさかのぼれば恐らくビートルズに行きつくのかもしれません。決めつけるのは嫌いですが、これは避けて通れないでしょう。そしてそこから更にさかのぼるとロックンロールやロカビリー、ブルース、カントリー&ウェスタンとなるのかもしれません。
せっかく都内にこんな変な店があるのですからどうぞ皆様、昭和30年代のロック音楽を体感してみて下さい。
あなたにとってただの古い不要な音源なのでしょうか。それとも・・・そうでないとしたらその興奮は計り知れないもの。言い方は良くないですがエクスタシーになってしまうかもしれません。
あっ、もちろん美味しい洋酒がお供させて頂きます。
●ロックンロールよもやま話 -その64-
「超セクシーなロカビリー・一瞬の煌き」
ご案内:チャーリー・冷奴
ロックがカントリーミュージックとブルースのシャッフルとすると特に白人歌手側は当然カントリー歌手がブルースに傾斜していったのですね。ロカビリー音楽は特に白人側の味わいが強い楽曲という事でしょうか。
エルヴィスが台頭する頃、やはり同系統の歌手は多数いましたがじゃあ皆ヒットを飛ばせたかというとそうでもないようです。ジェリー・リー・ルイス、カール・パーキンスあたりは大成功例です。彼等よりやや後輩のバディ・ホリー、エディ・コクラン、バディ・ノックスもそうでしょう。そして本日の主役もその一人、ジーン・ヴィンセントです。
35年2月11日バージニア州ノーフォークで生まれました。本名はヴィンセント・ユージン・クラドック。実家は貧しい家庭だったそうです。
ハイスクール時代ブルースとカントリーが好きであったそうでどうもこのへんもロカビリー構築に関係があるのでしょう。
ハイスクールは途中で退学、なんと海軍に入るのですがどうも年齢を偽っていたようなのです。得意のギターはこの時あたりから磨きがかかったようですね。
53年(55年説もあり)運命を左右するオートバイ事故により一生左足が曲がらなくなる程の重症を負います。
除隊後は故郷でラジオ番組に出演、歌っていたりしていましたがこの時に仲のよかったDJと一緒に曲を書いたのが歴史に残る名曲「ビーバップアルーラ」だそうです。作曲はジーンのようです。
この曲をまずはテープに録音してみてキャピトルレコードに持ち込みました。あまりに衝撃的な曲、セクシーすぎてこんなのまずいというところかキャピトルは「駄目だよ」と反発したようです。しかしその中でもこの曲の魅力を認めた重役が一人いてなんとか契約が出来たようです。最初は「ビーバップアルーラ」はどうもB面であったのですがなんと56年6月に9位まで上がる空前の大ヒットになりました。バックには名ギタリストのクリフ・ギャラップを配するブルーキャップスを従えており彼等の衣装はツナギや皮ジャンにハンチング帽をかぶり、まさにバイク乗り、ゴロツキのイメージです。何よりギターをかき鳴らしながらのジーンの歌唱が何かを連想させる吐息でマイクロフォンにからむ放送禁止もの、実にセンセーショナルであったようです。まさに初期のロックは悪魔の音楽であったかもしれません。特にこのロックのイメージはジーンとジェリー・リー・ルイスによって強められた感がありますがいかがなもんでしょう。
さて人気はこの時期が最高であったようです。その後発表するシングルはなんとヒットランクを下げてしまいます。セカンドの「レースウィズザデビル」は96位の小ヒット、6枚目の「ロッタラヴィン」は14位とかなり大きなヒットになりましたが7枚目の「ダンストゥザバップ」は43位のスマッシュヒット。ようするにその他のシングルはヒットしなかったのでしょう。ただなかなかの名曲もあり「ブルージーンバップ」「セイママ」「シルヴァリームーン」等は歴史に残る名演とも私は思いますです。
59年6月には来日して東京有楽町の日本劇場のステージ「日劇ウェスタンカーニバル」に客演、不自由な左足をひきづりながら熱演をした記録が残っております。
米国での人気もかげったものですが英国等ヨーロッパでは相変わらず評価が高くエディ・コクランと組んで60年にツアーを行い好評を博します。この時英国でまたもや彼を交通事故が襲います。ツアーが程よくかたづいてしばし休暇に入るかという事でエディ達とタクシーで空港に向かう途中、追突で車が大破、この事故でエディは亡くなり、ジーンは怪我を負います。しかし英国での活動していた時代は事故はともかく彼の一番輝いていた時期なのかもしれません。
その後も彼は演奏活動を続けます。時代はアイドルポップの時代、彼も「ミスターロンリネス」や「ラッキースター」といったポップな曲を録音しています。それもなかなかクールな出来になっています。
そして数年、時代はブリティッシュバンドの時代に。
71年10月31日ロスの病院にて胃潰瘍でこの世を去ります。お酒の飲み過ぎが影響したという話も聞いた事がありますがどうなのでしょう。36歳でありました。
ロカビリーは非常に短い期間の一瞬の煌きだと思えます。他のロカビリアンは結局エルヴィスを凌ぐ事はなくブームの後、元のカントリー界で大成功した例も多いです。
コンウェイ・トゥイッティ、ジェリー・リー・ルイス等は黄金時代を二度持っていると思います。カール・パーキンスもそうでしょう。ジーンには「ビーバップアルーラ」の成功の後どうしても激しい尻すぼみのイメージがついてしまいます。何か寂しい感じがします。
ジーンはカントリーではなく死の直前までロックを貫いたようです。ただ時代はもう新しいロックの時代、56年、57年以上の成功はもう訪れる事はなかったのも仕方ないです。
「ビーバップアルーラ」は世界中のロッカーにカヴァーされ後年ジョン・レノンも取り上げています。
ジーンは大変短い全盛時代、またその生涯でしたがその代わりに彼の音源は2015年の今でも世界中で発売されて数多くの音楽ファンに親しまれています。
それでも現代の若い世代にはまったくお馴染みのない歌手かもしれません。
歴史に残る彼の作品達は東京神保町のこのちっぽけなお店でもLPアナログ盤数枚でお楽しみ頂けます。
レコード針がとんでもなくセクシーな声を再現しています。60年近く前のこのヴォーカルは今の若い女性が聴いても相当刺激的でしょう。彼のスタイルを今の男性歌手が行ったら紅白歌合戦に出られないかもしれませんです。NHKお出入り禁止か。
冗談は置いといて、どうぞグルーヴィンにてウイスキー等美味しい洋酒と一緒にそんなジーンのエモーショナルなサウンドをお楽しみ下さい。古き昭和の30年代、今の暗い時代にない躍動がきっとあなたの心に蘇りますから。
ロック60年・・・本当に万歳。。。ウウッ(T_T)/~~~
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