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Groovin'

東京は神田神保町のオールディーズバーです。アナログレコードを中心に涙なしには語れないBGMと美味しい洋酒。エレキギターを弾いたり歌ったり。 お気軽にドアを開けて下さいね。
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  • 07/18/03:23


間もなくオープン3年です。

●10月の営業について

お休みは以下の予定です。

・10月 4日(日)
・10月11日(日)、12日(祝)
・10月18日(日)
・10月25日(日)

計26回の営業となります。ご来店をお待ちしております。

●間もなくオープン3周年です。

もう10月、秋本番ですね。さてGROOVIN’はオープン3周年となります。
平成24年10月18日(木)の夜7時が初営業でした。当時最初の数週間は大半知り合いが中心の来店であったと思います。有難いものでした。

しかしながら肝心の一般の方々に存在が知られて来るまでに相当時間が必要だとすぐに認識しました。何しろビルの地下のショットバー、ちょっと入り辛いです。いかに気軽に扉を開いてもらえるか。そして何よりここにミュージックバーがある事がまったく知られていないのが大問題でした。とにかく目立たないのです。

まずはブログを開設して時間をみては記事を更新したり工夫をしました。
意外と効果が出たのはチラシ巻きであったと覚えております。随分長い期間店舗ビル前の靖国通りで配布したので受け取って頂かなくても「あの親父また配ってるな」と認識はされていたのでしょう。
そのうちに顔を覚えてもらい受け取ってもらえるようになるとそのチラシを持ってお店に入って頂けるようになりました。この頃のお客様は現在でも多数続けてご来店頂いています。
また25年8月に思いきって電飾看板を購入したのは長い目で見てとってもPR効果がありました。

それでもそうそうお客様は増えるものではありません。1年目、2年目とかなりシビアなものでしたが今から半年ほど前からご常連のお客様が急に増えてまいりました。昨年同時期に比べほぼ倍になった感じです。
ここ一年で有難い事に有名雑誌等に計3回お取り上げ頂きそれが大きく周知につながっていったのでしょう。

嬉しいのは若い女性の方がお一人やお二人とかでドアを開けて頂く事が多くなりこれは当店の数少ない自慢です。
しかしながら私の目標は現在の倍のお客様にご来店頂き、もっとお客様同士カウンターで交流して頂く事なのです。お友達になってもらったり、趣味のサークル、バンド等に発展していったらどんなに素晴らしいでしょう。

当店のコンセプトはオールディーズロック、これは今後も変わる事はございません。ギターを弾いたり歌ったり、BGMでウンチクを楽しんだり。洋酒がそれらをつつみ込んでくれる、そんなミュージックバーをこれからも目指しています。

3周年記念の日、10月18日は日曜ですので営業は行いませんが年末までは記念企画をしていこうと考えています。なにしろロック60年の節目の年でもあります。
さあいよいよ4年目の営業に入ってまいります。どうぞ今後も変わらぬご支援の程、お願い申し上げます。

●「ギターで歌って遊ぼうよ。オールディーズポップス」
 その14 「ヴィーナス ロマンチックな名曲を弾いてみよう」

はい、お久です。
今月はフランキー・アヴァロン59年の名作「ヴィーナス」です。近年はショッキングブルーの同名曲(異曲)が有名ですがこれ以上ロマンチックな曲が他にあるのかという程の歴史的な作品です。
今回はコードのかき鳴らしで終始しますので左手のコードの形を覚えてしまえば後は右手のストロークがスムーズに出来ればすぐ完成です。
私が弾いている映像、またもや音質最悪ですみません。
右手ストロークはルンバのイメージで弾いていますが現在はあまり使用しないリズムパターンなのでゆったりしたエイトビート等で代用して演奏されてよいと思います。

                 「ヴィーナス」
                                フランキー・アヴァロン

カポタスト 3フレット

イントロ&コーラス
Gmaj7      Am7 D (2回)

Gmaj7      Cmaj7  D7
Hey, Venus! Oh, Venus!

Gmaj7
Venus if you will,
Am7  D      Gmaj7   
Please send a little  girl for me to thrill.
Am7   D     Bm7      E7
A girl who wants my kisses and my arms,
Am7      D7     Gmaj7  Am7 D7
A girl with all the charms of you.

Gmaj7
Venus, make her fair,
Am7  D     Gmaj7
A lovely girl with  sunlight in her hair.
Am7 D         Bm7     E7
And take the brightest  stars up in the skies,
Am7    D7         Gmaj7  Am7 D7
And place them in her eyes for me.

Cmaj7  Am7   D7     Gmaj7
Venus, goddess of love that you are,
Em7   A7    Dmaj7
Surely the things I ask,
Em7   A7     Am7  D7
Can't be too great a task?

Gmaj7   
Venus, if you do,
Am7 D     Gmaj7
I promise that I  always will be true.
 Am7 D     Bm7      E7
I'll give her all the love I have to give,
Am7      D7    Gmaj7  Am7 D7
As long as we both shall live.

Cmaj7  Am7    D7    Gmaj7
Venus, goddess of love that you are,
Em7  A7     Dmaj7
Surely the things I ask,
Em7  A7      Am7  D7
Can't be too great a task?

Gmaj7
Venus, if you do,
Am7   D    Gmaj7     
I promise that  I always will be true.
Am7 D      Bm7     E7
I'll give her all the love I have to give,
Am7      D7    Gmaj7  Am7 D7
As long as we both shall live.

Gmaj7     Cmaj7  D
Hey, Venus! Oh, Ve-nus...
        D7        Gmaj7  Am7  D,  Gmaj7 Am7  D, Gmaj7
Make my wish come true...





●ロックンロールよもやま話    -その65-
       「ロッカバラードとカントリー、そして歴史に残るポエトリー」
                               ご案内:チャーリー・冷奴

何回か前の書き込みでコニー・フランシスを取り上げましたが彼女は日本語での楽曲を数多く録音発表しています。日本でコニーが大成功した事もありその他海外の一流歌手も60年代初期から中期に随分日本語での録音を試みていて日本のポップスファンを喜ばせてくれました。
今日はそんな有難いアーティストの中から一人を選んでお話したいな。誰がいいのだろう。
そうだ、この人にしようという訳で本日のよもやま話の主役は米国の人気歌手、ソングライターであり今でも元気なジョニー・ティロットソンです。

1940年フロリダのジャクソンビル出身。小さな頃よりカントリーに興味を持ち程なくしてギターやウクレレを習得したようです。高校時代には自身のバンドでローカルのテレビ番組に出演していたようです。

大学時代にはいよいよケーデンスレコードと契約するのです。ケーデンスはあのグレートなエヴァリーブラザースがすでに大活躍しておりました。

デヴューは58年甘いロッカバラード「夢見る瞳」
この曲はジョニーの自作でした。B面はやはり自作でアップテンポのロック「ウェルアイムユアマン」でいきなり両面ヒットとなります。(「夢見る」は63位、「ウェルアイム」87位)
幸先よいスタートでした。その後も大ヒットではないですが数曲をチャートに送り続ける安定した活躍でした。ゆったりしたロッカバラードが多く甘い歌唱がとても魅力的でした。アイドル性もかなりあったと思います。

さて60年に入りある曲に出会います。ややアップテンポの「ポエトリーインモーション」です。本人もスタッフも録音時に大ヒットの感触を持っていたでしょう。
伸びやかな甘い歌声、サックスのからみ、女性コーラス隊のかっこよさ。幻想的とも言える歌詞。ロックンロール史上に残る歴史的な作品が誕生したのです。

さあいよいよ発売されたこの曲、あっという間にチャートを駆け上り10月31日付でベスト10内の9位に登場、11月14日付で最高2位まで上がるミリオンセラーとなりました。レイ・チャールズの名作「我が心のジョージア」を追い抜けなかったのが残念でした。しかし完全に全米のスターになったのです。
次の「ジミーズガール」もヒットしその後「ウィズアウトユー」が7位まで上がる大ヒットです。
さてロッカバラード歌手として大成功した彼、「夢見る瞳」を再発売し再ヒットの後大変な方向修正をします。なんと「涙ながらに」というカントリーの曲を自身で作り発表。これが62年6月16日付で3位まで上がります。凄い事になりました。この後もカントリーの作品「夢の枕を」をヒットさせます。これでもかとカントリー作品「アイキャンヘルプイット」「アウトオブマイマインド」等をヒットさせます。この後一度ロッカバラード路線に戻り「ユーキャンネバーストップミーラビングユー」をヒットさせます。
程なく会社が解散する事になったケーデンスレコードを去りMGMに移籍しても65年位まではヒットを連ねます。ロッカバラードもカントリーフレーバーのあるものもうまく取り入れて長い人気を保ちました。

さて私がそんなジョニーのベストアルバムを手に入れたのがずっと後の70年代中頃の高校時代。
針を落として聴いた時ややイメージが違っていたのです。結構カントリー色の強い人だったのかなと思いました。それでも楽曲の良さのため聴き込むうちにすっかり違和感は消えてしまいましたが。

ジョニーが日本で脚光を浴びたのは米国の成功からだいぶ経った63年「キューティーパイ」という愛らしいアップテンポのロックでした。
60年代初期の日本ではあまりにカントリー色が強くなっていったジョニーの米国でのヒット曲を売るのは難しいなと思ったのでしょう。その後も甘いロッカバラードの「プリンセスプリンセス」「うつろなハート」「素敵なガールハント」といった米国シングルのB面曲をA面として発売をしてそれが功を奏して人気を得ていったのです。彼をスターダムに押し上げた「ポエトリーインモーション」もこの時期「ポエトリー」という邦題で発売されヒットしたそうです。
結局カントリー色を薄め、アイドル路線とした方が得策であったのでしょう。日本と米国では少し彼のイメージに差があるのではないでしょうか。

さて冒頭の日本語録音ですが「涙くんさよなら」「ユーアンドミー」「バラが咲いた」がグルーヴィンに保管されております。(日本語、英語の両方で録音されています。)
コニー・フランシス同様に相当な熱演です。是非お聴きになってみて下さい。
またなによりもケーデンス時代の大半のシングル発表曲がお楽しみ頂けます。しかもアナログ盤のベストLPで2枚です。針音で当時のサウンドが聴けるわけですね。ハイ。
少年時代から心底カントリーが好きだった彼、しかし50年代後半の世界中のロック熱がそれを阻んだのでしょう。スタートは当然ロックだったのです。
60年代初期に入り米国でカントリーを見直す動きが出てレイ・チャールズ、スキータ・デイビス等がヒット作品を残しております。
こうしたこの時代の動きの中において先ほどご紹介したジョニーの一連のカントリー作品の存在は非常に大きなものだそうです。
ロックアイドルとしてもカントリー歌手としても愛されたジョニー・ティロットソン、そして貴重な日本語録音。
いやあ古くたっていいものはいい。現在70代のジョニーは今も元気でライブ活動を行っております。万歳ィ。。。

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