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Groovin'

東京は神田神保町のオールディーズバーです。アナログレコードを中心に涙なしには語れないBGMと美味しい洋酒。エレキギターを弾いたり歌ったり。 お気軽にドアを開けて下さいね。
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  • 07/18/15:22


ワインカクテルで涼しく!

●ワインカクテルのご紹介
暑いですね。
皆さんはもう夏休みはおとりになりましたか。お盆の時期、我が街「神保町」は普段より人も少なく静かです。寂しいものですが普段、仕事場で汗水たらし働いている方々がつかの間の休息とっているのだなと思うと少しホッとする気もします。
さてグルーヴィンのカクテルメニューから今日は3つのワインカクテルをご紹介しましょう。どれも冷たくて美味しいですよ。
①キール
甘いカシスに白ワインをブレンドしたもの。昔はバーでは扱わなかったタイプのカクテルのようです。しかし意外とキリッと美味しいですね。
②キティ
赤ワインとジンジャエール。当店では氷を入れて辛めのジンジャエールをブレンド致します。
③スプリッツァー
白ワインの炭酸割り。あっさりとしていてお酒の弱い方もOK!健康にもお勧めですね。

3つとも普段あまりバーで召し上がる事は少ないのではないでしょうか。
夏ばて気味でも冷たく美味しく召し上がれる上記のワインカクテル。
すべて700円でのご提供です。お試しを!

●ロックンロールよもやま話  -その22-
「ロックスターからエンターテイナーへ 駆け抜けたボビー」
50年代~60年代のオールディーズ時代、ボビーと名前がつく男性歌手が何人かいました。
ボビー・ヴィー、ボビー・ライデル、そして今日お話するボビー・ダーリン。(後にはボビー・ヴィントンなんて加わりますね。全員もの凄い実力派です。)
女の子の歌手マーシー・ブレインが「ボビーに首ったけ」なんて歌ってたくらいですね。
さてシンガーソングライターでもあるボビー・ダーリン、小さい頃から心臓に持病をもち長生きが出来ないだろうと本人もまわりも思っていたようです。
デビュー後、数年はヒット曲が出なかったようですが58年になって火がつきます。まずは彼の出世作。大ヒット曲で自作自演の「スプリッシュ・スプラッシュ」
実にノリのいいロックンロールです。
その後は見事に波にのり「クイーン・オブ・ザ・ホップ」「プレイン・ジェーン」とヒットが続き59年には「ドリーム・ラヴァー」で当時流行のロッカバラードに挑戦、これが大ヒットしロックスターの地位を確立します。
しか~し、なんと彼が次に選んだ曲は「マック・ザ・ナイフ」。ロックンロールではなくジャズボーカルに挑んだわけです。しかしこれが大成功!歴史的なメガヒットとなりました。

この後も「ラ・メール」「クレメンタイン」等スタンダードな選曲からヒットを続けますが彼の凄いところはまたもやロックンロール系の曲のヒットも出していくところでしょうか。ツイストサウンドを取り上げたりロッカバラードを取り上げたり。
この頃の大ヒット「初恋の並木道」は特に私は大好きな曲です。
実に爽やかでセンチメンタルですね。 ううっ・・・ グスッ(/_;)
また映画俳優としても活躍「9月になれば」「電話にご用心」で競演したアイドル、サンドラ・ディーが彼の奥さんでした。
私が彼にびっくりするのはその飛び抜けた歌唱力と以下の動画でも見られる驚くべき楽器の演奏能力です。

なんでもござれのこのパフォーマンス!これはポールマッカートニー等にも言えることでしょうが信じ難い才能だと思いませんか。まさに音楽の申し子でしょう。

さて70年代初頭まで活躍していた彼、73年12月に亡くなってしまいました。37歳の若さでした。

苛酷な自身の運命と戦いながら芸能の道を極めたボビー・ダーリン。
ロックスターからフランク・シナトラのようなエンターテイナーへ。
彼の名作「マック・ザ・ナイフ」はビルボード50年間の歴代シングルチャートの第3位となっています。

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