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Groovin'

東京は神田神保町のオールディーズバーです。アナログレコードを中心に涙なしには語れないBGMと美味しい洋酒。エレキギターを弾いたり歌ったり。 お気軽にドアを開けて下さいね。
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  • 07/18/15:22


オープン2周年企画続きます。

晩秋の頃ですね。
10月も後半、朝晩は随分涼しいですね。
明け方、お客様をお送りして店前の靖国通りに出ると季節が移りゆくのが見えるような気がします。
さてグルーヴィン11月のオープン2周年企画のお知らせです。「えっ、まだやるの?」なんて言わないで下さい。結構私は執念深いのです。暮れまでやりますよぉ。ハハハ!

●祝日もオープンがございます。「2周年記念・お昼からバーで楽しみましょう。」
9月より行いましたこの企画がなかなか好評なので以下の日程でオープンしようと思います。東京・神保町は1日~3日の連休はブックフェスティバルやカレーグランプリで盛り上がります。
街でお楽しみの後はどうぞ美味しいウイスキー等でお休みを夕方までお楽しみになってはいかがです。
営業時間等ご注意頂けますでしょうか。

・ 11月 1日(土)12時~5時まで  夜の通常営業は8時~朝4時半
・ 11月 2日(日)12時~5時まで (夜の営業はございません。)
・ 11月 3日(祝)12時~5時まで (夜の営業はございません。)
・ 11月 8日(土)12時~5時まで  夜の通常営業は8時~朝4時半
・ 11月15日(土)12時~5時まで  夜の通常営業は8時~朝4時半
・ 11月22日(土)12時~5時まで  夜の通常営業は8時~朝4時半
・ 11月29日(土)12時~5時まで  夜の通常営業は8時~朝4時半

なお「お昼から」はチャージ半額の500円です。夜の通常営業と同じく軽いスナックがおつまみとしてお召し上がり頂けます。

また11月のお休みは以下のとおりです。
  11月 9日(日)
  11月16日(日)
  11月23日(日)
  11月24日(祝)
  11月30日(日)

● ファクシミリの不調について
グルーヴィンのファクシミリ機器が現在故障調整中でございます。大変ご迷惑をおかけしております。
お問合せはお電話03-3234-0239及びブログ内の左記お問合せ欄をご利用下さいませ。

●ロックンロールよもやま話  -その29-
         「日本ではほとんど話題に上らないスター達」
                  ご案内:チャーリー冷奴

日本ではオールディーズ歌手というとエルヴィスを別にすればパット・ブーン、ニール・セダカ、ポール・アンカ、コニー・フランシスが頭に浮かぶのではないでしょうか。
またパイオニアであるチャック・ベリー、リトル・リチャード、ファッツ・ドミノ等はポピュラー音楽の歴史を語る上でも重要な人物であろうと考えます。
自分も平子同様にオールディーズロックンロール大好き人間なのですがその功績のわりには不思議に日本では話題に上がらないスター達がいるような気がします。

① ジミー・ロジャース
この名前をウェブで検索するとややこしい事になるようです。重要人物が3人いるのです。
一人はカントリーの父と呼ばれるJimmie Rodgers この人は1920年代より活躍、伝説の人で35歳で世を去ってしまいました。
もう一人はブルースギタリストJimmy Rogers 50年代の早い時期から活躍、一度引退したそうですが再度70年代にカムバックして録音を残したそうです。97年に亡くなっております。
さあ最後の一人それが本日話題にしようというJimmie Rodgersです。


1933年生まれの彼、母親から音楽の手ほどきを受けてピアノやギターを勉強、その後は軍のキャンプで演奏して芸能活動をしていました。
1957年レコード会社(ルーレット)のオーディションで合格、「ハニーコム(蜂蜜娘)」で世に出ます。
この曲がなんといきなり米国チャートの1位になってしまいます。
その後も「ワインより甘いキス」「オーオー、アイムフォーリンラブアゲイン」「セクレタリー」「ビンボンベイ」等を大ヒットさせてなんと70年代後半までちょこちょこスマッシュヒットを飛ばしていたようです。

オールディーズの時代(65年位までか)だけでも20曲以上をヒットチャートに入れているビックスターなのですがどうしてか日本ではせいぜい「ハニーコム」と「ワインより・・・」という感じ。
恐らくはややカントリータッチの楽曲が日本では受け入れられなかったのではないでしょうか。ロック色も他の歌手連中より薄めであったかもしれません。
これは日本ではエヴァリーブラザース、ジャック・スコット、ロイ・オービソン、ジョニー・ティロットソンあたりにも一部言えそうなものなのですがその中でも一番わりを喰ってしまったかもしれません。(もちろん日本でのお話ですが)
実際米国ではこの時代の超ビックスターでした。
なおグルーヴィンではLPとCDで彼のベストヒットがお楽しみ頂けます。
どうぞリクエストを

② フェビアン
1943年生まれ、甘いマスクからいかにもアイドルロッカーという感じです。
ハンサムな男の子のアイドルを発掘しようとしていたレコード会社にすでに人気スターであったフランキー・アヴァロンが紹介したようです。

58年にデビュー、翌年「アイムアマン」がスマッシュヒット、「ターンミーンルーズ」「タイガー」の連続大ヒットで全米のアイドルになります。彼の大半のヒット曲が59年に集中しているので不思議に思い探ってみるとこの年に発表したシングル盤、A面B面の両面ヒットが多いためでした。
しかし彼が当時いかに人気者であったかでしょうね。
しかし彼がヒットチャートの常連であったのは翌年60年まででしょうか。随分短く感じます。
その後はスクリーンでの活躍が目立っているようです。

60年代半ばで活動が静かになっているようでいかにもロックンロール時代の申し子という感じでロックンロールの衰退をともにしたのかな。

年上のフランキー・アヴァロンは甘いロッカバラードやアップテンポでも愛らしいポップンロールで人気を博し圧倒的な歌唱力で有名です。

弟分のフェビアンはその甘いマスクとは逆に体当たり的なワイルドな歌唱法で勝負した感じがあります。当時のライブ映像を見ると今や懐かしキャーキャーという女の子の大騒ぎの中、多少(かなり)メロディをはずしてしまっても若さで押していってしまう感じ。これはこれで魅力があり微笑ましいです。

日本では「タイガー」がたまにオールディーズ特集で取り上げられるくらいでしょう。

先にご紹介したジミー・ロジャースほどの大物ではないのでしょうが現在でも他の歌手達とオールディーズショーの常連のようです。元気で何より。
グルーヴィンには彼のLPベスト盤が2枚保管されています。どうぞリクエストされじっくり聴き入ってみて下さい。

日本ではあまり話題にされないロックンロールスター達・・・まだまだいくらでもいますよね。
そんな歌手達の曲を聴かせてよとマスターの平子に言ってみて下さい。きっと喜んでしまい飲み物を出すのを忘れてレコードをかけまくるような気がします。
今回もチャーリー冷奴が担当致しました。

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