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11月の営業日の追加等
11月も後半になりました。
早いですね。
少しずつですが街を歩く人達のファッションが冬モードになっています。
つくづく思うのは秋って短いですね。本当・・・
朝晩の冷えも本格的になってきました。
風邪等ひかれませんよう温かいお茶等を飲むとかして水分を多めにしておくと良いと思います。
さて突然ですが11月の営業日追加のお知らせです。
・11月23日(日)お休みを予定しておりましたが通常営業を致します。
営業時間は通常どおりの夜8時~朝4時半です。
連休しようかなと予定しておりましたがオープンしたくなってしまい・・・
奮って飲みにいらして下さい。
※ファクシミリの不調について
グルーヴィンのファクシミリ機器が現在故障しております。ご迷惑をおかけしております。
お問合せはお電話03-3234-0239(夜20時~朝4時半の営業時間内)及びブログ内の左のお問合せ欄、また当店休業日等でお急ぎの場合は携帯080-3084-0239(平子)までご連絡下さい。
●ロックンロールよもやま話 -その32-
「高校生の頃、思い出のサーフィンサウンド」
さて今日はこのコーナー担当のチャーリーが風邪をひいてしまい久しぶりに私、グルーヴィンの平子が書き込みします。飲んでばかりで不摂生してるから風邪をひくのです。
私は一人で店をやっているんだから風邪をひいたってお休みなんか出来ません。風邪の予防のため日々うがいとジムで鍛えております。ハハハ! しかも朝方眠る前は自分の慰労をかねて喉を焼酎でアルコール消毒です。もちろん軽く・・・ですけどね。
さてさて今日のお話を・・・
本日は自分の思い出話かな。
現在お店にあるレコードの中に私が高校生の頃にコレクションしたものがかなりあります。
確か銀座のヤマハのレコード売場で偶然見つけて購入したのが今でもグルーヴィンのBGMを飾る輸入盤のジャン&ディーンのベスト盤です。
当時私は16歳かそこらですからもう40年近くこのLPを聴いているのだな。
この時が輸入盤を買う初体験であったような。ワクワクして家に帰りレコードを聴きました。
サーフィンサウンドもしくはホットロッドサウンドのグループはなんと言ってもビーチボーイズですが私はむしろジャン&ディーンのヒット曲の方に肩入れしてしまいます。
ジャン&ディーンは名前のように当然二人組、ジャン・ベリーとディーン・トーレンス。
彼らが一番輝いた時代に所属したリバティーレコードにはスナッフ・ギャレットというプロデューサーがいて古くはアイドル歌手ボビー・ヴィーを育て60年代初期はロカビリーのジョニー・バーネット、バディ・ノックス等を甘いポップ路線の人気歌手に仕上げ、その後はゲーリー・ルイス&プレイボーイズの全盛期のヒット曲を担当しました。
バックの演奏に厚みがありほんわかしたドリーミーな切ないサウンド・・・これがジャン&ディーンの一連のヒットシングルにも活きているような気がするのです。
高校生の私が購入したジャン&ディーンのベスト盤は12曲入りで62年から65年までのリバティー時代の全盛期のヒットソング集。この中で当時の自分のお気に入りは「素敵な新入生」「ホノルル・ルル」「アナハイムアズサ&クカモンガ」「デッドマンズカーブ」でした。このLP今でも私の宝物です。ジャケットを見ていると気持ちが十代に戻るような・・・でも当時でも将来お店をやってみたいなと思っていた記憶があります。
(そうそう!「デッドマンズカーブ」は70年代のスーパースター、カーペンターズが名作アルバム「ナウアンドゼン」のB面においてロックンロールメドレーの中でカバーされていたのは有名でしたね。それでこの曲をお知りになった方も沢山いらっしゃるでしょう。)
その後、私は社会人になってから彼らがサーフィンサウンド以前に在籍していたドアとチャレンジというレーベルの貴重な録音を2枚のLP盤で揃えることができました。これも自分の宝物。
リバティー時代の65年までが彼らの全盛期でしょうか。この年で大きなヒットも出なくなっているようで。
それでも66年に「ポプシクル」という愛らしいスマッシュヒットを出しています。これ私の大好きな曲です。
さて66年の4月にとんでもない事が起こります。
コルベットスティングレイを運転していたジャン・ベリーがビバリーヒルズで大事故を起こし瀕死の重症を負ってしまいました。当時の事故車の写真を見ると命が助かったのが奇跡のように思えます。
激しい後遺症に悩まされながらも必死のリハビリを続け70年代二人でステージに立てるまでに復活しました。懸命に歌うジャンの姿を今でもユーチューブ等で見ることが出来るようです。
そして2004年残念なことに62歳でジャンはこの世を去りました。
相方のディーン・トーレンスは今でも元気にエレキギターをかきならしながらステージに立ち続けています。声も全盛時と変わらずに。
2012年の夏、千葉マリンスタジアムにてビーチボーイズの記念コンサートがありました。ブライアン他初期に在籍したデビッド・マークスも参加して。
このコンサートは幸いお店を始める前でしたので見ることが出来ました。一生の思い出となりました。
ビーチボーイズの演奏曲の中に「キャッチアウェーブ」という曲がありましたが、この曲はジャン&ディーンが歌詞を変えて「サイドウォークサーフィン」としてヒットさせたもの。往年の「BB5」の熱演中ふいに二人のことが頭に浮かんだオールドファンもいたのではないでしょうか。
2014年の現在、神保町のグルーヴィンのターンテーブルから約半世紀前の彼らのヒット曲が針音で流れています。
エレキのリズムも歯切れよく・・・
太陽とビーチ、ビキニの女の子、スポーツカー等を思わせる明るく屈託のない初期のロックサウンド。音楽の歴史に残る名作達・・・
カクテルやオンザロックを作りながらも遥か昔の十代の頃の出来事を思い浮かべて思わずプッと笑ってしまう自分がいるのです。
本日は私、平子が担当致しました。
早いですね。
少しずつですが街を歩く人達のファッションが冬モードになっています。
つくづく思うのは秋って短いですね。本当・・・
朝晩の冷えも本格的になってきました。
風邪等ひかれませんよう温かいお茶等を飲むとかして水分を多めにしておくと良いと思います。
さて突然ですが11月の営業日追加のお知らせです。
・11月23日(日)お休みを予定しておりましたが通常営業を致します。
営業時間は通常どおりの夜8時~朝4時半です。
連休しようかなと予定しておりましたがオープンしたくなってしまい・・・
奮って飲みにいらして下さい。
※ファクシミリの不調について
グルーヴィンのファクシミリ機器が現在故障しております。ご迷惑をおかけしております。
お問合せはお電話03-3234-0239(夜20時~朝4時半の営業時間内)及びブログ内の左のお問合せ欄、また当店休業日等でお急ぎの場合は携帯080-3084-0239(平子)までご連絡下さい。
●ロックンロールよもやま話 -その32-
「高校生の頃、思い出のサーフィンサウンド」
さて今日はこのコーナー担当のチャーリーが風邪をひいてしまい久しぶりに私、グルーヴィンの平子が書き込みします。飲んでばかりで不摂生してるから風邪をひくのです。
私は一人で店をやっているんだから風邪をひいたってお休みなんか出来ません。風邪の予防のため日々うがいとジムで鍛えております。ハハハ! しかも朝方眠る前は自分の慰労をかねて喉を焼酎でアルコール消毒です。もちろん軽く・・・ですけどね。
さてさて今日のお話を・・・
本日は自分の思い出話かな。
現在お店にあるレコードの中に私が高校生の頃にコレクションしたものがかなりあります。
確か銀座のヤマハのレコード売場で偶然見つけて購入したのが今でもグルーヴィンのBGMを飾る輸入盤のジャン&ディーンのベスト盤です。
当時私は16歳かそこらですからもう40年近くこのLPを聴いているのだな。
この時が輸入盤を買う初体験であったような。ワクワクして家に帰りレコードを聴きました。
サーフィンサウンドもしくはホットロッドサウンドのグループはなんと言ってもビーチボーイズですが私はむしろジャン&ディーンのヒット曲の方に肩入れしてしまいます。
ジャン&ディーンは名前のように当然二人組、ジャン・ベリーとディーン・トーレンス。
彼らが一番輝いた時代に所属したリバティーレコードにはスナッフ・ギャレットというプロデューサーがいて古くはアイドル歌手ボビー・ヴィーを育て60年代初期はロカビリーのジョニー・バーネット、バディ・ノックス等を甘いポップ路線の人気歌手に仕上げ、その後はゲーリー・ルイス&プレイボーイズの全盛期のヒット曲を担当しました。
バックの演奏に厚みがありほんわかしたドリーミーな切ないサウンド・・・これがジャン&ディーンの一連のヒットシングルにも活きているような気がするのです。
高校生の私が購入したジャン&ディーンのベスト盤は12曲入りで62年から65年までのリバティー時代の全盛期のヒットソング集。この中で当時の自分のお気に入りは「素敵な新入生」「ホノルル・ルル」「アナハイムアズサ&クカモンガ」「デッドマンズカーブ」でした。このLP今でも私の宝物です。ジャケットを見ていると気持ちが十代に戻るような・・・でも当時でも将来お店をやってみたいなと思っていた記憶があります。
(そうそう!「デッドマンズカーブ」は70年代のスーパースター、カーペンターズが名作アルバム「ナウアンドゼン」のB面においてロックンロールメドレーの中でカバーされていたのは有名でしたね。それでこの曲をお知りになった方も沢山いらっしゃるでしょう。)
その後、私は社会人になってから彼らがサーフィンサウンド以前に在籍していたドアとチャレンジというレーベルの貴重な録音を2枚のLP盤で揃えることができました。これも自分の宝物。
リバティー時代の65年までが彼らの全盛期でしょうか。この年で大きなヒットも出なくなっているようで。
それでも66年に「ポプシクル」という愛らしいスマッシュヒットを出しています。これ私の大好きな曲です。
さて66年の4月にとんでもない事が起こります。
コルベットスティングレイを運転していたジャン・ベリーがビバリーヒルズで大事故を起こし瀕死の重症を負ってしまいました。当時の事故車の写真を見ると命が助かったのが奇跡のように思えます。
激しい後遺症に悩まされながらも必死のリハビリを続け70年代二人でステージに立てるまでに復活しました。懸命に歌うジャンの姿を今でもユーチューブ等で見ることが出来るようです。
そして2004年残念なことに62歳でジャンはこの世を去りました。
相方のディーン・トーレンスは今でも元気にエレキギターをかきならしながらステージに立ち続けています。声も全盛時と変わらずに。
2012年の夏、千葉マリンスタジアムにてビーチボーイズの記念コンサートがありました。ブライアン他初期に在籍したデビッド・マークスも参加して。
このコンサートは幸いお店を始める前でしたので見ることが出来ました。一生の思い出となりました。
ビーチボーイズの演奏曲の中に「キャッチアウェーブ」という曲がありましたが、この曲はジャン&ディーンが歌詞を変えて「サイドウォークサーフィン」としてヒットさせたもの。往年の「BB5」の熱演中ふいに二人のことが頭に浮かんだオールドファンもいたのではないでしょうか。
2014年の現在、神保町のグルーヴィンのターンテーブルから約半世紀前の彼らのヒット曲が針音で流れています。
エレキのリズムも歯切れよく・・・
太陽とビーチ、ビキニの女の子、スポーツカー等を思わせる明るく屈託のない初期のロックサウンド。音楽の歴史に残る名作達・・・
カクテルやオンザロックを作りながらも遥か昔の十代の頃の出来事を思い浮かべて思わずプッと笑ってしまう自分がいるのです。
本日は私、平子が担当致しました。
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