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Groovin'

東京は神田神保町のオールディーズバーです。アナログレコードを中心に涙なしには語れないBGMと美味しい洋酒。エレキギターを弾いたり歌ったり。 お気軽にドアを開けて下さいね。
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  • 08/16/08:32


春も深まります。少し暑くなってきましたね。

● 5月の営業・休日について

前回も掲載しましたが念の為再度!

グルーヴィンの5月のお休みは下記のとおりです。

5月 6日(水)振替休日

5月10日(日)
5月17日(日)
5月24日(日)
5月31日(日)

5月は計26日間の営業でございます。ご来店お待ちしております。

● 今年も気温が上がってきましたね。美味しい炭酸系カクテル。

ゴールデンウィークが終了するともう初夏の香りがしてきます。

となると爽快な炭酸カクテルが欲しくなりますね。
グルーヴィンで人気の炭酸系カクテルは恐らく以下の感じかな。

・ジントニック

・ジンリッキー
・モスコミュール
・カシスソーダ
・モヒート

特にジントニックとジンリッキーは何杯もお変わりして頂く男性のお客様が多いのです。
逆にモスコミュールとカシスソーダはお若い女性が相当数と思います。
また当店のモヒートですが使用するスペアミントの葉は自家製のものです。
グルーヴィンでは他店のように葉っぱを沢山いれません。沢山入れてスリコギでつぶすレシピもお馴染みですが当店では5、6枚でしょうか。それでもしっかりと香りは出ています。また炭酸を入れないレシピもございます。

ビールやウイスキーのハイボールが苦手という方も多いようです。それならせっかくバーに来店したのですから普段飲まないような爽やかなお酒をオーダーするのもこの季節からの楽しみでしょう。間もなく半袖の季節。お仕事後のグルーヴィン、どうぞお楽しみ下さい。

●「ギターで歌って遊ぼうよ。オールディーズポップス」
 その7 みんなが待ってる夏休み「サマーホリデイ」 クリフ・リチャード

いかにもオールディーズの名作という曲を弾いてみましょう。

63年英国のクリフ・リチャード&シャドウズの珠玉の名曲「サマーホリデイ」です。
今回はまず印象的なイントロ部分と中盤のギターソロの部分にスポットをあてました。
この曲は特に難しいコードはありませんから今回のこの部分がスムーズに出来ると次回、全体の弾き語りはなんなく出来てしまうでしょう。
オリジナルは恐らくシャドウズの名ギタリストのハンク・マービンが軽くステップを踏みながら笑いながら演奏したものだろうと思います。
私がなんとか音を拾ってみましたがいかがでしょう。とてもコピーとは言えませんけどね。
動画少しでもお役に立てばと存じます。(ハハハ! 相変わらずの酷い説明。)
次回に全体を仕上げましょう。
なお先立って歌詞とコードを載せてしまいますから予習されてしまうと早いです。基本的にローコード(オープンコード)で演奏しましょうか。簡単が一番ですぅ。


       「サマーホリデイ」
               クリフ・リチャード&シャドウズ

(ギターイントロ)

E    C♯m    F♯m  B7

We're all going on a summer holiday,
E    C♯m     F♯m  B7
no more working for a week or two,
E    C♯m      F♯m  B7
fun and laughter on our summer holiday,
F♯m   B7    E   G♯m Gm F♯m     B7  E
no more worries for me and you,        for a week or two.
   F♯m      B7    E
We're going where the sun shines brightly,
   F♯m      B7  E
We're going where the sea is blue,
   G♯m           F♯      B7
We've seen it in the movies, now let's see if it's true.
E  C♯m    F♯m   B7
Everybody has a summer holiday,
E   C♯m       F♯m  B7
Doing things they always wanted to,
E    C♯m     F♯m  B7
So we're going on a summer holiday,
F♯m     B7     E G♯m Gm F♯m  B7   E
To make our dreams come tr...ue,        for me and you.

(ギターソロ)

   F♯m        B7  E
We're going where the sun shines brightly,
   F♯m      B7  E
We're going where the sea is blue,
   G♯m         F♯        B7 C7
We've seen it in the movies, now let's see if it's true.
F   Dm    Gm   C7
Everybody has a summer holiday,
F   Dm        Gm  C7
Doing things they always wanted to,
F    Dm    Gm   C7
So we're going on a summer holiday,
Gm     C7     F   Am G♯m Gm  C7   F     Gm F・・・
To make our dreams come tr...ue,        for me and you.    Oh・・・


●ロックンロールよもやま話    -その51-
                                                        「よく似た曲達の話」
                                                                                                                     ご案内:チャーリー冷奴

1970年に大ヒットしたジョージ・ハリスンの名曲「マイスイートロード」
ギターソロのイントロも切なく歴史に残る素晴らしい名曲、私も好きな曲なのですがこの曲は76年に盗作疑惑が出てしまいました。
オールディーズの名作で63年のガールグループのシフォンズが大ヒットさせた「ヒーズソーファイン(いかした彼)」に酷似していたのが問題となり最初は否定していたジョージも最後は認めて賠償に応じたのです。確か当時の記事を思いだしてみるとかつて聴いていた楽曲が自然にジョージの意識に反映されてしまったというふうに書かれていたような気がします。これはあり得ますよね。
確かにこの2曲はほぼ同一のメロディーラインが続いてしまいます。

さてポピュラーの歴史の中でも影響されて近い雰囲気やメロディーを持つ楽曲はいくらでもあるかと思います。
ロックンロールキングのチャック・ベリーは「曲を作る時は他の曲に違う歌詞を載せたりしてみる」等を彼の伝記映画で語っていたような気がします。
またロックギターのアドリブ等は名演をコピーしてみる事が結構大事なようで、そのままフレーズを「頂いて」自分の曲に利用するという事が沢山あるかと思います。
目くじらをたてて盗作だと叫ばずに「反映されたんだ」と考えると不思議に治まるような気もします。

ロックンロール全盛時代のラリー・ウィリアムズの名作「ボニーモロニー」とビルヘイリーのスマッシュヒット「スキニーミニー」はよく似ているなと思います。初期のロックンロールはコード進行が同系であるとどうしても似たような曲が出来るかと思います。
要は盗作ではなくうまく消化されたのだという事なのでしょうか。

外国の有名曲と日本のヒット曲がよく似たメロディーを持ってしまう事もあるようです。
ニール・セダカ最初期の名作「恋の日記」と細川たかしの出世作「心のこり」は同系統のメロディーラインが使用されているようです。
元オックスの真木ひでとのソロ時代のヒット曲「夢よもう一度」とポール・アンカ「君は我が運命」も序盤が似ていると話題になった時期もありました。
ブルーコメッツ「ブルーシャトウ」は「月の砂漠」にインスパイアされた曲と聞いています。ワイルドワンズ「想い出の渚」はシャドウズ「ブルースター」に似ていると言われていますが私はそれほどでもないかなと思っています。
74年に台湾のアイドル歌手の優雅(ユウヤ)が歌い日本でかなりヒットした「処女航海」はジョニー・ウィンターやリック・デリンジャーで有名な「ロックンロールフーチークー」に似てるなと最近気がつきました。まあ当時、優雅は超ミニスカートと美脚が魅力的でしたので別にかまわないのですけど。
基本的に洋楽が先に売れ、だいぶ経ってから日本側の歌手が発表するので「ああ、あの曲に影響を受けたのかも」と考えるのですが、ひとつ面白い逆の例がありました。
71年夏に日本で大ヒットした元スパイダースの堺正章のソロ「さらば恋人」なのです。
「さよならと書いた手紙ィ・・・」あの名曲です。
この曲、英国人気歌手アルバート・ハモンドが73年に世界中で大ヒットさせた「カリフォルニアの青い空」にそっくりなのですけど日本側がだいぶ先に発表されています。
この二つはただの偶然の結果だと思います。

まあどちらにしても似た楽曲は数多くありこういった事はいくらでもあるでしょうし影響を受けて作られた曲もそれはそれで大変素晴らしいと思います。

チャック・ベリーの大ヒット「ジョニーBグッド」、ビートルズ「レットイットビー」等は他のアーティストに数えられないくらい「引用」されたろうと思います。しかし盗用というよりインスパイアされたという事かなと私は考えます。素晴らしいじゃないでしょうか。それでいいんじゃないでしょうか。皆さんはどうお考えになりますか。
しかしポップミュージックっていろんな意味で奥が深いものですね。ロックも60年かぁ・・・
本日もチャーリー冷奴が担当致しました。ハイ!

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5月の営業について「ゴールデンウィークもお待ちしております。」

皆様待ちに待ったGWいよいよ始まりました。帰省なさる方や旅行におでかけの方、長期で休暇をとり海外なんて方もおいででしょう。
不幸にして・・・いやいや幸いにしてどこも行かれない方、例年どおりグルーヴィンが営業しておりますよ!

・5月2日(土)夜8時~朝4時半(通常営業)
・5月3日(日)夜5時~夜11時(特別営業)
・5月4日(月)夜5時~夜11時(特別営業)
・5月5日(火)夜5時~夜11時(特別営業)
※なお6日(水)はお休みとなります。

また5月のお休みは下記のとおりです。
5月 6日(水)振替休日
5月10日(日)
5月17日(日)
5月24日(日)
5月31日(日)

5月は計26日間の営業でございます。ご来店お待ちしております。

● ロックンロール生誕60年記念その②「ザ・ビートルズ青盤を聴こう」多数のご来店を頂き有難うございました。

ポール・マッカートニーの日本公演が終了致しました。

東京公演中の4日間当店で行いましたロックンロール生誕60年記念その②「ザ・ビートルズ青盤を聴こう」に多数のお客様にご来店頂きました。
初めて当店においでの方もいらっしゃり皆様より東京ドーム、日本武道館の様子を伺う事が出来ました。本当に有難うございました。何よりビートルズに影響を受けていないアーティストはいないのではとご来店の皆様と再確認できました。
今回の歴史的なコンサート、私は見には行けませんでしたがこの期間は実に感慨深いものでした。感謝、感謝でございます。
そして再びポールが来日してくれるのを待つばかり、これはファンの方々も同様ですね。
しかし忙しかったけど幸せでした。

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ロックンロール生誕60年記念その②「ザ・ビートルズ青盤を聴こう」始まりました。

グルーヴィンの特別企画、ロックンロール生誕60年記念その②「ザ・ビートルズ青盤を聴こう」のお知らせを再度致します。

ポール・マッカートニーの日本公演が始まっております。

23日のライブ後ご来店のお客様もおいでになりました。いやあ本当に日本の歴史に残る出来事ですね。


※東京公演のスケジュール
4/23(木) 東京ドーム 開場 16:30  開演 18:30
4/25(土) 東京ドーム 開場 16:30  開演 18:30
4/27(月) 東京ドーム 開場 16:30  開演 18:30
4/28(火) 日本武道館 開場 17:30  開演 18:30

さてグルーヴィンでは上記の4日間はビートルズの後期の名作を集めた歴史的なベストアルバム「ザ・ビートルズ/1967~1970」(通称青盤)を中心にしてBGMとしておかけしようと思います。(CDでの対応です。ご了承下さい。)
何しろ両会場ともすぐ近くなのでコンサートよりお帰りのおりは是非ともお立ち寄り下さい。


●「ギターで歌って遊ぼうよ。オールディーズポップス」
 その6「好きなんだ」 フレディ&ドリーマーズ

どうですか。皆様のギターの調子は!
この店を始めるため30数年ぶりにギターを弾きだした私です。ですから上手いわけはないですよね。
サラリーマンさんは週に一度くらい弾くのが精一杯かもしれませんね。でもいいじゃないですか。仕事から離れて子供の心に戻れる時間・・・とっても大事ですよね。
さてさて今回は以前このブログの「よもやま話」でも登場したフレディ&ドリーマーズ「好きなんだ」です。英国では63年の大ヒット曲で米国では65年に第1位まで上がる快挙を成し遂げました。

この曲はA♭(G♯)のキーで途中どんどん変調していくのですがギターコードを覚えるのにこんなに最適な曲はないと思います。
ギターを始めて間もない方は「嫌だ、こんなコード!と思うでしょうがFのコードが押さえられるまでになったらそんなに大した事がないのがご理解出来ると思います。
そしてなにより愉快な美しい曲ですので是非一緒に弾いて唄えるようにしましょうよ。
ど下手な私の演奏映像またつけました。ご参考になれば幸いでございますです。

                      「好きなんだ」
                            フレディ&ドリーマーズ

イントロ
A♭ D♭ Cm F♯ A♭ D♭ Cm E♭7

A♭ D♭   A♭ D♭
I'm telling you now,
A♭ D♭   A♭  E♭7
I'm telling you right away.
B♭m E♭   A♭  Fm
I'll be staying for many a day,
B♭m E♭    A♭  F♯
I'm in love with you now.
A♭ D♭   A♭ D♭
I'm telling you now,
A♭ D♭    A♭  E♭7
I'll say what you wanna hear.
B♭m E♭     A♭ Fm
I'll be telling you for many a year,
B♭m E♭     A♭ A♭7
I'm in love with you now.

B♭m     E♭
Do you think I'm foolin'
B♭m E♭    A♭ 
When I say "I love you"?
D♭ Cm F♯
I love you.
B♭m    E♭
Maybe you'll believe me,
B♭m  E♭  
When I'm finally through, through,
E♭7
through, through.

A♭ D♭ A♭  D♭
I'm telling you now,
A♭ D♭    A♭ E♭7
I know it's been said before
B♭m E♭     A♭  Fm
Say you love me and I will be sure,
B♭m E♭     A♭  F♯
I'm in love with you now.

(ギターソロ)

A  D     A  D   A  D     A  E7
I'm telling you now,   I'm telling you right away
Bm  E      A   F♯m
I'll be staying for many a day,
Bm  E       A  A7
I'm in love with you now

Bm       E    Bm   E    A
Do you think I'm fooling when I say I love you?

D D♭m G
I love you

Bm     E     Bm    E
Maybe you'll believe me when I'm finally through,
F7
Through, through, through

B♭ E♭   B♭ E♭ B♭ E♭     B♭  F7
I'm telling you now,     I know it's been said before
Cm   F     B♭  Gm
Say you love me and I will be sure
Cm  F      B♭ Gm  Cm  F      B♭ Gm
I'm in love with you now.     I'm in love with you now,
Cm  F   B♭ E♭  
I'm telling you now
エンディング
Dm A♭ B♭



●ロックンロールよもやま話   -その50-
               「オールディーズの再録音」
                                ご案内:チャーリー冷奴


グルーヴィンにはオールディーズのレコード・CDが多数ありますがオムニバス物(ヒット曲の寄せ集め)ものでオリジナル録音と再録音ものが混じったものも結構あります。
平子が高校時代に購入した2枚組みのLP「ジュークボックスジャイブ40」等はその代表格のようです。オリジナル録音と再録音ものが混ぜこぜなのですが素晴らしいものです。
また一つのアーティストのグレイティストヒッツものでも全体が再録音のものも若干あります。

もちろんオリジナル録音で揃えるのが一番望ましいのでしょうが購入時にはなかなか分かり辛いものです。特に輸入盤となるとなおさらですね。
ファンにとって購入時に判断が難しいアーティストの代表格を挙げてみますね

・ポール・アンカ
十代半ばから第一線で活躍している彼、ベスト盤等を購入時、オリジナルにこだわるならABCパラマウントの表記があればオリジナル録音と判断してよいでしょう。RCAビクターとなっていれば再録音と判断してよいでしょう。彼は61年暮れにRCAに移籍しているのですがその時代も「愛してほしいの」「ギターとワインで忘れたい」「エブリナイト」等多数のヒットを放っているのでややこしいのですがABC時代の代表曲もRCAで吹き込みし直しているのです。
 初期の作品の権利はABCにあるのですが若きポールは自費でそれを買い取ったらしいのです。
私が高校生当時に聞いた話ではポールは十代の自分の録音が満足出来なかったと記憶しています。そしてしばらくの間は封印した状態であったのでRCAの再録音が広く世間に出回ったのでしょう。(こうなるとファンの方もどれがオリジナルだか分からなくなるでしょう。)
もちろん再吹き込みの方も素晴らしい出来栄えなのでとても価値があるものです。
グルーヴィンにあるポールの音源はすべてアナログLPでABCのベスト盤が3枚、その後のRCAの録音物が2枚組LPと他1枚となっています。平子は変わっていて再録音物も大好きでだぶらせて購入しているのです。

・チャビー・チェッカー
60年代を突っ走ったツイスト男のヒット曲を揃えるのも大変なようです。
全盛時代に所属したカメオパークウェイが曲の権利を持っていますがチャビーがそこを離れてから多数の再録音を行っているのです。でもそれだけ需要があるのですから大したものですね。
最近までの彼のグレーティストヒッツ集はほとんどが再録音という事になっているかと思います。
グルーヴィンにあるアナログLPのベスト盤はカメオのオリジナル音源ですがCDのベスト盤2枚は再録のものです。
しかしそれはそれで円熟の歌声が聴けてとても味わい深いものです。
それでも最近ようやくオリジナル録音のCD盤が出たようです。
購入時の注意点はカメオパークウェイの表記があるもの選べばオリジナル録音という事でしょう。それでも輸入盤の時は特に判断が難しいようです。

さて上記二人にかかわらず出来ればオリジナル録音で揃えるのがよいのでしょうが再録音ものも実に面白いものです。仮に誤って?再録で購入してしまってもがっかりする事はないのではないでしょうか。同じアーティストが歌唱・演奏しているのですしとても価値があるものです。
著作権利の問題やアーティスト側の楽曲のクウォリティーを重視した考えもあるのでしょう。
またシングル盤とLP盤で同じ曲のアレンジが違う場合もあるでしょう。あまりこだわらずにのんびりとコレクションを楽しむのが一番でしょうね。縁があって購入しているのですからじっくり聴いてあげて下さい。間違いなく愛着が出てくるはずです。
50年代から60年代の作品達・・・オリジナルも再録音もポピュラーミュージックの歴史に残っていくものであろうと考えたいのです。どちらにしても若き時代の彼等の熱演なのですから!
今日も深夜のグルーヴィンのスピーカーからかつてのヒット曲が流れ続けています。
それを聴いて思わず目頭を押さえるお客様もおいでになります。隣にいるこちらももらい泣きしそうになるのです。
こんなちっぽけなミュージックバーでも存在している価値もあるのかもしれません。
本日もチャーリー冷奴が担当致しました。

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ロックンロール生誕60年記念その②「ザ・ビートルズ青盤を聴こう」

● ロックンロール生誕60年記念その②「ザ・ビートルズ青盤を聴こう」

ポール・マッカートニーの日本公演が開幕します。大阪から始まり東京公演も東京ドーム、日本武道館と我が街千代田区神保町界隈も賑やかになる事でしょう。

※東京公演のスケジュール
4/23(木)東京ドーム 開場16:30  開演 18:30
4/25(土)東京ドーム 開場16:30  開演 18:30
4/27(月)東京ドーム 開場16:30  開演 18:30
4/28(火)日本武道館 開場17:30  開演 18:30

さてグルーヴィンでは上記の4日間はビートルズの後期の名作を集めた歴史的なベストアルバム「ザ・ビートルズ/1967~1970」(通称青盤)を中心にしてBGMとしておかけしようと思います。
題しましてロックンロール生誕60年記念その②「ザ・ビートルズ青盤を聴こう」
(CDでの対応です。ご了承下さい。)

何しろ両会場ともすぐ近くなのでコンサートよりお帰りのおりは是非ともお立ち寄り下さい。

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ウイスキーあれこれ(シングルモルトのご紹介)

私は高校を出て18歳で就職しました。今から考えると本当に子供に毛が生えたようなもので失敗ばかりで赤面の思いでした。
方々に転勤したり辛い思いも随分ありましたがなんとか30年以上働く事が出来ました。これはいかにまわりの方々に助けてもらったかという事です。

さて自分がお酒を毎日のように口にするようになったのは確か22歳位の時からだと思います。

特にその頃はウイスキーを飲む事も多かったと思います。当時から一番好きなのはブレンデッドスコッチウイスキーでした。
20代の頃はカティーサークをよく酒屋さんで買いました。これは女優さんのセミヌードポスターが付録でついていたせいもありました。
シーバスリーガルも好きでした。ブレンデッドスコッチのほのかな香りが大好きで薄めの水割りで飲むのが好みでした。おつまみはかわきもので充分で。

さて現在ショットバーを始めてみると実際にご注文を受けるのはバーボンとシングルモルトが多いのは考えていた通りでした。
特にシングルモルトの中で人気なのがアイラモルトです。

現在グルーヴィンにあるアイラモルトを下記にあげてみましょうね。以下が正式メニューにあるものです。

・ボウモア12年

・アードベッグ10年
・ラフロイグ10年
・ラガブーリン16年

特徴は臭い? はいこりゃ確かに強烈なピート臭がします。特にラフロイグ!

今後もアイラ系は増やしていくつもりですが本当にファンが多いのですね。
ブレンデッド好きの私は上記のウイスキー達は舌がピリッとする感じなんですがそれはそれで悪くないものです。結構ハイボールでもいけますしね。

オーセンティックなショットバーのように沢山の種類はまだまだ揃っておりませんが今後お客様のご希望を反映して徐々に本数を増やしていくつもりです。


20代の頃から飲み始めたウイスキー。若い頃のお酒の思い出はやはりウイスキーなのです。当時からいつかはバーを営業してみたいとうっすら考えていたのかもしれません。

そして30年後夢はかなったわけです。自分は幸せものだという事ですね。はい!

●「ギターで歌って遊ぼうよ。オールディーズポップス」
 その5 「恋のテクニック」         ジェリーとペースメーカーズ

前回の書き込みでこの曲はハイコードを使用した方がいいと私は考えました。

自分と同世代のフォークギターから入った方達は結構ハイコードが苦手な人が多いようです。
これは開放弦を多く使うローコードが右手の指で爪弾くアルペジオにむいているからなのでしょうか。和音がクリアに響きますので。
70年代全盛のフォークソング~ニューミュージックはアルペジオが多かった。難しいキーはカポタストという器具を使うと至極便利なのですがこれに頼り過ぎるとハイコードが苦手になるのは致しかたないですね。ただハイコードを覚えて好きになるとギターのスキルは上がるはずなので是非とも出来るだけチャレンジしてみるとよいでしょう。


さて今回は前回ご説明出来なかったイントロ部分です。実は前回の動画撮影時うっかり忘れたのです。ハハハ!

オリジナルの録音ではメンバーのピアノが中心になっていますが当時のライブ映像ではギターとボーカル担当のジェリー・マースデンがピアノと同時に2本の弦をオクターブで爪弾いているように見えます。セカンドシングル「アイライクイット」でもジェリーはこの奏法を使っているようですので近々この曲もこのコーナーで取り上げてみますね。

さて私、平子が音をひろってみましたがオリジナルとはポジション等は違っているでしょうがまあ近いものかなとも思います。

また前回映像でお話しした使用するハイコードはお好きな形のものお選び頂ければよいと思います。なお各種コードの押さえ方はネットでもギターコード表が沢山ヒットしますのでそちらをご参考頂くか市販の歌本等でもコード表が付録でついている事が多いのでご覧頂くのがよろしいかと存じます。
私などはハイコードとオープンコードをごちゃ混ぜにするのが好きという変態なのです。
本当に我流でいい加減です。自分は本来ドラムが専門なのですがそれでもギターって楽しいですよね。
とりあえず下手くそですが映像お付けしておきますね。
※なお二つの弦を同時に弾く右手は4弦はピック、1弦は中指でも薬指でもお好きで結構です。



●ロックンロールよもやま話    -その49-
            「全員集合しないですぅ! 名門ドリフターズ」
                                ご案内:チャーリー冷奴

50年代から60年代に相当な人気を博したロックンロール・リズム&ブルース・ドゥーワップグループのザ・ドリフターズ

ヒット曲も多数で日本でも「ラストダンスは私に」や「渚のボードウォーク」「アップオンザルーフ」は有名ですね。
さてこのグループ、実は頭のいい人でもちょっと説明が出来ないほど複雑なのです。
まるで異なる二つのグループが関係してくるのです。

① 初代のオリジナルドリフターズ
ドミノズでリードボーカルを務めていたのがクライド・マクファターでした。53年グループを出て新たな連中とチームを組みました。
これがドリフターズの始まりでした。
「マニーハニー」がリズム&ブルースチャートのトップをとりスターダムにのし上ります。
「ハニーラブ」「サッチアナイト」等ご機嫌な名曲が残されています。
54年クライドが徴兵のためグループを離れます。この後大半のリードボーカルを務めたのはジョニー・ムーアでした。当時から相当メンバーが入れ替わっていたようです。
「アドラブル」「ルビーベイビー」等はこの時期の傑作でしょうか。(「ルビーベイビー」はディオンがリヴァイヴァルヒットさせていますね。)
しかしながらメンバーが脱退したりで少しずつ活動にかげりが出ていたようです。
とにかく58年までは人気のトップグループでありました。

② 2代目ベン・E・キングのドリフターズ
59年の事、それまでファイブクラウンズと名乗って活動していたのですがマネージャーの考えでこれを新生ドリフターズとして活動させようという事になったようです。全とっかえでしょうか。凄い話ですね。
「ゼアゴーズマイベイビー」が最初のシングル、これが大ヒットです。その後も「ダンスウィズミー」「ジスマジックモーメント」等、ベンの時代はまさに黄金期となりました。
60年ベンが去りこの後リードとして参加したのはルディー・ルイス。
「サムカインドオブワンダフル」「プリーズステイ」「オンブロードウェイ」等ベンの時代にまったく負けておりません。凄い。
しかしルディーは64年事故で突然亡くなってしまいます。(薬物のようで)
この後のリードを担当する事となったのがなんとオリジナルドリフターズのジョニー・ムーアでした。これにより初代ドリフターズと2代目ドリフターズがシャッフルされ更にややこしくなってしまいます。
この時期は「渚のボードウォーク」が有名ですね。

ドリフターズは結局53年から60年代中盤まで人気のグループでしたのでグルーヴィンのBGMとして大半を占めるオールディーズの時代を隈なく走り続けたのです。
メンバーが混じり合っていなければこの2つは関連のないグループだと考える人もいたでしょうが実際はどういうふうに捉えるのでしょうか。
初代はどちらかというと泥くさめのサウンドですがそれでもポップな楽しい曲もありました。日本のシャネルズ(ラッツ&スター)が80年代よくライブ等で取り上げていたご機嫌でポップな「フールズフォーリングラブ」も初代ドリフターズの曲と思います。
2代目は白人ソングライターの作品を多く取り上げているからか実に都会的で洗練されたものになっているような。
さてグルーヴィンでは両方のドリフターズをアナログとCDでお楽しみ頂けます。

日本ではどちらかというと2代目が主流と思いますが両グループではすでに鬼籍に入ってしまった方々も多数でどちらにしても現在では「全員集合」は出来ません。
ただしベン・E・キングは今も元気でライブを行っております。(随分前ですが東京港区芝の郵便貯金ホールで彼はライブを行いました。それを見られたのは私の青春時代の思い出です。)

その私ももう50代中盤です。でも20歳も年が上のベンが元気で活躍しております。

酒ばかり飲んでいないで健康に気をつけて元気な爺さんになろうと目論見ながらやはりお酒を飲んでいるのです。いやあハハハ・・・
久しぶりにチャーリー冷奴が担当致しましたです。

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