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春本番、グルーヴィンの2015の大企画が始まり!
さて4月12日(日)は特別営業です。
8時オープン~12時まで
さあこの日よりオールディーズバー・グルーヴィンならではの大企画がいよいよスタートです。
この日はロックンロール生誕60年記念その①として「60年代日本のグループサウンズ大特集」です。懐かしのあの名曲、シングルレコードもしくはLPレコードのアナログ音で対応させて頂きます。ウイスキー等片手にどうぞお楽しみ下さい。お待ちしておりますよ!
●ロックンロール生誕60年
以前このブログの「よもやま話」でも登場した往年の大スター、ビル・ヘイリーと彼のコメッツが「ロックアラウンドザクロック」を大ヒットさせて全世界にロック時代到来を発信させてから60年が経ちます。
その1955年はチャック・ベリー、リトル・リチャード、ファッツ・ドミノ、ボ・ディドリーといった連中が俄然注目され白人若手スターのパット・ブーンも大きなヒットを飛ばし始めたりドゥーワップグループも歴史的なヒット曲を発表し続けていました。白人達がそれカバーしたりしてそれも注目されたり。
それでも本格的なロック時代は恐らく翌56年からかなとも思います。エルヴィスのメジャーデビューがこの年ですもんね。
さて今年4月はポール・マッカートニーもやってまいります。いやあ生誕60年周年、何か実に感慨深いです。
グルーヴィンでは春以後にアナログ・デジタルのBGMで都度特集を組んで行こうと思います。例えばこの日は何時からエルヴィス映画音楽大特集とか、60年代中期までのブリティッシュビート大特集とか。(4月12日GS特集がそのスタートです。)
考えるだけでもウキウキしてきます。もちろん一人よがりにならないよう通常のお客様のリクエストも大事なのでうまく時間を区切って営業しようと思っております。
まだまだ私の中でまとまっておりませんが当ブログでその都度、お知らせ申し上げますのでどうぞお楽しみになさって下さい。
●「ギターで歌って遊ぼうよ。オールディーズポップス」
その4 「恋のテクニック」 ジェリーとペースメーカーズ
さあようやく波に乗ってまいりましたこのコーナー。
今回は以前このブログのよもやま話でも登場したジェリーとペースメーカーズの1963年の大ヒット「恋のテクニック」です。オリジナルのキーと一緒のAメージャーで記載しています。ですから慣れたら本物のレコード演奏と一緒に楽しめるはずですよ。
役にたつかは疑問ですけど説明動画もお付け致しました。私はギターも歌もびっくりするくらい下手です。何しろお店を開くので30年ぶりにギターを弾いた人間です。こんな私でもやっているのですから自信を持ってチャレンジしてみて下さい。
なおこの曲はハイコード(フルコード)の方が弾きやすいかもしれません。
今回は全体の曲の流れや使用コードを含めてまとめました。
次回の書き込みではこの曲の愛らしいイントロの弾き方をお話しますね。したがいまして今回と次回の2回に分けてご説明します。
恋のテクニック
ジェリーとペースメーカーズ
(イントロ部分は次回の書き込みにしますね。)
A F♯m Bm E7
How do you do what you do to me?
A F♯m Bm E7
I wish I knew.
A F♯m Bm E7 A D A (G G♯)
If I knew how you do it to me, I'd do it to you.
A F♯m Bm E7
How do you do what you do to me?
A F♯m Bm E7
I'm feeling blue.
A F♯m Bm E7 A D A (G A G A)
I Wish knew how you do it to me, but I haven't a clue.
Bm E7 A F♯m
You give me a feeling in my heart,
Bm E7 A (G A G A)
Like an arrow passing through it.
Bm E7 A F♯m
'Spouse that you think you're very smart,
B7 E7 B7 ( E D E D E)
But won't you tell me how do you do it?
A F♯m Bm E7
How do you do what you do to me?
A F♯m Bm E7
If I only knew.
A F♯m Bm E7 A D A (E7)
Then perhaps you'd fall for me, like I fell for you.
(ソロ部分は省いてしまってOK)
A F♯m Bm E7 (×3回) → A D A G A G A
Bm E7 A F♯m
You give me a feeling in my heart,
Bm E7 A (G A G A)
Like an arrow passing through it.
Bm E7 A F♯m
'Spouse that you think you're very smart,
B7 E7 B7 ( E D E D E)
But won't you tell me how do you do it?
A F♯m Bm E7
How do you do what you do to me?
A F♯m Bm E7
If I only knew.
A F♯m Bm E7 A
Then perhaps you'd fall for me, like I fell for you.
Bm E7 A D A ( G A G A)
When I do it to you.
●ロックンロールよもやま話 -その48-
「ロックンロール・ロカビリー時代の終焉を飾るエディ・コクラン」
永遠のロカビリーアイドル、エディ・コクラン(エディ・レイ・コクラン1938年ミネソタ州出身)は10代の初めよりギターを熱心に学びだしました。
友人のハンク・コクランとコンビを組みコクランブラザース名義で活動を始めました。
コクランと名前は一緒でも兄弟ではありません。レコードを発表していますがヒットしたというわけではなく、カントリーを目指すハンクとロカビリーをメインにしたいエディ、ほどなく解散してしまったようです。
エディは一時的に音楽関係の会社に勤めたようですがやはり夢は捨てきれず56年「スキニージム」でソロデビューをします。ヒットしませんでしたが豪快なロカビリーサウンドを披露してくれました。
この時期はなかなかヒットが出ませんが映画「女はそれを我慢出来ない」に他のロックンローラー達と出演、大変なハンサムであった事も幸いしたのでしょうか。この映画では「トゥエンティフライトロック」を演奏しました。そしてこの後リバティレコードに入り上昇のきっかけを掴んだようです。
57年4月「バルコニーに座って」がビルボード18位まで上がる見事なヒット!
その後は「ドライブインショー」「ジニージニージニー」を小ヒットさせます。
そして58年、ロック史上に輝く名作「サマータイムブルース」を発表、この曲は7月に8位までかけ上がる大ヒットになります。
この後「カモンエブリヴァディ」をスマッシュヒットさせ「ティーンエイジヘブン」「サムシンエルス」を小ヒットさせます。
ビッグネームの彼なのですが以外とヒット曲は少なめです。時代も59年になると激しいロックンロールにかげりが見えた感もあります。
さてエディの人気は英国等ヨーロッパで高まっていたようです。友人のバディ・ホリーを飛行機事故で失った後で気分も落ち込んでいたでしょうが60年2月より長期でのヨーロッパツアーをジーン・ビンセントと共に引き受けます。
英国でもコンサートは好評でさらにツアーを延長する話が出て、それならひとまず休暇という感じで米国に戻ろうとしたようです。これはエディが久しぶりに母親に会いたい事とこの時、一緒に英国に来ていた婚約者でありソングライターのシャロン・シーリーと結婚式をしようと考えたといわれております。ジーン・ビンセントはパリで息抜きするつもりであったようです。
4月16日、3人でロンドン空港に向かうためにタクシーに乗車します。バックシートに座っていた彼等に突然の悲劇が襲います。車が街灯に衝突してエディは大怪我、搬送先の病院で翌日亡くなります。
あとの二人も怪我をしますが命は助かりました。
この時期発売していたシングル盤は「カットアクロスショーティー」そのB面は「スリーステップトゥヘブン」と何かの因縁でしょうか。
エディ・コクラン 21年の生涯でした。
なおグルーヴィンでは彼の主だったシングル発表曲等を国内盤と輸入盤の2枚のアナログLPでお楽しみ頂けます。ロック創成期のレジェンド、エディのバイタリティー溢れる演奏をお楽しみ下さい。是非とも若いロックファンにもお聴き頂ければと思います。
2015年の現在、ロック生誕60年・・・本当に短い期間でしたがその重責を担ったエディ。
ロックンロール全盛時代の末期を飾ったパワフルでセクシーなヴォーカルと卓越したギターテクニック。今も当店のお客様のリクエストの上位にランクされています。
今回も花見と送別会で忙しいチャーリーに代わって私、平子が担当致しました。(あのアホッ)
4月の営業について
グルーヴィンの2015年4月お休みは以下のとおりです。
5日(日)
19日(日)
26日(日)
29日(祝)
全26回の営業です。
※なお、12日(日)は特別営業です。8時オープン~12時まで
この日はロックンロール生誕60年記念その①として「60年代日本のグループサウンズ大特集」とさせて頂きます。シングルレコードもしくはLPレコードのアナログ音で対応させて頂きます。どうぞお楽しみに!
詳細は次回の書き込みでお知らせ申し上げます。
春がいっぱい GROOVIN’
ついこの間、お正月だと思っていたらもうこの季節。
2015桜の開花ですが今年は例年より早めになったようです。
私は知らなかったのですが「開花」とは花が5,6輪咲いた状態との事らしいです。
「満開」は8割程度咲いた状態で開花から満開までは1週間近くかかるそうです。
東京に住む私達も3月末から4月の前半までは美しいその姿を愛でる事が出来ますね。
例年この時期は靖国通りに面したグルーヴィンも初めてご来店のお客様がドアを開ける事が多いです。
夜桜見物の後、「少し歩こうよ」という方やちょっと「2次会しよう」という流れでいらっしゃるのでしょう。また送別会、歓迎会も多いため「もう少し飲もうじゃん」という気分も高まるのでしょう。
バーは基本的にご常連で賑わうものですがこのブログを読んで、まだ当店にお入りになった事がない方、どうぞお気軽にドアをオープンして下さい。
最近では「敷居が低い」バーという事で若いサラリーマンさんやOLさんにご来店頂けるようになってきました。落着いたショットバーというよりオールディーズロックンロールバーという形式でけっこう賑やかですからなんの気がねもいりません。
お一人で「どっか面白い店ないかな・・・」とかカップルで「デートの最後に飲みなおしたいな・・・」なんて方々も是非一度ご来店下さい。
●「ギターで歌って遊ぼうよ。オールディーズポップス」
その3 「恋の片道切符」 簡単に楽しみましょう。
この新コーナーいかがでしょう。前回・前々回のビートルズ「オールマイラビング」はちょっと特殊な右手のコードストロークもありギターを初めて弾く方には分かり辛い曲であったかも。
2曲目は米国ロックンローラー・エンターテイナーのニール・セダカが1959年(昭和34年)日本で大ヒットさせた「恋の片道切符」です。
「オールマイ・・・」と違って分かりやすいので少しギター経験のある方ならすぐ覚えてしまうでしょう。
今回も映像ご参考頂けましたら嬉しいです。
「恋の片道切符」
ニール・セダカ
イントロ
Am9
Am
Choo, choo train chuggin' down the track
Dm
Gotta travel on, never comin' back
E7 Am
Oh, oh got a one way ticket to the blues
Am
Bye, bye love my baby's leavin' me
Dm
Now lonely teardrops are all that I can see
E 7 Am
Oh, oh got a one way ticket to the blues
G C
I'm gonna take a trip to lonesome town
E7 Am
Gonna stay at heartbreak hotel
E7 Am
A fool such as I there never was
E7
I cried a tear so well
Am
Choo, choo train chuggin' down the track
Dm
Gotta travel on, never comin' back
E7 Am
Oh, oh got a one way ticket to the blues
ギターソロ
E7 Am
Oh, oh got a one way ticket to the blues
G C
I'm gonna take a trip to lonesome town
E7 Am
Gonna stay at heartbreak hotel
E7 Am
A fool such as I there never was
E7
I cried a tear so well
Am
Choo, choo train chuggin' down the track
Dm
Gotta travel on, never comin' back
E7 Am
Oh, oh got a one way ticket to the blues
E7 Am
Oh, oh got a one way ticket to the blues
E7 Am
Oh, oh got a one way ticket to the blues
●ロックンロールよもやま話 -その46-
「子供の頃、そして10代・20代の思い出 加瀬邦彦とザ・ワイルドワンズ」
チャーリーの奴、仕事が忙しいの、送別会の幹事が大変だの言いやがって今回はお前が書けと言っております。どうせ書くネタが尽きたのだろうと思います。ケッ、ど素人め。
そんな訳で今回は私、平子が再び登場致しますです。
子供の頃、昭和40年代の初期は日本では空前のエレキブーム。お掃除のほうきをかき鳴らしてエレキ、煎餅の空き缶を割り箸で叩きドラム!いやあ楽しかったな。
以前カキコしましたがテケテケのエレキブームからビートルズ等のブリティッシュ勢の大躍進がごちゃ混ぜになり日本のGSブームが沸騰したのかもしれません。
またそのブームの少し前に加山雄三や荒木一郎がシンガーソングライターとしてヒット曲を連発、寺内タケシが大活躍していたのは子供ながら理解しておりました。
さてワンズの思い出なのですがGSブーム初期、昭和41年後半「想い出の渚」が大ヒットしました。今でも使われる言葉「湘南サウンド」の代表曲となりました。
小学生の私、彼等の演奏をテレビで拝見しておりました。
「青空のある限り」(4枚目のシングル)ではドラムの植田さんが豪快プレイしながらのボーカルでハスキーかつパワフルに唄いこなしていました。(やや上目使いで・・・)子供ながらにカッコいいなと思っておりました。
「愛するアニタ」(5枚目のシングル)は曲のラストでベースの島さんが絶叫する「アニター~ッ」が演劇を見るように鮮烈でした。
時は進み70年代中盤から後半、当時十代の私はギターにも興味がありましたが当然オールディーズのロックンロールそして日本のグループサウンズのレコード収集に夢中でかなりの時間をついやしました。
大好きなワンズ他GSの主要なシングル盤は70年代当時の数寄屋橋にあった古レコードショップ「ハンター」で買いあさり、そこでなければ神保町の古レコード屋さんで探すという常軌を逸した少年時代~青春時代でした。ハハハ!
ワンズはGSの衰退後、解散していましたが80年代初期に本格的に再活動を始めていて、一年に一度程度、夏が近くなるとLPを発表していたと思います。
再活動後のシングル発表曲では「白い水平線」という曲が特に大好きでした。
いかにも湘南サウンドの猛者ワイルドワンズと言う感じの曲でリーダー加瀬邦彦さんが弾く12弦のリードギターは夏の海や浜辺が目に浮かびセンチメンタルで印象的でした。当時20代の初めであった私は夏になるとワンズのコンサートを聴きに東京・中野サンプラザに行っていたと記憶しています。
ワンズは68年「バラの恋人」(6枚目のシングル)を発表する前、フルート・キーボード担当で十代の渡辺茂樹さんを新加入させております。当時テレビを見ていたらある番組で渡辺さんの小さな妹さんが出ていて「お兄ちゃんが大好きだけどワイルドワンズは嫌い!」と言っていたのを思いだします。
司会者が「エッ、何故なの」と幼い妹さんに聞くと「前は遊んでくれたのにワンズに入ってから遊ぶ事が出来なくなっちゃの・・・」
確かこのようなやり取りでした。
(渡辺さんは残念ながら2014年3月にこの世を去りました。)
このブログでは時おりオールディーズの話題から離れてGSや当時の和製ポップスの書き込みも出てまいります。どちらにしても日本の音楽シーンがいかに50年代から60年代の洋楽に強く影響を受けていたかが私には強く感じられます。現在のJポップもオールディーズの音楽がなければ存在しなかったであろうと思います。
湘南のビーチボーイズという感じもするワイルドワンズ。(いやBB5よりもっと明るいイメージかな。再活動時のライブでは「ファン・ファン・ファン」等米国のサーフィンサウンドをよく演奏してくれました。楽しかったな・・・)
全盛時のヒットシングルも多く他にも「夕陽と共に」「花のヤングタウン」「青い果実」等・・・
今でも現役で演奏活動をしているのは50代の自分にとってとても励みになります。
永遠の湘南サウンドの盟主、加瀬邦彦とザ・ワイルドワンズ
本日の書き込みはグルーヴィン平子が担当致しました。
少しづつ暖かくなってきました。雑記いろいろ
お客様にオーダーを頂くお飲み物はビールとウイスキーが基本8割程度なのですが意外とメニューファイルをご覧になって「あっ、結構カクテルもあるんだ。」と言われる時がよくございます。これはこのお店がいかにもミュージックバーであるため手の込んだカクテル等は提供していないと思われるからでしょうか。
当店は意外とリキュールが揃えてあってそれなりに結構な種類のカクテルがあるのです。
もちろんオーセンティックなショットバーではないのでお出しするものにも限界がございますがトムコリンズ、ユキグニ(ウォッカベース)、ロングアイランドアイスティー等は人気のカクテルです。
また特に当店で根強い人気を持つカクテル、それがシェリーを使用したシェリートニック。
最近も安定してオーダーを頂いております。
オリジナルカクテルもよく考えています。
ただよく思うのですが自分はギター弾いたりやドラムを叩く時、名人のコピーをある程度するのがかなり大事と考えています。先人の手癖を少しでも自分に反映させ引き出しを作りたい。
カクテルも同様で基本メニューのレシピをしっかり守り、それを将来的にオリジナルに反映させていくという考えがあります。結構頑固でして・・・不器用ですので!
カクテルは世界的にも種類が数多く、オリジナルを自分で考えたところで、すでに存在している場合がかなり多いようです。
面白い事にトムコリンズとジンフィズはまったく同一のものと言ってもよいでしょう。レシピがほとんど変わりません。
他の著名なカクテルでも例えばユキグニとカミカゼは内容がほとんど一緒。ユキグニは日本、カミカゼは米国産のようです。(両方日本のものかと思いますよね。)
さてこの冬・・・意外とマティーニのご注文が多かったと思います。
そしてギムレット。これはとにかく美味いし飲みやすい。当然ジントニック、ジンライムも多かったな。
ワインベースのキールも以前より出番が増えたような気がします。
グルーヴィンでは基本的にすべてのカクテルが700円か高くても800円。恐らく他店ではその価格では提供が難しいのではないでしょうか。
オープンより2年半、メニューも少しずつ充実していると自負しております。エヘン!
ただバーの基本はやはりウイスキーという気もします。リキュールを仕入れるよりバーボンやシングルモルトのボトルを増やすべきか。
いやあ、難しいものです。でも何かそんな事を考えるのがとてもやりがいがあると考えています。フード類も含め、まだまだ精進して行かないといけないなと考える今日この頃です。
しかし相変わらず文章がまとまりません。不器用ですので!
●「ギターで歌って遊ぼうよ。オールディーズポップス」
その2 「オールマイラビング」あなたは一人ビートルズ
前回より登場いたしました新コーナーです。
ジョージがノリノリでロカビリータッチで演奏した途中のギターソロ、とても私は弾けませんがカバーしてみた前回の映像、少しはお役にたちましたか。ギターコピーをきちりとされる方は「あんなんじゃ適当過ぎるじゃん」なんて思われたと思います。
ユーチューブ等でのギターレッスンの投稿もこの曲は多数ございますのでお好きな弾き方をご参考されると良いと思います。ロックギターのコピーは人によってみんな違っていたりが最高に面白いと私は思っております。
さて今回は「オールマイラビング」の完成?を目指すのですが下記に歌詞にコードをつけたものを掲載してみました。
特にギターを弾きだして間がない方は人差し指一本で何弦も押さえるセーハコード(バレー)で苦しむようですが私の経験上、簡単な省略された押さえ方で逃げずにちょっと頑張ると意外と短期間で押さえられるような・・・
この曲で問題はジョンが演奏した3連弾きではないかと思います。
(タカタ・タカタ・タカタ・タカタ)
ゆっくりとしたテンポで1拍に音を3等分して練習しましょう。いきなり原曲にあわせてストロークしても返り討ち確実です。
また拙い私の解説映像を下に2つ添付します。(テンポ等が少々ずれたりしていて荒っぽい演奏ですみません。)
なお今回の課題曲はコードストロークが私には困難のため歌詞が歌えていなくてごめんなさい。反省しております。
さあ最初はちょっと辛くても天国からジョンが微笑みながら助けてくれますよ!
「オールマイラビング」
ザ・ビートルズ
F#m B7
Close your eyes and I'll kiss you
E C#m
Tomorrow I'll miss you
A F#m D B7
Remember I'll always be true
F#m B7
And then while I'm away
E C#m
I'll write home every day
A B7 E
And I'll send all my loving to you
F#m B7
I'll pretend that I'm kissing
E C#m
the lips I am missing
A F#m D B7
And hope that my dreams will come true
F#m B7
And then while I'm away
E C#m
I'll write home every day
A B7 E
And I'll send all my loving to you
C#m C#mM7 E
All my loving I will send to you
C#m C#mM7 E
All my loving, darling I'll be true
(ここでギターソロです。ジョージ助けてぇ!)
F#m B7
Close your eyes and I'll kiss you
E C#m
Tomorrow I'll miss you
A F#m D B7
Remember I'll always be true
F#m B7
And then while I'm away
E C#m
I'll write home every day
A B7 E
And I'll send all my loving to you
C#m C#mM7 E
All my loving I will send to you
C#m C#mM7 E
All my loving, darling I'll be true
C#m E
All my loving, all my loving ...
(WOO・・・)
C#m C#mM7 E
All my loving, darling I'll be true
① コード等説明映像(音声が悪くごめんです。)
②全体を通して演奏してみた映像(音声が悪くごめんです。)
●ロックンロールよもやま話 -その45-
「オールディーズ史上に残るカワイコちゃん、麗しきレスリー!」
ご案内:チャーリー冷奴
サーフィンサウンドの猛者、ジャン&ディーンのヒット曲のひとつ「フロムオールオーバーザワールド」という曲がありました。
64年10月にサンタモニカで行われた歴史に残るコンサート「The T.A.M.I. Show」にはロックンロール、ソウル、ブリティッシュ勢のレジェンド達が英米から出演しました。
チャックベリー、ジェームス・ブラウン、シュープリームス、ローリングストーンズ、ジェリーとペースメーカーズ、ジャン&ディーン等・・・
ジャン&ディーンの「フロムオールオーバーザワールド」はこの時、テーマソングの趣で取り上げられていたと思います。
この曲の歌詞の冒頭・・・
みんな、あいつらが来るんだよ。
なかなか見れないような大スターが。
飛行機と車でリバプールやテネシー。
チャックベリーがセントルイスから来ちゃった。「メイビリン」や「メンフィス」を歌うかな。
ニューヨークからレスリー・ゴーア、彼女すげえカワイコちゃん!
さてと、またもや話が長くなりました。本日の主役はこのコンサートにも出演していた超美しいレスリー・ゴーアです。
1946年5月にニューヨークで誕生します。幸せな家庭で育ちジャズ音楽が大好きな美しい少女に成長します。
高校生の頃、友達のパーティに行き、そこで歌を披露します。その歌唱力と愛くるしさで大喝采、これがきっかけで当時からジャズ界大御所、あのクインシー・ジョーンズ後押しもありマーキュリーレコードに入ります。
デビュー作品はクインシーがプロデュースした「涙のバースデイパーティ」です。63年4月発売。
(自分のバースデイパーティでなんと彼氏(ジョニー)を友達に取られてしまうという内容です。)
5月2日には、なんとレスリーの17回目の誕生日にあわせて盛大なパーティを開く等、曲にあわせ大変な話題を振りまきます。スタッフの思惑どおり5月11日ビルボードで初登場いきなり60位!
この時すでに歴史的な大ヒットが約束されました。
トントン拍子にチャートを駆け上り、5月25日にはベスト10内に登場。
なんと翌週6月1日にはゴボウ抜きでトップに輝きます。翌週6月8日も2週連続でトップでした。
6月15日に坂本九の「スキヤキ・上を向いて歩こう」に譲り2位となりました。しかしこの時、九ちゃんの珍しい日本産のこの曲がなければその後もトップをとり続け5週連続まで可能ではなかったかなと思います。それぐらいのメガヒットであったのです。
セカンドシングルはその続編という感じで「涙のジュディ」
こちらも5位まで上がる大ヒット!(前作品で自分を振ったジョニーが自分のところに戻り友人のジュディは泣きじゃくりながら帰っていったというなにかやるせなく切ない内容かな。)
サードシングル「ラッキーガール」も連続して5位です。
続いて発表した「恋と涙の17歳」が2位まで上がります。もうスゲェ~!
この後、「恋を夢見る17歳」が12位、その後の曲はややチャート順位は下がっていきます。
65年映画の挿入曲「サンシャインとレインボー」が13位まで上がり大健闘。
その後はヒットも小粒になりました。時は英国グループ旋風でしたから致し方ないでしょう。オールディーズの時代もこの辺で終わりですもんね。
それでも67年「星のカリフォルニアナイト」が16位まで上がります。
60年代後半はヒットパレードから姿を消します。
彼女の全盛期は63年から65年といった感じ。
それでも以後も元気で沢山のライブも行っていたようで映像もネットで拝見出来ます。
いつまでも美しく・・・スタイルもスレンダーで。とても素敵な女性です。
でも大変残念な事につい最近2015年2月16日に出身地ニューヨークで亡くなりました。まだ68歳の若さでした。
さてグルーヴィンでは彼女の全盛期のヒット12曲が揃った77年発売のLP「涙のバースデイ・パーティ/ベスト・オブ・レスリー・ゴーア」にてその華麗な歌声がお楽しみ頂けます。
彼女がデビューした63年はそろそろ人気アーティストが交代し始めた頃かな。
50年代から活躍していた連中が揃って消え始めキング、エルヴィスも映画出演が忙しく・・・(エルヴィス本人も同じような映画の脚本にアクビを隠せないほどマンネリの万年さんでしたでしょう。こりゃ意地悪婆さんか・・・)
時代はサーフィンサウンド、ソウル、ダンス系サウンド等が脚光を浴びていました。ちょうどはざまの時であったのでしょうか・・・
そして翌64年英国のビートルズ旋風が米上陸・・・人々のニーズが着実に変化していく時代だったのか。
しかしながらそんな短い期間でしたが20枚近いヒットシングルを発表したポップス史上にまれにみる美人歌手レスリー・・・ある時は元気一杯に、ある時は憂いを秘めた切ない歌声。そして沢山の素晴らしいスタッフ達にも恵まれた彼女の音楽人生・・・白人女性歌手においては当時一番の大スター・アイドルかもしれません。
東京の神保町のバーのカウンターよりレスリーのご冥福を心よりお祈り致します。
そして今このバーの廉価なターンテーブルより彼女の一連のヒットシングルがかかっています。今でもご来店のお客様からのリクエストも多いのですよ。
どうぞ安心して天国からお見守り下さい。
今日は何かセンチになってしまったチャーリー冷奴でした。 グスッ ・゜・(ノД`)・゜・
盛り沢山のグルーヴィン 今回はニュース満載ですよ! (^^♪
久しぶりに軽いフードをメニューに加えてみようかと考えました。
深夜に以外とお客様がいらっしゃるのが当店の特徴なのですが、これはいかにもサラリーマンの街、神保町という事でしょうか。庁舎もそばにあり大きな会社もかなり多いのですが大半の方は終電めでに帰宅されて次の日に備えるのでしょうが業種によっては夜中まで残業をする事の多い方も数多くいらっしゃいます。
夕食をとる時間もなかったり真夜中に小腹が空いてしまう事もあるようで。
ならばトーストくらいはご用意しようかと考えたのです。
※下の写真は①レーズンチーズトーストです。
① レーズンチーズトースト
コクのある甘みの干しぶどうにチーズがとろけます。こんがりと焼けたトーストが実に香ばしいです。
(500円)
② ジャコ海苔チーズトースト
汐の香りが漂い・・・。たっぷりチーズがまろやかにつつみます。お醤油をたらしてもGOOD!
(600円)
③ マヨ中のチーズトースト
普通のチーズトーストの事です! ハハハ。
マヨネーズをパンに塗りこみ、こんがりチーズがもう最高。だからマヨ中。
(500円)
④ チョコトースト
これはシンプル、板チョコをのせてオーブンで焼くだけ。だけどもマイルドな甘味が心を癒してくれますよ。女子にもお勧め。
(500円)
長かった冬も終了です。今年も寒かったですね。お仕事の後、グルーヴィンでご自身に安らぎのご褒美を差し上げて下さいね。
●新コーナーです。
「ギターで歌って遊ぼうよ。オールディーズポップス」
その1 オールマイラビングのギターソロ。 ジョージ助けて!
ちょっと面白いコーナーを始めました。
グルーヴィンではエレキギターで歌が歌えるのはすっかりお馴染みです。私が超ど下手な伴奏をつける事も多いですし腕自慢のお客様が伴奏、それに合わせて歌ったり、実に楽しいミュージックバーになっています。
さて今回より始まったこのコーナー、ギターを弾きだして間もない方でギターのレパートリーを増やしたい方、オールディーズの名曲を楽しみたい方等のためにずっと考えていたものです。
まずは記念すべきその最初の課題曲はザ・ビートルズ初期の名作「オールマイラビング」です。ジョンのリズムギターが特徴の大ヒット曲です。
今日はまずジョージが担当した中盤のギターソロを私、平子が音を拾ってみました。販売されているようないわゆるコピー譜より相当簡単になっていると思います。
ゆっくりと私が弾いた映像も添付してみました。
まあこんな下手くそなオヤジでもやっているのですから自信を持ってチャレンジしてみて下さいね。
次回の書き込みでは使用コード等のご説明致します。合計2回で完成させてみましょう。
最終的にはコードのかき鳴らしと途中のギターソロを加えて、たった一人でこの曲が伴奏出来るように仕上げてみましょう。また歌えたら最高です。お友達や彼氏・彼女にも鼻高々かな・・・
今回はポイントの一つ、ギターソロのみを頑張ってみましょうね。最初はゆっくり、ゆっくりですよ。早くするのはそれが出来てからですぅ!
●ロックンロールよもやま話 -その44-
「七光りなんか吹っ飛ばした! ゲイリー・ルイスとプレイボーイズ」
ご案内:チャーリー冷奴
ビートルズやストーンズが大活躍の65年、米国でビッグなアイドルグループが登場しました。
本日の主役ゲイリー・ルイスとプレイボーイズです。
ファーストシングル「恋のダイヤモンドリング」が大爆発、65年2月ヒットチャートのトップをつかみます。同時期はライチャスブラザーズ「ふられた気持ち」、ぺトラ・クラーク「恋のダウンタウン」、テンプテーションズ「マイガール」等歴史的な曲が上位にいたのでこの時の2週連続トップはお見事です。(アル・クーパーが作曲に参加しています。)
ドラムスとヴォーカルを担当するゲイリー。当時の年頃の女の子から見て、いかにも隣の家に住んでいる素敵なお兄さん風のイケメンですが父親は超有名な米国のコメディアン、ジェリー・ルイスです。
ジェリー・ルイスは40年代からディーン・マーチンとコンビを組み人気を得ます。
50年代の映画「底抜け」シリーズが日本では有名で、他にもトニー・カーティスと競演した「ボーイング・ボーイング」なんか私の子供時代、TVの名作劇場で本当に楽しく拝見しました。(スチュワーデスさんをとっかえひっかえのトニー、私も将来こうなりたかったのですが! ジェリーの日本語吹替はたいがい俳優の近石真介さんでした。)
ジェリーは凄くハンサムなのですがおどけた表情と声、歩き方等のアクションが大爆笑を誘うのです。このブログでよく登場する英国のフレディ&ドリーマーズのヴォーカル、フレディ・ギャリティはその歌いながらのアクションに強い影響を受けているように思うのですが・・・
さてグルーヴィンに保管されているゲイリー・ルイスとプレイボーイズの音源はベスト盤の輸入LPなのですが店主の平子が20代の若い頃に購入した物です。
「恋のダイヤモンドリング」「カウントミーイン」「セーブユアハートフォーミー」「エブリバディラブズアクラウン」「シーズジャストマイスタイル」「シュアーゴナミスハー」「グリーングラス」までの65年から66年途中までの彼らが特に全盛を誇った名曲とシングルB面収録等の全12曲、びっくりするのは上記に挙げた曲はデビューから連続で米国のヒットチャートのベスト10に入る歴史的な大ヒットばかりなのです。
当時はもうロックンロールからロックへ変化して行く時勢でしたので彼らの歌う曲のスタイルを考えるとバブルガムポップグループという趣かも。当時の英国スターでいうとハーマンズハーミッツのスタイルかもしれません。またその後の米国のモンキーズもこのタイプですか。
(しかしさすがはリバティレコード、名プロデューサーのスナッフ・ギャレット、アレンジャーのレオン・ラッセルです。ポップミュージックの歴史に残る見事な大仕事となりました。)
さて私が彼らの曲で特に大好きなのは「グリーングラス」で、66年彼らの全盛期最後のベスト10内の大ヒットでした。
この曲を私が最初に聴いたのは高校生の頃、今は亡き八木誠さんがFM東京でオールディーズをかける番組を持っていて選曲されたこのスピーディでメルヘンチックな曲にすっかり魅了されました。
(八木さんのこの番組は他のラジオ番組ではかからないような名作もふんだんに選曲してくれました。テディ・ランダッツォ「ワンモアチャンス」とか・・・八木さん本当に有難うございました。今でもその誠実さ溢れる素敵な声は私の心の中で聞く事が出来るのです。)
さてプレイボーイズは5人編成でアコーディオン担当もいたのですね。なおベースギターを担当していたアラン・ラムゼイはすでにこの世を去っております。(85年)
ゲイリー・ルイスは現在60代後半ですが、まだまだ元気でライブを行っているようです。
プレイボーイズの面々はさすがに若いメンバーに代わっているようですけど。
ゲイリーも全盛期のようにドラムをひっぱたきながらのヴォーカルではなくエレキギターをかきならしながら熱演しているようです。
びっくりするのは父のジェリーも80代後半で健在という事です。ジェリーは確か十代で結婚したというのでそれもうなずけます。
日本には古くから「親の七光り」という言葉がありますが、いやいやそれだけでは連続7曲も米国ビルボードベスト10の曲を発表できるわけはありません。エンターテイナーの実力は父親譲りなのでしょう。
「おしどり親子」といった感じかな。
さてグルーヴィンの平子が変わっているのはプレイボーイズのCD全曲集を買えば彼らの後半のヒット曲を含めて全部揃うじゃないかと言うと「うん、べつにヒット曲マニアでないもーん、今はこれで充分だよ。このLPが大好きなんだよね。アナログで思い出深くて・・・グスッ (/_;) ・・・ 」
まあ、50代のおやじとなった彼の青春の思い出なのでしょうか、わからんでもありません。
今回はオールディーズの時代の最後っ屁のようなビッグアイドルの話でしたが特に細かい経歴や逸話には触れませんでした。
詳しい事は他のブログやウィキペディアでいくらでも読めますもんね。
オールディーズポップスが消え去ろうという時代に登場した甘く切ないサウンドのゲイリー・ルイスとプレイボーイズ・・・まさに60年代中盤を飾るビッグスター。
「親の七光り」と戦って見事に勝利したのです。ワーイ!(涙)
本日もチャーリー冷奴が担当致しました。