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「お昼からバーで楽しみませんか」続きます!
すべて午後1時よりオープン、夕方5時まで開催致します。
9月13日(土)
9月20日(土)
9月27日(土)
通常のメニュー他ノンアルコールカクテルを多数揃えます。
(この催しではチャージ料金は頂戴致しません。なお通常通り喫煙可ですのでご了承下さい。)
また各日とも夜の通常営業はございます。
(夜8時オープン、ただし11時でノーゲストの場合は終了とさせて頂きます。ご了承下さいませ。)
どうぞお気軽にドアを開けて下さいね。
●ロックンロールよもやま話 その24
-思い出深いラジオ番組-
昭和50年の暮れ、麻布十番にあったレコード屋さんでニールセダカのベスト盤のLPをお小遣いで購入しました。恐らくこれが自分の買った最初のロックンロール歌手のレコードであったと思います。
私はこの時、高校の1年生、この後沢山のオールディーズの音源を収集していくのですがなかなかオールディーズのレコードが発売されておらず国内盤ではかなりのアーティストが廃盤という状況でした。当時の私は本当に悪い頭でそれなら輸入盤でカバーしていこうと考えたわけです。
輸入盤は解説(ライナーノーツ)がついておらず国内盤に比べありがたみはないのですが値段が安かった。(もっとも解説がついていても英語は読めませんが・・・)
徐々にコレクションが増えて次はこんな歌手のレコードが欲しいな、なんて考えるのが常でした。池袋のメモリーレコードさん等によく通ったものです。
それと同時にオールディーズ音楽の知識をつけるためによくラジオを聴いたものです。
今日はそんな自分が熱中していた番組をご紹介しましょうね。
①ラジオ関東「ゴーゴー・ナイアガラ」
大瀧詠一さんの魅力的な語りでの進行、デル・シャノンやフレディー・キャノン、ホリーズ等普段あまり聴けない隠れた小ヒット曲まで紹介してくれていたと思います。
また夏の終わりになると波の音とともに夏の歌特集をしてロビン・ワード「ワンダフルサマー」をかけてくれたり・・・ 実にセンチメンタルな番組であったと思います。
クレージーキャッツや小林旭等も特集してくれたり本当に楽しく思い出深い番組でした。大瀧さん本当にありがとうございました。
②FEN「ジム・ピューターショー」
レースカーのエンジンの爆音の後、エレキインストの名曲ルーターズの「レッツゴー」で始まる番組です。英語がさっぱりの私、発音の素晴らしいジムの名調子に意味がわからないながら熱中したものです。「マッシュポテトタイム」のディーディー・シャープをディディー・ショーだと勘違いして覚えたものです。日本では流行しなかった曲も多数耳にする事が出来たのです。番組の最後は必ず最終曲にあわせてコメントしながら「Bye-Bye」とかっこよく終わるのです。
③FM東京「気まぐれ飛行船」
小説家の片岡義男さんとジャズシンガー安田南さんの共通した気だるい感じのかけあいが記憶に残っております。
結構古いロックンロールをかけてくれてダニー&ジュニアーズ「踊りに行こうよ」を初めて聴いたのがこの番組でした。またジョー・ジョーンズ「ユートークトゥーマッチ」、ロッキン・シドニー「ゼイコールミーロッキン」等はやはりこの番組で初めて聴く事ができました。安田さんのハスキーでセクシーな声を思い出しますが大変残念な事に近年亡くなられたそうです。
④NHKーFM「サンデー・ミュージック」
パーソナリティーは音楽評論家の湯川れい子さん。
この番組の中で紹介されたエルヴィスのサンコレクションというLPが大変印象に残ったのですぐに購入しました。これは今でもよくお店のターンテーブルにのっかりますです。
番組の中盤のコーナー「エバーグリーンミュージック」では50年代、60年代のヒット曲を沢山紹介してくれました。カセットラジオでエアチェックするのが日曜昼の楽しみでした。トーネドース「テルスター」やスコット・マッケンジー「花のサンフランシスコ」等カセットテープで何度もかけて聴いていました。宝物でしたね。
これ以外にも文化放送「イエスタディーポップス」が私のお気に入りでした。
そんなこんなで当時高校生の私、オールディーズミュージックや下手なギターに熱中するあまり危うく留年するところでした。ハハハ!
しかしもう40年も前か・・・時が経つの早いものです。
10月は2周年!
暑くなったり雨が降ったり夏の終わりは天候も不順ですね。
グルーヴィンももうすぐオープン2周年です。ようするに10月から3年目に入っていくわけです。石の上にも3年といいます。私はこの言葉が好きでどんな事でも3年は我慢して修行しろよ、なんとかなるさという感じですか。そんなこんなでプレイベントはオーバーですがご来店の皆様になにかお楽しみをという事で以下のようにご準備致しました。
① 9月1日(月)より9月30日(火)まで下記ウイスキーがなんと一杯500円でお召し上がり頂けます。
l サントリー角
l バランタインファイネスト
l フォアローゼス40°
l カナディアンクラブ6年
(ただしストレート・オンザロック、水割りに限ります。ハイボール等は600円)
いやあ超格安ですね。どうぞご来店下さい。
② 9月6日(土)「お昼からバーで楽しみませんか」
昨年10月に行ったものですがその第2回目です。
今年は午後1時よりオープン、夕方5時まで開催致します。
通常のメニュー他ノンアルコールカクテルを多数揃えます。
(この催しではチャージ料金は頂戴致しません。なお通常通り喫煙可ですのでご了承下さい。)
今までグルーヴィンにおいでになった事がない方もまたバーに入った事がない方もどうぞご安心してお楽しみ下さい。
なお終了後は一度クローズ、夜7時から通常どおりの営業となりこの日は夜11時にて閉店とさせて頂きます。
まずはプレイベント第一弾ですね。
※ 9月の定休日
以下を予定しております。(変更の場合は店舗内外に表示及び当ブログにてお知らせ申し上げます。)
9月 7日(日)
9月14日(日)
9月15日(祝)
9月21日(日)
9月23日(祝)
9月28日(日)
●ロックンロールよもやま話 その23
-ロックンロールからロッカバラードの時代へ 「天才少年ポール・アンカ」-
私は元々ロックンロールマニアでもないしオールディーズマニアでもありません。
ですから例えばビーチボーイズやエルヴィスの音源が全部揃っていなくてもまったく気になりませんし抜けている音源を血眼になって揃えようとも思っていません。ようするに一人のアーチストがベスト盤(グレーティストヒット)であらかた揃えば満足してしまう程度なんです。こんなにこだわりがない私でもオールディーズロックに対して不思議に思っている事が一つありました。それが今日のお題、ワイルドなロックンロールブームからから甘いロッカバラード時代に移っていった転機の曲は何だろうという疑問です。
さーてと、むりくり模索してみましょうか。
自分は勝手に1957年(昭和32年)を検証してみました。
ひょっとしてはと考えたのはあまりにも有名なポール・アンカの自作自演「ダイアナ」と超ハンサムアイドルのリッキー・ネルソンがヒットパレード界に踊り出た「十代のロマンス」です。
ただし私としてはリッキーの方はカントリー~ロカビリーのバラードのイメージがありその後の大量の彼のヒット曲の中にもカントリーに近いものもあったのでやはりポールの方がアイドル系ロッカバラードへ移っていった転機の曲であろうと考えてしまいます。
1955年あたりからポップスの世界はロカビリー、ロックンロール、ドゥーワップものが少なからず人気が高まり56年のエルヴィスで大爆発、問題の57年も相変わらず同系統の曲が人気を得ていた・・・というより最全盛と思います。
それでは57年を彩っていたロックンロールとおぼしき曲をピックアップしてみましょう。
※ビルボード1957年の記録より
l 砂に書いたラブレター パット・ブーン
l 恋にしびれて エルヴィス・プレスリー
l 監獄ロック エルヴィス・プレスリー
l テディベア エルヴィス・プレスリー
l ハニーコム ジミー・ロジャース
l カムゴーウィズミー デルバイキングス
l バイバイラブ エヴァリーブラザース
l サーチン コースターズ
l リトルダーリン ダイヤモンズ
l ブルーベリーヒル ファッツ・ドミノ
l 起きろよスージー エヴァリーブラザース
l 4月の恋 パット・ブーン
l ユーセンドミー サム・クック
l ヤングラブ タブ・ハンター
l ドントフォービッドミー パット・ブーン
l ビーバップベイビー リッキー・ネルソン
l シルエッツ レイズ
l ホールロッタシェイキンゴーインオン ジェリー・リー・ルイス
l ペギースー バディ・ホリー
l 白いスポーツコート マーティー・ロビンス
l パーティドール バディ・ノックス
l ヤングラブ ソニー・ジェームス
(タブ・ハンターと同曲)
l マイスペシャルエンジェル ボビー・ヘルムズ
l トゥーマッチ エルヴィス・プレスリー
l ショートファットファニー ラリー・ウィリアムズ
l ラウンチー ビル・ジャスティス
l スクールデイ チャック・ベリー
l ザットルビーザデイ バディ・ホリーとクリケッツ
いやあ、切がないのでこれ位にしておきますがこの他のヒット曲もロックンロールが中心になっていました。
もう一つ気がついたのは57年のロックンロール系のヒット曲には女性達がほとんど見当たらない事です。(ゲール・ストーム、コーデッツくらいか・・・)
さて本題に戻りますがオールディーズ好きの方々ならお気づきかもしれませんがロッカバラードと言えそうな曲はパット・ブーンの一部のヒット曲位でしょう。ただパットはアイドル性が強い感じではないのではと考えております。
彼はスタンダードもロックンロールも見事に歌う大人の歌手。ポール以後に沢山デビューする一群とは違うような気がするのです。
上記にあげたヒット曲で私的に「ダイアナ」に雰囲気が近い楽曲かなと思うのはダイヤモンズ「リトルダーリン」かな~。
ポールは「ダイアナ」より前に「アイコンフェス」I confessという曲がデビュー盤のようですが子供がドゥーワップを歌いましたって感じでしょうか。良い曲とは思いますがヒットはしなかったのでしょう。
さてここから私の想像と独断なのですがポールとそのスタッフ連中に「ダイアナ」のような曲想が浮かんだのはそれより以前のドゥーワップグループのヒット曲の影響かなと思います。例えば大ヒット、ターバンズの「ホエンユーダンス」、フランキー・ライモンとティーンエージャース「恋は曲者」。
特にフランキー・ライモンはアイドル性が強く感じられるのでこのラインを白人少年が歌えれば成功するぞという感じでしょうか。まだ幼いポールがこれらを聴いて影響を受けていったのではないのでしょうか。
さてポールの成功後しばらくするとポップアイドル達が沢山脚光を浴びますね。58年はフランキー・アヴァロン、59年はコニー・フランシス、ちょっとタイプは違いますがフェビアン等々。
もうかつての荒々しいロックンローラー達の時代ではなくなってきていたようです。
さてロッカバラード全盛のスタートは「ダイアナ」だと勝手に決めつけてしまいましたが実際は時代がこのような明るく聴きやすいサウンドを求めていたのでしょうか。
ポールはその後もヒット曲を重ね63年位までは活躍しています。その後数年間、少し影に隠れていたかなという時代を経てトム・ジョーンズの「シーイズアレディー」やフランク・シナトラ「マイウェイ」で脚光を浴び、同時に自身もヒット曲を連発、2回目の黄金期を向かえています。
これこそ私の意見なのですが57年のポール・アンカ作の「ダイアナ」がなければロックンロールの歴史は少し趣が違ったものになっていたかもしれません。(またバディ・ホリーが生存していれば幾分違う状況になっていたかもしれませんが)ロックはもっとカントリーよりになっていたり、日本の歌謡曲ももう少し和風なものになっていたり等、少なからず影響を受けたのでは?こりゃオーバーかな!
タラ、レバのお話、皆さんはどう思われますか。ハイ。
ワインカクテルで涼しく!
暑いですね。
皆さんはもう夏休みはおとりになりましたか。お盆の時期、我が街「神保町」は普段より人も少なく静かです。寂しいものですが普段、仕事場で汗水たらし働いている方々がつかの間の休息とっているのだなと思うと少しホッとする気もします。
さてグルーヴィンのカクテルメニューから今日は3つのワインカクテルをご紹介しましょう。どれも冷たくて美味しいですよ。
①キール
甘いカシスに白ワインをブレンドしたもの。昔はバーでは扱わなかったタイプのカクテルのようです。しかし意外とキリッと美味しいですね。
②キティ
赤ワインとジンジャエール。当店では氷を入れて辛めのジンジャエールをブレンド致します。
③スプリッツァー
白ワインの炭酸割り。あっさりとしていてお酒の弱い方もOK!健康にもお勧めですね。
3つとも普段あまりバーで召し上がる事は少ないのではないでしょうか。
夏ばて気味でも冷たく美味しく召し上がれる上記のワインカクテル。
すべて700円でのご提供です。お試しを!
●ロックンロールよもやま話 -その22-
「ロックスターからエンターテイナーへ 駆け抜けたボビー」
50年代~60年代のオールディーズ時代、ボビーと名前がつく男性歌手が何人かいました。
ボビー・ヴィー、ボビー・ライデル、そして今日お話するボビー・ダーリン。(後にはボビー・ヴィントンなんて加わりますね。全員もの凄い実力派です。)
女の子の歌手マーシー・ブレインが「ボビーに首ったけ」なんて歌ってたくらいですね。
さてシンガーソングライターでもあるボビー・ダーリン、小さい頃から心臓に持病をもち長生きが出来ないだろうと本人もまわりも思っていたようです。
デビュー後、数年はヒット曲が出なかったようですが58年になって火がつきます。まずは彼の出世作。大ヒット曲で自作自演の「スプリッシュ・スプラッシュ」
実にノリのいいロックンロールです。
その後は見事に波にのり「クイーン・オブ・ザ・ホップ」「プレイン・ジェーン」とヒットが続き59年には「ドリーム・ラヴァー」で当時流行のロッカバラードに挑戦、これが大ヒットしロックスターの地位を確立します。
しか~し、なんと彼が次に選んだ曲は「マック・ザ・ナイフ」。ロックンロールではなくジャズボーカルに挑んだわけです。しかしこれが大成功!歴史的なメガヒットとなりました。
この後も「ラ・メール」「クレメンタイン」等スタンダードな選曲からヒットを続けますが彼の凄いところはまたもやロックンロール系の曲のヒットも出していくところでしょうか。ツイストサウンドを取り上げたりロッカバラードを取り上げたり。
この頃の大ヒット「初恋の並木道」は特に私は大好きな曲です。
実に爽やかでセンチメンタルですね。 ううっ・・・ グスッ(/_;)
また映画俳優としても活躍「9月になれば」「電話にご用心」で競演したアイドル、サンドラ・ディーが彼の奥さんでした。
私が彼にびっくりするのはその飛び抜けた歌唱力と以下の動画でも見られる驚くべき楽器の演奏能力です。
なんでもござれのこのパフォーマンス!これはポールマッカートニー等にも言えることでしょうが信じ難い才能だと思いませんか。まさに音楽の申し子でしょう。
さて70年代初頭まで活躍していた彼、73年12月に亡くなってしまいました。37歳の若さでした。
苛酷な自身の運命と戦いながら芸能の道を極めたボビー・ダーリン。
ロックスターからフランク・シナトラのようなエンターテイナーへ。
彼の名作「マック・ザ・ナイフ」はビルボード50年間の歴代シングルチャートの第3位となっています。
再び登場!シェリートニック、シェリー&ウイスキートニック
① シェリートニック
シェリーのまろやかさとトニックウォーターのほろ甘苦さ。爽快な喉ごしが魅力です。
② ウイスキー&シェリートニック
甘みも少なく真夜中の大人のカクテルといった味わい。アルコールもほどほどですからビールの代わりにもぐっとイケますよ。シュワーッ!
上記カクテルは700円でのご提供です。お試しを!
●お盆期間のお得な企画
お盆の時期、特別に8月11日(月)~14日(木)の4日間にご来店のお客様はもれなくご清算時20%割引!(この4日間だけです。)
ぜひご来店下さいね。
● ロックンロールよもやま話 (その21)
-今も心に残る街角男-
デル・シャノン・・・ 地味なアーティストのような気もしますがロックンロール好きにはたまらないヒットソングを沢山残してくれました。
容貌も地味に見える彼は自作の「悲しき街角」で1961年に大ブレーク。4月24日にマーセルズの「ブルームーン」を叩き落して第1位になると5月15日まで4週連続でビルボードチャートのトップを独占しました。
次のシングルは「花咲く街角」これも夏場に5位まで上がるビッグヒット。
その後も安定した活躍をしているのですが大きなヒット曲は63年「街角のプレイガール」
65年「太陽を探せ」くらい。それでも不思議に小ヒットは出し続けていました。
65年のこの時期は完全にイギリス勢の勢いが強まり特に4月10日から5月22日の7週間はフレディ&ドリーマーズ、ウェイン・フォンタナ&マインドベンダーズ、ハーマンズハーミッツ、ビートルズがビルボードチャートのトップをとり続けアメリカ勢はもうかたなしといったところでしょうか。そんな時期を静かに生き続けたデルの魅力は凄いものですよね。彼のヒット曲のパターンは短調から哀愁をおびて始まり長調で明るく盛り上げ途中ハモンドオルガンのソロ演奏、その後また長調で盛り上げて終了という黄金パターン、これは日本人大好きの定番で似た楽曲がイギリスのジョン・レイトン「霧の中のジョニー」「霧の中のロンリーシティー」という一連のヒット曲という感じがします。もっともこんな事を考えるのは私だけかもしれませんが・・・
70年代、さすがにヒット曲は出せなかったようですがイギリスでは相変わらず人気がありコンサートも定期的に行っていたそうです。
大変残念な事に90年2月自らの命を絶ってしまいました。当時日本の新聞でも静かにその死が報道されておりました。
私は高校生の頃、「悲しき街角」で今でも上手くならないギターを独学したものです。懐かしいな。
彼の得意な裏声は少年時代に大好きなカントリーで磨きあげたのでしょうか。西郷輝彦の大ヒット「星娘」のウォーウォーウォー、イェイイェイイェイ~を聞くとなぜかデルの事を思い出してしまうのですがこれも私だけでしょうか。ガハハハ!
オールディーズの時代からブリティッシュビートの時期を駆け抜けたデルの音楽人生。
大歌手ではないのでしょうが真夜中の東京神保町の街角に暮らす私の心の中にいつまでも生き続けているのです。
夏です。お盆も絶対グルーヴィン!
●お盆期間の一大イベント 超お得なグルーヴィン
長かった梅雨が明けて夏がスタートしました。冷夏なんてとんでもない灼熱の夏がやってまいりました。
さて8月のグルーヴィンはお盆の時期に画期的な大イベント???を企画致します。
なんと下記お盆期間限定20%割引のご案内です。
記
2014年8月11日(月)~14日(木)の4日間にご来店のお客様はもれなくご清算時20%割引! この4日間だけですよ~。
こんなお得な期間限定の大出血サービス!
初めての方もぜひぜひご来店下さいね。
「8月の営業のご案内」
8月のお休みは下記のとおりです。
8月 3日(日)
8月10日(日)
8月17日(日)
8月24日(日)
8月31日(日)
他の日はすべて通常営業です。
●ロックンロールよもやま話 (その20)
-1963年のスーパーバンド ジェリーとペースメイカーズ-
先日、渋谷のタワーレコードさんへ行ってみました。今までにきっちり揃っていないアーティストのCDを今後少しずつ購入しようと考えたからです。
自分は学生の頃からオールディーズのロックンロールが好きで現在グルーヴィンに揃っているアナログレコード音源の大半を10代から20代の頃に収集しました。かといってまったくオタクではなくとにかく理屈抜きに大好きなセンチメンタルなサウンドを楽しんでいただけなのです。それでも音源が揃っていないアーティストも沢山あります。
この日、タワーレコードさんにて購入しときたいな思ったのは前回ブログで記事にしたフレディ&ドリーマーズの音源です。
さてタワーレコードに入り5階フロアのオールディーズコーナーの棚にてCDを探すと見当たりません。
「うん、待てよ・・・」リバプールサウンドのグループはオールディーズの扱いではないのだなと考えたのです。
そこに若い男性の店員さんがそばを通りました。
私「すみません。ビートルズやストーンズってどちらにありますですか。」
すると店員さん、親切にコーナーまで案内してくれました。やはりポップス・ロックのコーナーでした。オールディーズとはやはり一線を引いているのだな。さすが!
さて残念な事にお目当てのフレディ&ドリーマーズのCDは品切れとなっておりました。
店員さんに「取り寄せ可能ですか?」とたずねますとネットできちんと調べてくれて手に入り次第ご連絡致しますよと手続きをしてくれました。なんて親切なんだろう。
渋谷タワーレコードのファンにいっぺんでなってしまいました。(なお後日連絡が入り手に入れる事が出来ました。タワーさん、ありがとうございました。グルーヴィンもこういうお店になりたいな。ウン・・・。さてさてついでですが前回の書き込みに続きフレディ達の大ヒット曲をもうひとつ)
さてそれならばもうひとつ気になっていたバンド、ジェリーとペースメイカーズのCDはあるかなと・・・こちらはすぐに見つかりました。またお値段のお安いこと。皆さんもどうぞタワーレコードさんご利用下さいね。最高です!
前置きが長くなりましたがジェリーとペースメイカーズはオムニバス(いろんなアーティストの曲の寄せ集め集)のCDでヒット曲の数曲を持っている程度でしたが大変興味があったバンドなのです。
彼らが世に出た1963年のメガヒット「恋のテクニック」
この曲はなんとビートルズが歌うために出来上がった曲であったとの事。
ビートルズが「僕らはオリジナルで勝負させて欲しい」とこの素敵な曲を蹴っ飛ばしたらしいのです。もったいないなぁ~
それでジェリー達にお鉢がまわってきたそうです。ビートルズの録音はゆったりした感じでコーラスも厚く洒落ている。これをジェリー達はアップテンポの愛らしいロックンロールにまとめあげました。さすがに出来はジェリー達に軍配を挙げていいような気がします。とにかく楽しい。
(ビートルズファンの方々ごめんなさい。)
若者の間でこの曲は大評判になりいきなり英国チャートの一位となりました。(ビートルズは結局歴史的な大ヒット曲をひとつ損したのかもしれませんね。)
ハスキーなボーカルはジェリー・マースデン。エレキギターをかき鳴らしながら元気一杯にノリノリで明るくかっこよく歌います。
彼らはこの大ヒットの後、「アイライクイット」「ユールネバーウォークアローン」と立て続けに第一位という快進撃、ここまではもうビートルズ以上のスーパーバンドとなったと言ってよいのではなかったでしょうか。
翌1964年も人気は衰えず「アイムザワン」「太陽は涙が嫌い」「マージー河のフェリーボート」といった名曲を次々発表、アメリカでも相当な人気者になりました。
いかにも元気のいいお兄ちゃん達でしょ。特にアップテンポのものを歌わせたら最高のバンドですよね。(もちろんゆったりしたバラード曲の出来栄えも素晴らしくて。)
その後、今は亡きボビー・ダーリンのヒット曲のカバーであるセンチメンタルな「アイルビーゼア」のヒット後は人気がかげり徐々にヒットチャートから離れていってしまいました。(アイルビーゼアはジャクソンファイブの曲とは同名異曲)
どこか尖がってかげりのある他のブリティッシュグループとは違い元気一杯の明るさで世界のポップスファンを魅了した彼ら。前回ご紹介したフレディ&ドリーマーズ同様その後のロックシーンでは大きな足跡は残せなかったように感じます。両者とも過去のアメリカ産のオールディーズサウンド的なスイートで快活な曲が多かった事が原因かなと私は思うのですが・・・
それでも期間は短かったですがポピュラー音楽界のトップに君臨したペースメイカーズ。
ボーカルのジェリーは70歳を超えた今もギターをかき鳴らしライブ活動を活発に行っているようです。いいな! 自分もこんな元気なおじさん、おじいさんになりたいな。
さてグルーヴィンも秋10月には開店2周年を迎えます。さあどんなイベントを考えようかな。
長い書き込み、失礼を致しましたです。