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トロピカルカクテルのご紹介
私、なんといっても夏が大好きなんです。
この仕事を始めてからは夏は遊べなくなってしまいましたが会社勤めの頃は毎年夏になるとお休みは海や屋外プールで泳いだりして松崎しげるかアグネス・ラムくらい日焼けして真っ黒でした。
さて少々気が早いのですが今年はトロピカルカクテルをメニューに追加してみようと思います。
① マイタイ
ラムたっぷりとフルーツジュース等を混ぜたカクテル。ビーチや屋外プールにもピッタリですねー! もちろんグルーヴィンのカウンターにもお似合いです。
② ブルーハワイ
エルヴィスの同名映画が目に浮かぶ…。やはりラムに海のブルーをイメージして青いお酒をブレンドしてレモン風味のすっきりとした味。でも結構アルコールが効いてますよ。
上記2品はなんとリーズナブルな700円です。
今後はピナコラーダやチチも追加してみようと考えています。また追ってお知らせしますね。
暖かくなると張り切るのが私の悪い癖なのですが…どうぞご賞味下さいね。
さて再びしつこいですが5月の営業のお知らせです。
ゴールデンウィーク期間も昨年に引き続き営業しますよ。
・4月のお休み
20日・27日の各日曜日
なお、29日祝日(昭和の日)は夜中3時まで営業致します。
・5月のお休み
5日(子どもの日)・6日(振替休日)
11日・18日・25日の各日曜日
※なお、4日の日曜日は夜中3時まで営業致します。バンバン飲みに来て下さいね。
●ロックンロールよもやま話 -その14-
「60年代に日本で起こったGSブーム」
一般的にオールディーズと言われる時代は65年までには終了してしまうような気がします。
当時、私は子供でしたがまさにテレビっ子でした。東京都府中市出身の私は末っ子で本当に甘えて育ちました。暇があるとキッチンのテレビを見て過ごしていました。
当時アメリカのベンチャーズが大エレキブームを巻き起こしました。これを受けた形で加山雄三が日本で大人気。この頃テレビ番組でエレキバンドの勝ち抜き番組が放送されていました。(イカ天の元祖ですね。)確かよく見ていたのは「勝ち抜きエレキ合戦」という番組。
類似した番組もありサベージやジャガースがこういった番組の猛者だったと思います。
66年にはスパイダース、ブルーコメッツ、ワイルドワンズ等がテレビやラジオの人気者になりました。
うーん子供の頃を思い出すな。今でもドラム大好きな私は当時、煎餅の空き缶を割り箸で叩いて遊んでおりました。ビートルズの影響もあってタイガース、テンプターズはアイドル性もあり女の子の間で大フィーバー、67年がこのあたりのバンドのピークであったような気がします。翌年68年にはオックス、パープルシャドウズ等も登場しますがこの年いっぱいがGSブームか…
だんだんムード歌謡に近い楽曲を歌うグループも出だしてしまいました。当時10歳の私でもこのブームの衰退が理解できました。69年、去り行くGSブームの中でズーニーブー「白い珊瑚礁」が大ヒットしましたが世界の音楽シーンはハードロックやソウル、そして早いもので欧米では50年代ロックンロールが見直しされていたのです。(ロックンロールリヴァイバル)
エレキブームから過熱していった日本のGSブーム1966年から68年…
さてグルーヴィンではこういった音楽もシングル盤中心にお楽しみ頂けます。ロックンロールだけではないのですよ。このお店は!
どうぞ美味しいお酒を飲みながら青春に涙して下さい。
4月、5月の営業日のお知らせ
(もう桜も終わりですね。何か寂しいな…)
4月のお休み
6日・13日・20日・27日の各日曜日
5月のお休み
5日(子どもの日)・6日(振替休日)
11日・18日・25日の各日曜日
※なお、4日の日曜日は夜中3時まで営業致します。バンバン飲みに来て下さいね。
「オリジナルアイスクリームカクテルのご紹介」と3月17日(月)の営業について
●アイスクリームカクテルのご紹介
3月も半ばになると少し春めいて来ますね。真冬はもう終わったようです。
3月、4月はお勤めの方は配置転換や新入社員さん等で職場の雰囲気が微妙に変化します。
お仕事で気持ちも身体も疲れたりすると気分転換にショットバーで一杯とかして気分をリラックスさせるのも良い事ではないでしょうか。
グルーヴィンではいつも新しいカクテル等を工夫しているのですが今回は春めいて来た事もあってアイスクリームを使ったカクテルを考えてみました。
当店では男性のお客様のご来店が7割という数字となっております。もっと女性にも沢山ご来店頂きたいなと普段から考えていたのですがアルコールの入っているアイスクリームなら召し上がって頂けるのではと考えた次第です。
①カルーアオンアイス
正にアイスにコーヒーリキュールをかけたもの。シンプルですがこれはめちゃくちゃ美味いです。
②オーガズムオンアイス
何か意味深なネーミングですがベイリーズアイリッシュクリームとホワイトキュラソーの二つのリキュールをグラスの中で重ねたカクテルをオーガズムといいます。かなり甘いのですが結構アルコール度数が高いお酒です。
アイスの上にタラーリとオーガズムをかけたものです。これは当店のオリジナルですね。
③ファジーネーブルオンアイス
これはアイスの上にピーチリキュールとオレンジキュラソーをかけたもの。
もちろんオリジナルカクテルです。
この他にもアマレットやマリブ等のリキュールもアイスにぴったりです。
お仕事で熱くなった気持ちをアイスクリームで冷やしてリフレッシュして下さいね。
上記のアイスクリームカクテルはすべて700円です。
実はこの日に引越しをするんですよ~!
私はずっと東京都品川区に住んでいたのですが、今回、足立区に引越しを決めたもので…
17日(月)はその関係でオープン時間を少々遅くさせて頂きます。勝手な事ですみません。気分も新たに仕事に励みますです。
記
3月17日(月) 夜9時より営業開始、朝3時まで
何卒よろしくお願い申し上げます。
グルーヴィン
平子
グルーヴィンサポーターになりませんか。
実は開店以来、繰り返しご来店頂いている方々に対して何か御礼が出来ないかな~なんて考えていたところです。それならばという話で以下の特典を考えたわけです。
サポートメンバーになって頂いたお客様は、お会計時に都度、最初に私よりお渡しする名刺の裏側に一つずつハンコを押してまいります。(ご来店時にサポートメンバー希望と仰って下さいね。)
ご来店9回目(9個ハンコが押されれば)その時に1,000円引きとして清算させて頂きます。
(なお名刺の裏側には必ずお名前をご記入頂きます。悪しからず!)
期限はございませんので週1回程度ご来店頂ければ約2ヶ月で「お楽しみ」がやって来るわけです。なお必ずご本人様一名様限りの特典となりますのでこちらも悪しからず!
●ロックンロールよもやま話 その13
70年代イギリス、オールディーズサウンドの極み「シュガーベイビーラブ」
ロックンロールの時代、オールディーズと呼ばれる時代は50年代から65年位だろうと思います。
さて1970年を越えてもこの手のサウンドの雰囲気を持ったアーティストが結構出てまいります。
アメリカではシャナナやフラッシュ・キャデラックとコンチネンタルキッズとか。スウェーデンではボッパーズなんておりました。
さてロック大国イギリスではどうだったのかな。
イギリスでは70年代初頭から古き良きロックの香りがプンプンするバンドが沢山出てまいりました。
例えば…
・ベイシティローラーズ「サタデイナイト」が有名ですね。日本でも凄く人気がありました。
・マッド「ダイナマイト」「恋のロケット」
・ケニー「ファンシーパンツ」
・ショワディワディ「月影の恋」「スリーステップトゥヘブン」
・ペイパーレース「悲しみのヒーロー」「夜のシカゴに死す」
(悲しみのヒーローはアメリカや日本ではボー・ドナルドソンとヘイウッズで74年大ヒット)
・ファーストクラス「ビーチベイビー」等
さて私が一番好きだったのがこれからご紹介するルーベッツでした。(後に急にルベッツと訂正されていました。)
スタジオミュージシャンの彼らはある日、ウェイン・ビッカートンというオールディーズ好きが作った曲のデモテープ作りに集められたそうです。それが74年に全世界で大ヒットした「シュガーベイビーラブ」という曲。ルベッツのボーカル担当はアラン・ウィリアムスという青年でした。
最初のテープ作りの時は違う人がボーカルをとったようですが正式録音では間違いなくアランです。
74年にイギリスからヨーロッパで爆発的な大ヒット。またアメリカ、そして日本でもヒットしました。
シュガーベイビーラブ
まさに50年代のアメリカンポップスを彷彿させてくれました。
ルベッツはその後も「トゥナイト」「恋のジュークボックス」「アイキャンドゥーイット」「恋のロンドンブギ」等イギリスのヒットチャートを賑わせました。
エレキを持ち演奏しながらアクションを入れる等、実にかっこよかった。
ドァッチュワリ、ドァッチュワリワリと絡むスキャットは古くからの定番ですね。
76年1月、来日して中野サンプラザ、神田共立講堂等日本をツアーしてまわったようです。
その共立講堂でのライブは当時16歳だった私、食い入るように見ていました。彼らのトレードマークは横にかぶる白いハンチング帽!
途中ボーカルのアランがマイク機材で酷い感電をしてしまい倒れ込みコンサートが中断、一時すべてのメンバー達が引き上げます。その後、ドラムのジョン・リチャードソンがスネアドラムのソロで客席ファンとかけあいをして不穏なムードを和らげます。さすがは元スタジオミュージシャン!
結局元気になったアランがステージに再登場、コンサート再開になりました。
後半で演奏したシュガーベイビーラブはレコードとほぼ一緒の出来栄え。素晴らしいファルセット。実力発揮のコンサートでした。40年経った今でも思い出します。
なお、彼らが歌ったサードシングル「恋のジュークボックス」はフランス等では沢田研二(ジュリー)もカヴァーして大ヒットさせたと記憶しております。
恋のジュークボックス
なお、まったくの余談ですが私がお店を始める前、名称をグルーヴィン(GROOVIN’)ではなく、JBJ1959としようと思っていたのです。これは大好きだった「恋のジュークボックス」の原題「JUKE BOX JIVE」に自分の生まれた年をつけてみたのです。(AKB48みたいですね。)しかしながら近所によく似た名前のお店があったため断念しました。
ルベッツはルビーのようにきらきら輝くようなサウンドと言うような意味だろうと思いますが・・・
現在もオリジナルメンバーを中心にヨーロッパにてステージ活動をしているようです。もう一度見てみたいな。
70年代イギリスに蘇ったオールディーズサウンド…
ロックンロールフォーエバー!(グスッ)
2月15日(土)の営業について おつまみのご紹介
●2月15日(土)お休みとさせていただきます。
いやあ凄い雪ですね。2週続けて本当まいりました。
さて以下のよう営業日程を変更させていただきます。大変申し訳ございません。
・2月15日(土) お休み(降雪による危険のため)
・2月16日(日) 夜8時より営業いたします。
(なおこの日は11時以後ノーゲストになり次第クローズさせていただきます。)
2週連続で営業日変更となってしまいました。
繰り返しお詫び申し上げます。
平子
●おつまみのご紹介
ショットバーはお店の方針にもよりますがお食事類を提供する店とあくまでもお酒が売りなのでほとんど準備をしないお店のふた通りあります。グルーヴィンは後者になってしまいます。
バーは基本的に二軒目のお店と私は考えています。一軒目は居酒屋さんやイタリアン等で美味しいお食事をビールやワインで召し上がっていただく。さてじゃあ腰を据えて今日は終電まであそこのバーでウイスキーを味わうかという感じ。もしくはお仕事が終了せずもう11時過ぎ、このまま帰宅するのはなんか寂しいななんて時、疲れた体や心を慰めるために立ち寄る。
自分はサラリーマンを長く続けていたのでこんな気持ちはしょっちゅうでした。となると極端に言えば南京豆とチョコレートで充分になってしまいます。こういうシンプルなバーも実は結構あるのです。むしろ私は大好きですが。
さてグルーヴィンではチャージ(お席代・入場料)を頂戴しておりますので、ご来店の皆様にはチョコやスナックをもれなくお付けしております。
それ以外に以下のスナックを揃えてございます。(以下オール400円)
①ポップコーン
②ミックスナッツ
③ジャイアントコーン
④ドライフルーツ
⑤ビーフジャーキー
⑥ポッキー
そして今回特にご紹介したいのは…以下の新メニューです。
・オイルサーディン缶(マヨネーズかレモン果汁をお好みで)2人前で800円
・ニンジンの和風ピクルス(ドライフルーツ付)600円
オイルサーディン缶は量も栄養もたっぷり、ウイスキー等洋酒にピッタリです。
ニンジンの和風ピクルスは我が店舗のオリジナル、酢醤油等であえドライフルーツを添えたお洒落なものです。
グルーヴィンはお酒に特化したお店でありたいと私は考えておりますのでお食事のご提供は今後もございませんが、近隣より美味しいイタリアンや中華のケータリング(出前)が可能です。(この場合、お値段は当店で手数料や割増しはいただきませんのでご安心下さい。)
お仕事の後お一人でふらりと、また素敵な方との語らいのひと時とか…
深夜だって人生の大切な時間ですよね。
神保町の夜って、なんて味わい深いのでしょう。
●ロックンロールよもやま話 -その12-
「ギターコピーへの執念」
ビートルズの初期のサウンドを聴いているとリードギターは基本的にジョージ・ハリスンになるのかと思います。
1950年代のイギリス、恐らくはまだ大戦の傷あとが残っていたでしょう。ドイツ軍の空襲をかなり受けたと聞いております。
50年代中期、アメリカより全世界へ爆発的なブームとなったロックンロール。(同時期のイギリスでは他にもカントリーの雰囲気を持ったスキッフルミュージックの人気も高かったそうです。)
あくまでも空想ですが少年時代のジョージはお小遣いで買ったチャック・ベリー等のアメリカ産のヒット曲のレコードを擦り切れるほど聴いてその卓越したギター奏法を真似、繰り返し練習したはず。
今のようにコンサートのDVDもなく譜面も手に入らなかったでしょう。
耳で聴いた音を「あれっ、このポジションをこう押さえるのかな」「指はこれで…この音であっているかな」こんな努力を気が遠くなるほど延々と続けたのでしょう。好きだから出来たのでしょうね。
確かに「ロール・オーヴァー・ベートーベン」を聴くと達人チャックとはまた違った弾き方にもなっているような。
しかし当時10代の子供がよくこれらをコピーしたものです。
現在グルーヴィンに来店するエレキ好きなお客様とよく話すのですが、今と違って一人一人が工夫をして耳で拾って練習するのだから出来上がったものがかなり違っていて当然だし、それが個性となって実に面白い。そして胸を打つのだという事。
ジョージは2001年11月29日に58歳でこの世を去りました。
訃報を受け不仲説もあったポール・マッカートニーがこう答えたと記憶しています。
「弟が死んでしまったようだ…悲しいよ」兄弟のように、家族のように思っていたから多少の衝突もあったのかもしれません。実際の年齢はあまり離れてはいないそうですが。ジョージはグループに参加当時はまるで少年だったといいます。
50数年前の異国の家の小さな部屋でレコードを何度もかけなおして安いギターをかかえながら無心に音を拾っていく愛らしい少年の姿が目に浮かぶのは私だけではないでしょう。