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平成28年、明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
当店はもう今年の初営業を行っております。定休日やイベントは下記に書き込みましたのでどうぞご参考に。
昨年は随分新しいお客様と出会え、また新たなご常連となって頂きました。ありがとうございました。
特に27年12月は過去の中でも一番多数のお客様にドアをオープンして頂く事が出来ました。
12月って何か景気の良い月と思われるのですが実際は序盤は仕事に忙殺されるお客様が大半で飲みに行く気分にもなれず、後半は正月休みの為にその分仕事が押せ押せになり残業続きで会社内の忘年会も本当は邪魔臭い位なのです。
これは私自身数年前まで会社員をしていたので身に染みております。また現在お店をする側から見ても年末の正月休みの関係で実質の営業日が少なく2月、5月、8月と変わらないのです。
でもそんな時期に今年は何かホッとする事が出来ました。
痛感しているのは物事、コツコツしかないのだなという事です。不調な時期があればこそ良い時期が来るのだという事です。我慢大会をしている感じですね。ハハハ。
当店も実働4年目、東京のオールディーズロックバーと言えば「GROOVIN」とおっしゃって頂けるよういっそうの努力を致します。初めての方もどうぞお気軽にドアをオープンして下さい。
● 1月の定休日について
前回も掲載しましたが念の為再度ご連絡致します。
元日(金)
3日(日)
11日(祝)
17日(日)
24日(日)
31日(日)
合計25日の営業日です。
※1月10日(日)は特別営業とさせて頂きます。この日は久しぶりに、ロックンロール生誕60年記念その⑧「1955年~65年、朝までオールディーズヒットパレード」です。
グルーヴィンならではのアナログやCD音源にて歴史に残るロックンロールサウンドをかけっぱなしです。思わず涙の大企画です。
(夜8時から朝方4時半までの通常営業です。)
●人間の心って
カウンターでご常連のお客様とお話をしている時は私の憩いなのかもしれません。
大概の飲食業は飲み物や食べ物を提供したら基本お客様のお相手はしませんね。
居酒屋さんでもほぼ同様です。バーでも飲み物の提供のみで終了するお店もありますのでこれはこれでかまわないのです。
ただ、よほど雰囲気の良い店ならそれもありでしょうがお一人で来店しているお客様に対しては寂しい感じがしないでもありません。
私はお店では基本よくお客様に話しかけます。でないとお家で飲んでいるのとなんら変わらないのではと思います。やりとりが皆様の気分転換になれば幸いと考えております。
最近お店の終了後にフェイスブックをしていてこんな事がありました。
記事を更新するため文字を打ち込んでいて文章の確定キーを押すと勝手に文字が消えていってしまうのです。PCが故障しているのか自分のフェイスブックの理解に間違いがあるのか。
ところが自宅のPCでもまったく同様でした。
ネットで検索すると多数の方が同じトラブルに困惑しているようでした。フェイスブック側の対応はネット上で特に見つかりません。
ネット社会ではどうも当然の対応なのかもしれませんが何か機械的な冷たさが感じられて仕方がないのです。
去年3月に税務機関で確定申告をしていた時の事。
数字をあらかた申告準備用の用紙に書き込みPCにタイプをする前に誤った数字を入力出来ないので係の男性に「こういった記入で良いのでしょうか」と訪ねるとこういう返事が返ってきました。
「数字の事はこちらでは分かりません。そちらで出す数字ですので。」と答えがありました。記入している場所が正しいのか聞いているだけなのに…
私はそうそう短気ではないのでただがっかりして「ああ、そうですか」と言ってそのまま数字をタイプしました。
提出用書類をプリントアウトして最後に若手の係員さんに渡して終了でしたがこの方も内容が抜けてるかどうかもチェックしておりません。
私はなんとなく理解しているのですが基本役所系の仕事は内容のチェックより書式が集まれば良いのでしょう。問題が起きなければ調査もしません。
事務仕事をこなすのが大事で細かい内容はそれこそ理解していない場合も多いのでしょう。
事務員さんに専門的な知識はない事が多いようでこれはいずれ2年か3年で次の係に移動するからです。
ただ公的機関の名誉のために声を大にして言いますが大変親切に対応してくれる場合が多くなりましたのでそれは大変感謝しております。むしろこちらが見習うべき事が多いです。
話が随分バーの話から離れました。人間は寂しいものだと思います。財産に恵まれていても心が潤っているとも言えないようです。
なにかやるせない思いをされたり仕事で気を揉んでいたり対人関係等トラブルで辛くなっている時、どうぞ当店においで下さい。私と話しても解決にはならないでしょうが失望や焦燥感を小さくする事は出来るかもしれません。なにより洋酒と古臭いBGMがあなたを慰めてくれるでしょう。
「明日のあなた」のためにこれからも営業を続けて行きたいなといつも願っています。
年末年始の営業について
今年2015も後わずかになりました。
当店もオープンより3年が過ぎました。
1年目、2年目とお店の存在も知られてなく、お客様も少なく寂しい営業日も数多くあり前途多難だなと痛感しておりました。もちろん今現在でもその気持ちは相変わらずですけど…
それでも、今年に入り、ご来店のお客様が日に15~20人前後となる事も多数あり、歯を食いしばってきた甲斐もあったなと考えています。本当に有難うございます。
さてオープン3周年記念の最終企画です。
「大晦日もオールナイトで。初飲みです! 朝までグルーヴィン」
今年の大晦日31日(木)は通常に営業致します。オールナイトです。新年は当店でおめでとうです。初詣のお帰り等是非お立ち寄り下さい。
さてと…それでは平成28年1月の営業ですが以下にお知らせ致します。
新年は2日(土)より営業開始です。
この日は特別営業で夕方5時開始、11時の終了とさせて頂きます。なお4日(月)以後は通常営業(夜8時から朝方4時半まで)です。
新年1月のお休みは以下のとおりです。
・ 元日(金)
・ 3日(日)
・11日(祝)
・17日(日)
・24日(日)
・31日(日)
従いまして合計25日の営業日です。
※1月10日(日)は特別営業とさせて頂きます。この日は久しぶりに、ロックンロール生誕60年記念その⑧「1955年~65年、朝までオールディーズヒットパレード」です。
グルーヴィンならではのアナログやCD音源にて歴史に残るロックンロールサウンドをかけっぱなしです。思わず涙の大企画です。
(夜8時から朝方4時半までの通常営業です。)
● グルーヴィンの音源のお話
最近お若いカップルがおいでになりました。20代前半で男性も女性も可愛らしい事。
「どんな音源があるのですか。」「ピンクフロイドとかですか。」
音楽が大好きのようでお食事の後、グルナビ等を見てご来店頂いたようです。有難うございます。
ロック音楽と言っても歴史も長く、時代にもよりいろんなタイプのアーティストが登場しました。分からなくても当然です。
「当店はオールディーズがコンセプトなんですよぉ」とお答えするのが常なのですが実は一般に「オールディーズ」がなんだか理解される事が少なくなっているのですね。
少年少女時代に60年代を経験されている方は保管されている音源の説明をすると「うん、了解。それが楽しみで来たんだよ。」となります。実際に狂気乱舞、涙ぐんで聴き入っていただくのがこの方々。
現在40代位までの方になるともう理解が難しくなります。
一時リストを作っていたのですが最近CDによる追加が著しいため、ほっぽらかしになっております。他店はしっかりとホームページに載せている場合もあるので本当に恥ずかしいのです。
では当店が保有するBGM音源(アナログレコード盤及びCD)のジャンルを簡単にご説明申し上げます。
① 50年代~60年代中盤ロックンロール、ロッカバラードサウンド
② 60年代中盤までの英国グループ(ビートルズ、ストーンズ、デイブクラークファイブ、 サーチャーズ等の主要人気バンド)
③ 日本の60年代グループサウンズ
おそらく上記が主要なものであると思います。お店が混雑していなければある程度リクエストもお応え出来るかと思います。お気軽にスタッフにお声がけ下さい。
● ブログ「酒とオールディーズロックの日々」更新しております。
上記、私の個人ブログご覧頂いた事はありますでしょうか。以前からご好評頂いている「オールディーズよもやま話」の続編です。
今回の記事は英国のマージービートの人気者「ビリー・J・クレイマーとダコタス」です。
オールディーズファンの方は是非一読下さいね。(左側にあるリンクよりお入り下さい。)
師走も楽しいオープン3周年企画
師走のこの時期、皆さんはいかがお過ごしですか。
お勤めの方は年末までに終了させる仕事が重なり日々ストレスを感じながら業務されているでしょう。これは会社員さんの宿命でしょうか。この時期残業続きでお疲れの身体と気持ちを神保町グルーヴィンで癒して頂ければ嬉しいです。
では年末の当店のスケジュールです。前回もお知らせしましたが繰り返し掲載致します。以下はオープン3周年記念のイベントです。
①「クリスマスイブは早めにグルーヴィン」
12月24日(木)はクリスマスイブですね。
デートやパーティをご予定の方もいらっしゃるでしょう。この日は6時よりオープンいたします。なおご来店お客様に2杯目にグラスワインをもれなくご提供致します。
②「御用納めはグルーヴィン」
皆様の今年の御用納めは28日(月)でしょうか。お疲れ様でした。
今年の〆は当店でお寛ぎ下さい。この日はなんと午後3時のオープンです。なおクローズは通常の朝方4時半です。
③「大晦日もオールナイトで。初飲みです! 朝までグルーヴィン」
今年の大晦日31日(木)は通常に営業致します。オールナイトです。新年は当店でおめでとうです。初詣のお帰り等是非お立ち寄り下さい。
なお12月25日(金)までの営業中は店内には基本クリスマスソングがBGMとして多くなります。ただしその他のリクエスト等はもちろんかまいませんのでご希望がありましたらスタッフにお申し付け下さい。
●普通が一番
当店は賑やかな音楽バーです。一応各種ウイスキーが棚に並べられております。
けっして種類は多くはありませんがバーボン、シングルモルトスコッチ、ブレンデッドスコッチ、日本のもの等です。
本格的な高級バーではまったくないのですがある程度カクテルもお楽しみ頂けます。
この間常連のお客様が他の方の注文で私がカクテルを作っているのを見て「おっ、お前カクテル出来るのかぁ」と本気でおっしゃっておりました。この方は普段ほとんどウイスキーを召し上がるため気にもとめてなかったようなのですがこちらも笑ってしまいました。
さて話がとびますが他店の情報を雑誌等で拝見しますとジントニックにしてもこだわりがあります。
グラスの大きさ、氷の添え方、ライムの入れ方、使用するジンの種類、トニックウォーター炭酸の注ぎ方、甘みを押さえるリキュールを加えたり…
いろいろな工夫が各店のこだわりとなって微妙な味わいの変化が楽しめます。
さて当店を担当するこの私、大雑把このうえありません。
こだわりはただ一つ、基本従来のレシピを守る事なんです。
例えばジントニックは細長く背の高いグラスに果物のライムの一片を搾り軽く生ジュースを出して角氷を三つ入れドライジンをピタリと45ml注ぎトニックを注ぎ軽くかき混ぜ提供します。
実に平凡なので味も一定で面白くもなんともないと思います。ジンの量をお客様のお好みで変化させるくらいです。元来奇をてらう事があまり好きではないのです。
カクテルは長い歴史がありますのでその中で伝わる標準レシピを守る事が一番と考えています。そこからオリジナル作品のヒントが必ず出てくるはず。
あのビートルズのメンバーも最初はロックの王者、チャック・ベリー等のレコードを聴きまくりコピーをしていきました。沢山物真似をしてその後に凄いオリジナルが出来上がったのでしょう。
徹底して物真似、そこから反映させオリジナリティーに磨きをかける。長い時間で自然に身につくと思います。何事も普通が一番といつも私は考えております。
●「目指せ、おやじドラマー」
その2 「16分音符のリズム、トリプレットリズムで鍛えていきましょう」
前回の両手打ち、いかがでした。初めて試された方が多いでしょう。
今日はもう少し楽しくなるように工夫しますね。
始められたばかりの方はドラムセットを叩くのはもう少しお待ち下さい。
椅子に座ってテーブルの上にパットを置くか、座って膝を叩いたりで充分です。
今回は下記の音符(リズム)を叩いてみましょう。
まずは16分音符が混じったお馴染みのものです。二通りあります。
そして1拍を3等分したトリプレットリズム。
動画を付けました。どうぞご参考に。また前回でお話した左右の足のモーションは出来るだけつけて下さいね。
※「ロックンロールよもやま話」は私の個人ブログ「酒とオールディーズロックの日々」として同内容の記事を掲載しております。どうぞご覧下さい。この画面左サイドにリンクがございますのでそこからジャンプして下さいね。
オールディーズ専門のブログを作りました。
私も厚着でお店に通っております。
さて新しいお知らせなのですがオールディーズロックの話をつづる個人ブログを作成しました。
ブログ名は「酒とオールディーズロックの日々」です。
http://groovingood.cocolog-nifty.com/blog/
このグルーヴィンの正式店舗ブログは主にお店からのお知らせ等を中心にさせて頂き、ロックンロールのよもやま話等は新しい上記の個人ブログに掲載して行こうと思います。ですからどうぞ両方のブログをお楽しみ下さいますと幸いです。
さあ皆さん、この時期は忘年会やクリスマスパーティーの2次会とかで当店をご利用頂けますと幸いです。
ご予約も3名様から出来ますのでご一考下さいね。美味しい洋酒で喉をアルコール消毒して寒さ吹き飛ばして下さい。
平子
いよいよ師走。12月の営業のお知らせ
グルーヴィンはおかげさまで4年目の営業となりました。日々頑張っております。
11月末より恒例のライトアップのイルミネーションを点灯しております。チカチカと綺麗ですよぉ。
さてまずは12月の営業予定等を順番にお知らせ致します。
お休みは以下のとおりです。
12月 6日(日)
12月13日(日)
12月20日(日)
12月23日(祝)
12月27日(日)
上記の5日間です。12月はややイレギュラーな営業を考えております。
それぞれがオープン3周年企画とさせて頂きますね。
①「クリスマスイブは早めにグルーヴィン」
12月24日(木)はクリスマスイブですね。
デートやパーティをご予定の方もいらっしゃるでしょう。この日は6時よりオープンいたします。なおご来店お客様には2杯目にグラスワイン一杯をもれなくご提供致します。
②「御用納めはグルーヴィン」
皆様の今年の御用納めは28日(月)でしょうか。今年も本当にお疲れ様でした。
2015年の〆は当店でお寛ぎ下さい。この日はなんと午後3時のオープンです。なおクローズは通常の朝方4時半です。
③「大晦日は初飲み、朝までグルーヴィン」
今年の大晦日31日(木)は通常に営業致します。初詣のお帰り等是非お立ち寄り下さい。
なお12月25日(金)までの営業中は店内には基本クリスマスソングがBGMとして多くなります。ただしその他のリクエスト等はもちろんかまいませんので、ご希望がありましたらスタッフにお申し付け下さい。
●ロックンロールよもやま話 -その69-
「オールディーズ末期の63年、微笑ましい二人組」
1963年はもう50年代に登場したスター達の人気は陰り、その代わりに脚光を浴びてきたアーティスト、例えばビーチボーイズやジャン&ディーン、フォーシーズンズ、キングスメン、フィル・スペクターのプロデュースのアーティスト達、レスリー・ゴーア等がヒットチャートを飾っていたのだと思います。
その中で微笑ましい男女のデュエットチームが大変短い期間でしたが人気を集めました。
本日の主役はポールとポーラです。
他のブログで二人の細かい逸話がいくらでも読めるのでここではごく簡単に。
男性のポールはレイ・ヒルデブランド、女性のポーラはジル・ジャクソンがそれぞれの本名です。ポーラの大学時代にガン予防のキャンペーン番組に歌手として応募した際、年長のポールに「デュエットを組んで下さい。」とお願いしたのが始まりのようです。
ポールが作った名作「ヘイポーラ」を録音、ジルとレイとしてルキャムというレーベルでシングル盤を発売すると、これを聞きつけたフィリップスレコードから62年暮れにポールとポーラと改めてメジャーデビューとなります。
当時はベトナム戦争が拡大する時勢、心和むこのロッカバラードにすぐに火がつきました。
63年1月19日付のビルボードでトップ10内に登場、2月9日に1位を取るとそこから3週間トップをとる快挙でした。
セカンドシングルは「ヤングラヴァーズ」。これは二人の共作でやはり大ヒット、4月20日付で6位まで上がります。サードシングルは「けんかでデート」が健闘で初夏に27位となりました。
4枚目は「夢のウェディングベル」、5枚目はややアップテンポな涙もののバラード「素敵な新学期」でそれぞれが小ヒットとなっています。これらのヒットは63年のほぼ一年で記録されていて彼等はもう一枚シングルを発表後、64年にはもう解散しソロを目指したのかと考えます。
さてこの2人のベスト盤レコードが日本で久しぶりに発売されたのは70年代後半でした。
ビクターより「モアロックンロールグラフィティシリーズ」の中の一枚として日の目を見ました。
「ヘイポーラ/ポールとポーラ(ベスト)」。(ビクター発売でルキャム原盤使用。英文ではLeCam と記載するらしい。)当時2,000円でした。
さてこのビクターのLPだと実は上記の基本ヒットはすべて網羅されておりませんでした。
その後フィリップス(日本フォノグラム発売)の「ポールとポーラ対エンジェルス」という凄いタイトルのLPが発売され、これは女性コーラスグループのエンジェルスとの組み合わせでA、B面にそれぞれのシングル曲を収めたもの、これを購入してポールとポーラの残りのシングルヒットを手に入れる事が出来ました。(エンジェルスは「私のボーイフレンド」が有名ですね。)
面白い事に「ヘイポーラ」の録音が先のビクター盤では別テイクらしく、どうもフィリップス盤(日本フォノグラム)がオリジナル(フィリップス原盤使用とされています。)という事なのです。
「ヘイポーラ」だけを例の取ると収録時間はほぼ一緒で二人の歌唱やドラム等は一緒に思えますが、管弦楽器を加えた感じでサウンドに厚みのあるビクター盤はオリジナルのフィリップス盤に後からアレンジを重ねたように私には聴こえます。確かにヒットチャートに登場したのはアレンジを加えていない方でよいのでしょう。
他の曲はというと「けんかでデート」では両方の収録時間が数秒違う記載なのでこれも別テイクかと思いましたが両盤で聴き比べするとまったく同じものだろうと私には思えます。
私のようないい加減な人間でも録音の差は聴き取れると思いますが…
調べていくとこれはあくまで私の考えですが最初に「ヘイポーラ」を録音発売したのは先ほど記したルキャムというレーベルで、大手フィリップスにて扱うにあたり、二通りの音源の「ヘイポーラ」が存在したのかと思ったのですがユーチューブでジルとレイ時代の「ヘイポーラ」のシングル盤の録音を聴くと気のせいか更にシンプルに聴こえ….ひょっとしたら三通りの録音があるのでしょうか。まさか…聴き違いでしょうね。
まあ少なくても「ヘイポーラ」に関しては公式に二通りの録音があるという事にしておいて下さい。ひょっとしたらLPバージョンとシングルバージョンとか。うーんわかんない。
なによりも先のビクター盤の方は貴重な日本語での録音が入っているので歴史的な名盤であると思います。日本語曲は彼等のヒット曲「夢のウェディングベル」と日本の田辺靖雄のヒットのカバー「二人の星を探そうよ」の2曲です。64年には二人は来日しているようですが、すでに解散後であったそうです。面白い話ですね。その時に録音されたのが上の2曲のようです。
なお、「ヘイポーラ」は日本では田辺靖雄と梓みちよでヒットしております。デュオの女性側が九重佑三子と思ってしまいそうですよね。
さてグルーヴィンではご紹介した2枚のLPと解散後ポーラがジルジャクソン名義で発売した「涙のキッス」が保管されております。もしご興味がおありでしたらリクエストして下さいね。
64年はもう英国ビートルズ人気爆発の年です。アメリカンポップスが大変動しつつあった年。サウンドがかなり変化して行くのは翌65年も同様です。
その直前の63年のみの大活躍。この年の終盤にはケネディ暗殺が起こってしまいました。日本でも当時大人気のスターデュオ。残念ですが今語られる事はほとんどなくなりました。
背が高くいかにもアメリカ青年のポールとキリッとした元気美人のポーラ。胸に迫る素晴らしい歌唱です。グスッ…. (;Д;)
52年も前の歴史に残る名作「ヘイポーラ」、これがかかるとウイスキーを片手におしぼりを目にあて涙ぐむ方や手を叩いて大きくうなずく方。
まあグルーヴィンの存在価値はこれだけでもいいんじゃないかと考えるこの頃です。
本日はグルーヴィン、平子がお伝えしました。