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デートの仕上げはグルーヴィン
グルーヴィンは女性もよくご来店されます。お嬢さんがお一人やお二人でドアをオープンされたり、またその方達も結構繰り返してご来店頂いております。これが一番嬉しいのです。
近くでお食事の後においでになるカップルもよくいらっしゃるのですが、ずうずうしく会話に入っていってしまうのがこのオジサン(私)の癖です。ただ間違っても「あれ、先日の彼(彼女)と違いますね。」なんて無粋な事は言いませんのでご安心を。ハイ!
ターンテーブルに気づかれて「ええっ!レコードって初めて見ました。」「これなんで音が出るのですか?」
しかしながら若くても皆さん実に上品で感じの良い方ばかりです。やはりサラリーマンさんやOLさんは研鑽されていますね。
さてさて、どうぞ年齢等、関係なしにお二人での「夜の神保町」を当店でのんびりとお楽しみ頂ければと存じます。東京メトロ、都営地下鉄の駅(神保町、九段下)もすぐそばですので安心して夜遅くまでお寛ぎ下さいね。
●ロックンロール生誕60年記念その③「1950年代・60年代ポップアイドルを聴こう!」
さて上記企画を再度アピールしましょうね。しつこいですが。ハハハ!
インスタントラーメンとお店のPRはちょっとしつこいくらいがいいような・・・
今回お楽しみ頂くのは50年代後半から60年代初期に世界中で全盛を誇ったアメリカンポップアイドル、ロッカバラード歌手の大特集です。(英国等も入ります。)
ポール・アンカ、ニール・セダカ、ジミー・クラントン、フランキー・アヴァロン、ボビー・ヴィー、ボビー・ライデル、フェビアン、コニー・フランシス、アネット、コニー・スティーブンス、レスリー・ゴーア、リンダ・スコット・・・もう沢山おりますね。当日はどんな曲が飛び出しますかね。
アトランダムに基本アナログ盤で対応いたします。(もっともCDもかなり使います。)
「オールディーズの鬼」グルーヴィンならではのイベントです。お聴き逃しやお飲み残しがないように!
この日はリクエスト等が困難になりますが何卒ご了承の程、お願い申し上げます。
日程は以下のとおりです。
・6月23日(火)オープン~クローズまで
「大昔のアイドルポップなんてなぁ・・・」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうがビートルズ達以後のブリティッシュロッカーにも深い影響を与えた彼等のドリーミーなサウンド、ロックの源を侮る事は出来ませんよぉ!
ご来店お待ちしております。
●「ギターで歌って遊ぼうよ。オールディーズポップス」
その10 「マージービートの真骨頂! ヒッピーヒッピーシェイク仕上げましょう。」
前回この曲の中盤のギターソロをひろってみました。分かり辛くすみません。また私が録画に使用しているガラケー携帯の音質も本当に良くないので音が歪んでいたり・・・(汗)
今回は曲全体を通してみました。今までの曲と違いコード和音のかき鳴らしではなく、いかにも古いロックらしいバッキングパターンで考えてみました。
すでにロックギターに慣れていらっしゃる方はバッキングパターンやギターソロ部分もお好きに変えて演奏なさるのも楽しいです。(ただコピーも一時期とても大事ですね。)
シンプルですがかなりテンポが速いので間違いやすいですぅ。
スウィンギングブルージーンズの演奏だけでなくビートルズもカバーしているのがユーチューブでも見られます。またオリジナルのチャン・ロメロのものも同様に動画でヒットしますのでご参考頂くとさらに興味深いです。
いやあオールディーズはいろいろです。本当に味わい深いですね。
The hippy hippy shake ヒッピーヒッピーシェイク チャン・ロメロ
スウィンギングブルージーンズ
For goodness sake
I got the hippy hippy shakes
Yeah, I got the shakes
I got the hippy hippy shakes
Ooh, I can't sit still
With the hippy hippy shakes
Yeah, I get my fill now
With the hippy hippy shakes
Yeah, it's in the bag
Ooh! The hippy hippy shake
Well, now you shake it to the left
You shake it to the right
You do the hippy shake shake
With all your might, oh baby
Yeah, come on and shake
Aw, it's in the bag
Ooh! The hippy hippy shake, ow!
(ギターソロ)
Well, now you shake it to the left
You shake it to the right
You do the hippy shake shake
With all your might, oh baby
Yeah, come on and shake
Aw, it's in the bag
Ooh! The hippy hippy shake
Ooh! The hippy hippy shake
Ooh! The hippy hippy shake
※ギターコードは今回は省略しております。
●ロックンロールよもやま話 -その55-
「人気大爆発、50年代のエルヴィス」
ご案内:チャーリー・冷奴
サンレコードから大手RCAに移籍、いよいよ何かが起こります。
56年1月にメジャーデビュー曲を録音します。
・「ハートブレイクホテル」
56年4月から6月にかけて8週間もビルボードのトップを独占した出世作、リズム&ブルースのロイ・ブラウン「ハードラックブルース」に影響を受けて作られたものでした。
エコーがかかり風呂屋で録音したのか!
まさにブルースとヒルビリーが調合されたものでしょう。B面は「ただ一人の男」でスマッシュヒットになっております。
・「アイウォントユー、アイニードユー、アイラヴユー」
56年7月に大ヒットしました。私が思うに前作よりややロカビリー色が薄くなったような気がします。むしろこの曲から後はロカビリーという感じより洗練された完璧なロックンロールになってサン時代のブルース半分、カントリー半分のイメージではなくなっているような。
しかしRCAからの1曲目と2曲目はスローテンポのものを選んでいたのですね。
B面「マイベイビーレフトミー」もスマッシュヒットです。
・「冷たくしないで」「ハウンドドッグ」
歴史に残る両面大ヒットとなります。(A面が冷たく、B面がハウンド)56年8月から10月にトップを独占してしまいました。このレコードは世界で700万枚売れたようです。
「待ってました」とばかりにアップテンポものとなりいよいよ彼のロックンロールが完成されていくような。まさにキングとなったのだと思います。
・「やさしく愛して」
あれあれ!いきなりの超バラードです。
いよいよ映画に出演、その中で歌われた曲。19世紀の曲「オーラリー」が元になっているのだそうです。バックの演奏はシンプルにギター一本のみです。(私にはナイロン弦のクラシックギターに聞こえます。)この曲の歌唱はエルヴィス自身納得していなかったそうです。しかし56年11月、12月に大ヒット、もちろん1位です。
B面は「どっちみち俺のもの」でスマッシュヒットです。なお「やさしく愛して」の前に以前にデビューLP「エルヴィス・プレスリー登場」次の「エルヴィス」やサン時代のものが乱発?で4曲入りEP盤等で発売され中にはヒットチャートに入ったものありますがグルーヴィン的には主流ではないと考えていますのでここでは省いておきますね。(特に「ラブミー」は大ヒットとなりました。)
・「トゥーマッチ」
意外と熱心なエルヴィスファンでも忘れられていたり、知らなかったり・・・。確かに他のヒット曲に比べてオンエアされる事も格別にないような気がします。しかし全盛時のエルヴィスサウンドの完成品だと私は思っています。この曲をこの時期に発表しているのはバラード曲の大ヒットの後、再びエルヴィスの強烈なロックンロールをポップスファンにアピールしていく考えなのでしょうか。57年2月に1位です。メリハリ凄し!
B面は「プレイングフォーキープス」でスマッシュヒットです。
・「恋にしびれて」
ミディアムテンポのシャッフルリズムのロック。50年代全盛期・60年代映画からのヒットを連発していた時期でも彼のお得意でお馴染みのリズムでした。「♪アイムオールショックアップ、フフフーン」とキメがカッコいい歴史的なナンバーですね。57年4月、5月にトップです。抜群の歌唱力はこの若さでは特筆ものでしょう。もう神の領域です。B面はお馴染み「心のうずくとき」でミドルヒットです。
・「ティディベア」
イントロ部からもう大ヒット当然の名作です。スィング、シャフッルリズムですが前作「恋にしびれて」に比べるとアップテンポで曲全体でも2分を切る短さです。
57年7月、8月にトップを取り続けました。B面は映画「さまよう青春」からバラード「ラビングユー」でスマッシュヒット。
・「監獄ロック」
57年はまさに全盛中の全盛という感じでしょうか。ルックスも凄く良かったがために映画出演も忙しく・・・この曲はまさにその時期の名作ですね。名コンビのソングライター、リーバー&ストーラーの作品でした。当時のエイトビートは実に不思議でややブギウギのように微妙に跳ねてスィングチックになっているようです。このへんはチャック・ベリーのヒット作品にも言えるところですね。初期ロックの魅力でもあります。現在ロックバンドをされている方々には「なんか変だよ」と信じ難いサウンドだと思います。
この曲57年10月、11月の時期、トップを取り続けていました。B面は「やさしくしてね」でこちらもスマッシュヒット。
・「ドント(まずいぜ)」
壮大なバラードの傑作です。この曲もエルヴィスの中ではお馴染みとは言いがたい雰囲気ですね。
単に甘いバラードではなくキリッとしたロックンロールキングの威厳のある楽曲ですね。
58年2月、3月にトップを獲得しております。B面「アイベッグオブユー」も大ヒットでした。
・思い出の指環
58年4月に2位まで上がります。(エルヴィスとビートルズは1位にならないのが不思議な感じです。)
入隊もありましたがそろそろロックンロール熱に米国民が慣れてきたのもあるかもしれません。当時の1位はノベルティソング、デビッド・セヴィルの「ウィッチドクター」でした。(テレビアニメや映画の人気キャラでシマリスが可愛い「ザ・チップマンクス」登場の元となる変な名曲でした。そして時代はロッカバラードアイドル歌手が出始めてロックンローラーが受難?時代に入ってきたか。なおB面は「チャンス到来」でスマッシュヒット。
・「冷たい女」
またもや現在のファンもなかなか話題にしない名曲かな。
映画「闇に響く声」からシングルカット。アップテンポで王者を示したという感じ。
58年7月にトップをとりました。B面「訳は許して」はスマッシュヒット。
・「ワンナイト」
58年は沢山アイドルが登場してきて入隊中のエルヴィスは当然損であったと思います。
名曲であるこの曲は58年暮れに大ヒットでしたが最高位は4位でした。しかしB面「アイガッタスタング」も大ヒットでした。なお同時期のトップの曲はテディベアーズの一発ヒット「会った途端に一目惚れ」
それでも「ワンナイト」は歴史に残る名曲、しかも両面大ヒットでしたから・・・。うん、よしよし。
・「アフールサッチアズアイ」
ハンク・スノーのカバーでした。エレキのイントロと途中のギターソロも傑作で奏者はスコッティー・ムーアでしょう。59年4月に第2位まで上がります。B面はこちらも名曲「アイニードユアラブトゥナイト」で同時期に4位までです。私、この歴史的な2曲が両面ヒットってのは初めて気がつきました。ハハハ!
しかし時代はソフトなポップが全盛に入ったか上位はフリートウッズ「やさしくしてね」、フランキー・アヴァロン「ヴィーナス」等。
・「恋の大穴」
エルヴィスはさすが王者ですね。またもや超ロックンロールで決めてくれました。「恋の大穴」は59年8月にアイドルポップの元祖ポール・アンカ「ロンリーボーイ」をとらえて1位となりました。両面大ヒットの前作同様スケジュールがない中で58年6月の録音もあったのでしょうがワイルドなかつてのロックサウンドを復活させてくれたエルヴィス、B面は重厚なバラード「望みがかなった」でベスト10近くまで上がる大ヒットでした。
さてエルヴィスの50年代はここまでです。56年から57年は他を寄せ付けない圧倒的な存在ですが58年あたりから変化が見えるようです。兵役は大きかったのでしょうか。
さて除隊したエルヴィスとスタッフはどんなサウンドを展開して行くのでしょう。ロックンロールかそれとも流行のロッカバラードか?
60年代初期は次回ですね。チャーリー冷奴でした。
今回もモリモリ盛り沢山、梅雨なんかつゆ知らず!
当店は8割程度サラリーマンさんやOLさんがお客様なのでやはり特に月曜は皆さん気持ちがのらないのか常連さんでもドアを開ける事が少なくなるようです。
こういう時にありがたいのが初めておいでになる方達がふらりと入っていらっしゃる事がよくあるのです。やはり古いロックミュージックに興味がある方が多いようで特に男性は店内のエレキギターを弾いたり・・・
特に最近、初来店の方が多くなってきて本当に嬉しく思います。
天気が悪く雨足が強くなると「結局自分はドアがオープンするのを待つのが一番の仕事なのかな」と深く考えさせられます。
しかし実際は月曜日だろうが雨が振ろうが仕事が終われば何時でもお酒を飲みたい人は常にいらっしゃるはずです。自分が会社員時代は夜になると張りきって飲みに行きました。
先日の話「今日は駄目な日だな・・・」と少々がっかりしていると0時過ぎに突然ドアが勢いよく開き、「どうも、今日は9人なんだよ!」
カウンターが埋まり「世界が変わる瞬間」です。大手町や神保町界隈は深夜まで会社で働く方々も多いのです。この時間じゃないと来れないのですもんね。
ここのところ午前3時でもドアが開き急に賑やかになる事も多々ございます。
朝方までお客様がいらした日は最後にお店の清掃等をしながらも何かとても充実した幸せな気分になります。
やはりねばり強く待つのがこの仕事なのでしょうね。ものごとなんでも諦めない事です。
●ロックンロール生誕60年記念その③「1950年代・60年代ポップアイドルを聴こう!」
5月中はGWで皆様もお疲れ気味のようでしたのでイベントはしませんでしたが6月以後はかなり拍車がかかります。
今回BGMでお楽しみ頂くのは50年代後半から60年代初期に全盛を誇ったアメリカンポップアイドル、ロッカバラード歌手の大特集です。
ポール・アンカ、ニール・セダカ、フランキー・アヴァロン、ボビー・ヴィー、ボビー・ライデル、フェビアン、コニー・フランシス、アネット、コニー・スティーブンス、レスリー・ゴーア、リンダ・スコット・・・もう沢山おりますね。当日は誰が飛び出しますかね。
アトランダムに基本アナログ盤で対応いたします。「オールディーズの鬼」グルーヴィンならではのイベントです。
この時間リクエスト等が困難になりますが何卒ご了承の程、お願い申し上げます。
日程は以下のとおりです。
・6月23日(火)オープン~クローズまで
「昔のアイドルポップなんてなぁ・・・」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうがビートルズ達以後のブリティッシュロッカーにも深い影響を与えた彼等のドリーミーなサウンド、ロックの源を侮る事は出来ませんよぉ!
ご来店お待ちしております。
●「ギターで歌って遊ぼうよ。オールディーズポップス」
その9 「このギターソロ、一緒に弾きましょうよ! ヒッピーヒッピーシェイク」
以前ブログの「よもやま話」にも登場した英国のスィンギングブルージーンズがカバーヒットさせた「ヒッピーヒッピーシェイク」
曲の途中のギターソロはロック史上に残る名演だと私は思います。
今回の採譜は本当に苦労しました。頼りのユーチューブでもこのブルージーンズのギターソロを扱ったレッスン動画はなく彼等の演奏を聴きながら「この音かな、このポジションかな」と時間がかかりました。実際のところ多少音が違っている事は間違いないですが、雰囲気はうまくつかめたと思います。コピーって完璧でなくたっていいじゃないですか。とりあえず私にはこのようにしかコピー出来ませんでした。
見苦しく聞き苦しい動画も相変わらず添付しました。
またこういうロックンロールっていつも同じ弾き方をしていたら「イモっぽい」ですから適当に好きなアレンジを加えて下さいね。ノリノリで弾いて下さい。
なお次回の書き込みで今回のギターソロ以外の部分をサラって全体を通して一曲頑張ってみましょうね。ロックンロールフォーエバーですぅ!
●ロックンロールよもやま話 -その54-
「この人が売れてなかったらロックはどうなった??? エルヴィス登場」
ご案内:チャーリー冷奴
1940年代米国のヒットチャートのひとつにレイスレコードチャートがありました。ビルボード誌が毎週トップ10を掲載してその後トップ15を発表するようになったそうです。
レイスってジャズやブルースといった主に黒人音楽をイメージした言葉なのでしょう。これが40年代後半にこういった呼び方を変えようと恐らくはビルボード内で起こったのでしょう。
リズム&ブルースというチャートに改まります。
40年代にはほとんど50年代のロックンロールの原型が出来上がっていたような気がします。白人のカントリーのアーティストもかなりリズム&ブルースよりの曲も発表しているようです。ただ黒人側も白人側さすがに50年代の激しいビートは完成されていない感もありますけど。両方ともなんとなくイモっぽいとこがいいし、どちらかというとやはり黒人側の方が垢抜けていてカッコいいかも。
メンフィスやシカゴで成長していったこの音楽に黒人だけではなく白人のファンが急増したそうです。レコード盤(恐らくはSP盤)の売上がこの時代倍増したそうです。
いわゆるポップチャートではカントリーが主流であったのでしょう。しかしそれだけでは物足りない音楽好きの白人達はリズム&ブルースに急激にはまっていったようです。
白人ディスクジョッキーのアラン・フリードは自身の番組で盛んにファッツ・ドミノ等の人気ミュージシャンのレコードをかけてロックンロールという言葉を普及していったと思います。白人社会に広くファン層を広げます。
こういう社会状況に強く影響されて少年時代を過ごした一人、エルヴィス・プレスリーでありました。
ハハハ!ようやく出てきた。本日から数回、主役はキング、エルヴィス・プレスリーです。
メンフィスでレコーディングスタジオを持っていたサム・フィリップスという人。ブルースに夢中になり若き無名の黒人アーティスト達にレコーディングの機会を与えその中にはB・B・キング等もおりました。しかしながら貧しかったサムは貸しスタジオとして素人達に安価でレコード盤を作るというビジネスも新たに始めました。やがて「サン」という会社にします。サンではリズム&ブルースのアーティストのレコードを製作していきます。
段々とサンのサウンドが確立されてカントリーが混じるいわゆるロカビリーの原型が出来つつあったのでしょうか。サムは常々、白人で黒人のフィーリングでリズム&ブルースが歌えれば成功すると考えていたようです。
53年の夏、一人の若者が仕事の休憩中にレコードを母にプレゼントする為の録音にサンを訪れます。エルヴィスでした。
「心のうずくとき」「マイハピネス」の2曲を自分でギターをかき鳴らし歌ったそうです。
この録音をその後サムが聴いてすぐにはピンとこなかったのでしょう。
時間をおいて54年春にサムはエルヴィスを呼び出しカントリーソングを歌わせますがうまくいかなかったようです。もう一度後日バンドをつけてやらせてみようと考えたらしいです。
バンド練習(ヴォーカル、アコースティックギターはエルヴィス、エレキギターはスコッティ・ムーア、ウッドベースにビル・ブラック)を重ねたエルヴィスは7月にサンで数曲を録音、数週間で「ザッツオールライトママ/ケンタッキーの青い月」が発売され地元ラジオで大反響となり、スターへの第一歩をしるします。まさに彼は黒人のフィーリングでビートの激しいロカビリーの原型を歌い出したのです。
この後はコンサートツアーに明け暮れる事になりました。
エルヴィスがサン時代に特に印象を残したのは「ベビーレッツプレイハウス」「ミステリートレイン」あたりか。カントリーチャートで全米にアピールしています。これらにより彼の存在が知れ渡りました。いかにもロカビリーサウンドでした。
そして55年末にはRCAに移籍、一気に大スターへの道を歩む事になります。
今から60年も前の出来事。しかしこの人がいなかったらポピュラー音楽の歴史はまったく変わっていたのでしょう。
さて次回は50年代エルヴィスのシングル発表曲を中心にお話を進めましょう。
時代はロックンロール全盛時代へ!
チャーリー・冷奴でした。
5月の営業について「ゴールデンウィークもお待ちしております。」
不幸にして・・・いやいや幸いにしてどこも行かれない方、例年どおりグルーヴィンが営業しておりますよ!
・5月2日(土)夜8時~朝4時半(通常営業)
・5月3日(日)夜5時~夜11時(特別営業)
・5月4日(月)夜5時~夜11時(特別営業)
・5月5日(火)夜5時~夜11時(特別営業)
※なお6日(水)はお休みとなります。
また5月のお休みは下記のとおりです。
5月 6日(水)振替休日
5月10日(日)
5月17日(日)
5月24日(日)
5月31日(日)
5月は計26日間の営業でございます。ご来店お待ちしております。
● ロックンロール生誕60年記念その②「ザ・ビートルズ青盤を聴こう」多数のご来店を頂き有難うございました。
ポール・マッカートニーの日本公演が終了致しました。
東京公演中の4日間当店で行いましたロックンロール生誕60年記念その②「ザ・ビートルズ青盤を聴こう」に多数のお客様にご来店頂きました。
初めて当店においでの方もいらっしゃり皆様より東京ドーム、日本武道館の様子を伺う事が出来ました。本当に有難うございました。何よりビートルズに影響を受けていないアーティストはいないのではとご来店の皆様と再確認できました。
今回の歴史的なコンサート、私は見には行けませんでしたがこの期間は実に感慨深いものでした。感謝、感謝でございます。
そして再びポールが来日してくれるのを待つばかり、これはファンの方々も同様ですね。
しかし忙しかったけど幸せでした。
ロックンロール生誕60年記念その②「ザ・ビートルズ青盤を聴こう」始まりました。
ポール・マッカートニーの日本公演が始まっております。
23日のライブ後ご来店のお客様もおいでになりました。いやあ本当に日本の歴史に残る出来事ですね。
※東京公演のスケジュール
4/23(木) 東京ドーム 開場 16:30 開演 18:30
4/25(土) 東京ドーム 開場 16:30 開演 18:30
4/27(月) 東京ドーム 開場 16:30 開演 18:30
4/28(火) 日本武道館 開場 17:30 開演 18:30
さてグルーヴィンでは上記の4日間はビートルズの後期の名作を集めた歴史的なベストアルバム「ザ・ビートルズ/1967~1970」(通称青盤)を中心にしてBGMとしておかけしようと思います。(CDでの対応です。ご了承下さい。)
何しろ両会場ともすぐ近くなのでコンサートよりお帰りのおりは是非ともお立ち寄り下さい。
●「ギターで歌って遊ぼうよ。オールディーズポップス」
その6「好きなんだ」 フレディ&ドリーマーズ
どうですか。皆様のギターの調子は!
この店を始めるため30数年ぶりにギターを弾きだした私です。ですから上手いわけはないですよね。
サラリーマンさんは週に一度くらい弾くのが精一杯かもしれませんね。でもいいじゃないですか。仕事から離れて子供の心に戻れる時間・・・とっても大事ですよね。
さてさて今回は以前このブログの「よもやま話」でも登場したフレディ&ドリーマーズ「好きなんだ」です。英国では63年の大ヒット曲で米国では65年に第1位まで上がる快挙を成し遂げました。
この曲はA♭(G♯)のキーで途中どんどん変調していくのですがギターコードを覚えるのにこんなに最適な曲はないと思います。
ギターを始めて間もない方は「嫌だ、こんなコード!と思うでしょうがFのコードが押さえられるまでになったらそんなに大した事がないのがご理解出来ると思います。
そしてなにより愉快な美しい曲ですので是非一緒に弾いて唄えるようにしましょうよ。
ど下手な私の演奏映像またつけました。ご参考になれば幸いでございますです。
「好きなんだ」
フレディ&ドリーマーズ
イントロ
A♭ D♭ Cm F♯ A♭ D♭ Cm E♭7
A♭ D♭ A♭ D♭
I'm telling you now,
A♭ D♭ A♭ E♭7
I'm telling you right away.
B♭m E♭ A♭ Fm
I'll be staying for many a day,
B♭m E♭ A♭ F♯
I'm in love with you now.
A♭ D♭ A♭ D♭
I'm telling you now,
A♭ D♭ A♭ E♭7
I'll say what you wanna hear.
B♭m E♭ A♭ Fm
I'll be telling you for many a year,
B♭m E♭ A♭ A♭7
I'm in love with you now.
B♭m E♭
Do you think I'm foolin'
B♭m E♭ A♭
When I say "I love you"?
D♭ Cm F♯
I love you.
B♭m E♭
Maybe you'll believe me,
B♭m E♭
When I'm finally through, through,
E♭7
through, through.
A♭ D♭ A♭ D♭
I'm telling you now,
A♭ D♭ A♭ E♭7
I know it's been said before
B♭m E♭ A♭ Fm
Say you love me and I will be sure,
B♭m E♭ A♭ F♯
I'm in love with you now.
(ギターソロ)
A D A D A D A E7
I'm telling you now, I'm telling you right away
Bm E A F♯m
I'll be staying for many a day,
Bm E A A7
I'm in love with you now
Bm E Bm E A
Do you think I'm fooling when I say I love you?
D D♭m G
I love you
Bm E Bm E
Maybe you'll believe me when I'm finally through,
F7
Through, through, through
B♭ E♭ B♭ E♭ B♭ E♭ B♭ F7
I'm telling you now, I know it's been said before
Cm F B♭ Gm
Say you love me and I will be sure
Cm F B♭ Gm Cm F B♭ Gm
I'm in love with you now. I'm in love with you now,
Cm F B♭ E♭
I'm telling you now
エンディング
Dm A♭ B♭
●ロックンロールよもやま話 -その50-
「オールディーズの再録音」
ご案内:チャーリー冷奴
グルーヴィンにはオールディーズのレコード・CDが多数ありますがオムニバス物(ヒット曲の寄せ集め)ものでオリジナル録音と再録音ものが混じったものも結構あります。
平子が高校時代に購入した2枚組みのLP「ジュークボックスジャイブ40」等はその代表格のようです。オリジナル録音と再録音ものが混ぜこぜなのですが素晴らしいものです。
また一つのアーティストのグレイティストヒッツものでも全体が再録音のものも若干あります。
もちろんオリジナル録音で揃えるのが一番望ましいのでしょうが購入時にはなかなか分かり辛いものです。特に輸入盤となるとなおさらですね。
ファンにとって購入時に判断が難しいアーティストの代表格を挙げてみますね
・ポール・アンカ
十代半ばから第一線で活躍している彼、ベスト盤等を購入時、オリジナルにこだわるならABCパラマウントの表記があればオリジナル録音と判断してよいでしょう。RCAビクターとなっていれば再録音と判断してよいでしょう。彼は61年暮れにRCAに移籍しているのですがその時代も「愛してほしいの」「ギターとワインで忘れたい」「エブリナイト」等多数のヒットを放っているのでややこしいのですがABC時代の代表曲もRCAで吹き込みし直しているのです。
初期の作品の権利はABCにあるのですが若きポールは自費でそれを買い取ったらしいのです。
私が高校生当時に聞いた話ではポールは十代の自分の録音が満足出来なかったと記憶しています。そしてしばらくの間は封印した状態であったのでRCAの再録音が広く世間に出回ったのでしょう。(こうなるとファンの方もどれがオリジナルだか分からなくなるでしょう。)
もちろん再吹き込みの方も素晴らしい出来栄えなのでとても価値があるものです。
グルーヴィンにあるポールの音源はすべてアナログLPでABCのベスト盤が3枚、その後のRCAの録音物が2枚組LPと他1枚となっています。平子は変わっていて再録音物も大好きでだぶらせて購入しているのです。
・チャビー・チェッカー
60年代を突っ走ったツイスト男のヒット曲を揃えるのも大変なようです。
全盛時代に所属したカメオパークウェイが曲の権利を持っていますがチャビーがそこを離れてから多数の再録音を行っているのです。でもそれだけ需要があるのですから大したものですね。
最近までの彼のグレーティストヒッツ集はほとんどが再録音という事になっているかと思います。
グルーヴィンにあるアナログLPのベスト盤はカメオのオリジナル音源ですがCDのベスト盤2枚は再録のものです。
しかしそれはそれで円熟の歌声が聴けてとても味わい深いものです。
それでも最近ようやくオリジナル録音のCD盤が出たようです。
購入時の注意点はカメオパークウェイの表記があるもの選べばオリジナル録音という事でしょう。それでも輸入盤の時は特に判断が難しいようです。
さて上記二人にかかわらず出来ればオリジナル録音で揃えるのがよいのでしょうが再録音ものも実に面白いものです。仮に誤って?再録で購入してしまってもがっかりする事はないのではないでしょうか。同じアーティストが歌唱・演奏しているのですしとても価値があるものです。
著作権利の問題やアーティスト側の楽曲のクウォリティーを重視した考えもあるのでしょう。
またシングル盤とLP盤で同じ曲のアレンジが違う場合もあるでしょう。あまりこだわらずにのんびりとコレクションを楽しむのが一番でしょうね。縁があって購入しているのですからじっくり聴いてあげて下さい。間違いなく愛着が出てくるはずです。
50年代から60年代の作品達・・・オリジナルも再録音もポピュラーミュージックの歴史に残っていくものであろうと考えたいのです。どちらにしても若き時代の彼等の熱演なのですから!
今日も深夜のグルーヴィンのスピーカーからかつてのヒット曲が流れ続けています。
それを聴いて思わず目頭を押さえるお客様もおいでになります。隣にいるこちらももらい泣きしそうになるのです。
こんなちっぽけなミュージックバーでも存在している価値もあるのかもしれません。
本日もチャーリー冷奴が担当致しました。
ロックンロール生誕60年記念その②「ザ・ビートルズ青盤を聴こう」
ポール・マッカートニーの日本公演が開幕します。大阪から始まり東京公演も東京ドーム、日本武道館と我が街千代田区神保町界隈も賑やかになる事でしょう。
※東京公演のスケジュール
4/23(木)東京ドーム 開場16:30 開演 18:30
4/25(土)東京ドーム 開場16:30 開演 18:30
4/27(月)東京ドーム 開場16:30 開演 18:30
4/28(火)日本武道館 開場17:30 開演 18:30
さてグルーヴィンでは上記の4日間はビートルズの後期の名作を集めた歴史的なベストアルバム「ザ・ビートルズ/1967~1970」(通称青盤)を中心にしてBGMとしておかけしようと思います。
題しましてロックンロール生誕60年記念その②「ザ・ビートルズ青盤を聴こう」
(CDでの対応です。ご了承下さい。)
何しろ両会場ともすぐ近くなのでコンサートよりお帰りのおりは是非ともお立ち寄り下さい。