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Groovin'

東京は神田神保町のオールディーズバーです。アナログレコードを中心に涙なしには語れないBGMと美味しい洋酒。エレキギターを弾いたり歌ったり。 お気軽にドアを開けて下さいね。
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  • 07/18/04:03


夏も後半 おじさんの独り言

夏もいよいよ後半です。
この暑い中、私は自転車でお店まで通い、営業を終了して洗いもの等をして再び自転車で帰宅します。(もちろん雨等で地下鉄も結構利用します。)
私は足立区に住んでいますのでそこからお店のある千代田区神保町までは恐らく12キロ位、往復24キロでしょうか。ただ国道4号(日光街道・昭和通り)はほぼ平らなので運動量はさほどではないと思います。

それにしても痩せないのは不思議です。この私、一年中食欲が落ちないのです。食事時にビールを飲んだりするともう一杯ご飯をおかわりしてしまいます。
週に2,3回は早めに家を出て仕事前の夕方からジムに行って筋トレで身体を動かすのですがこれでまた食欲が更にすすむ事になるわけです。

さて千代田区は基本的に会社の街、お店のお客様は基本サラリーマンの方なので特にお盆はどうしてもお休みが多くご来店が出来なくなるのは致し方ないようで。
お盆の時期は我がグルーヴィンも静かです。まあ近くの他のお店も同様なのでこればっかりはどうしようもありません。最近は考え方を変えてこういう時だって仕事なんだと思っています。
そこで考えたのがお店のチラシを作り近場のホテルに置いてもらおうと考えたのです。
お店がオープンしたての頃、近場の数箇所のホテルに置いて頂いたところ結構宿泊の外人さんが大人数でドアを開けてくれたり、東京に旅行中の娘さんや出張の会社員の方に来て頂きました。面白いでしょ。ホテルのフロントの方々は結構近場の情報を知りたいようなのです。ですから必ずチラシは受け取って頂けます。また昨今は外国観光客の宿泊が相当数増えているそうです。ある老舗ホテルのフロントに訪ねると70パーセントは海外からのお客様だそうです。この状態は東京オリンピックまでは続きそうです。
さて結果をまたこのブログでご報告しますね。
もっともいつもご常連でお店が一杯でしたら一番良いのですがね。

バーは待つのも大事な仕事なんだと思います。営業方法を考えるって何かとっても前向きで楽しい事に感じがます。おじさんまだまだ老け込んでいられません。

●「ギターで歌って遊ぼうよ。オールディーズポップス」
 その13 「もゆる瞳 歴史に残る永遠のロッカバラード」

このコーナー少し久しぶりです。あまり連発でやってしまうと一曲の練習が足りなくなりますもんね。一ヶ月に一曲位のペースがいいですよね。
今回は62年の大ヒット曲ボビー・ヴィーの「もゆる瞳」です。
コードのかき鳴らしでまとめました。
最後の方でキーが変わるのがやり辛いですがチャレンジしてみましょう。
いやあ涙が出るほどの名曲、70年代にカーペンターズも名作アルバム「ナウ&ゼン」にてメドレーでカヴァーしておりました。ロックンロールって本当に素晴らしいです。

とりあえず弾いてみました。今回は特に音が歪んで申し訳ございません。


        
        「もゆる瞳」

               ボビー・ヴィー

※カポタスト1フレットでプレイ

イントロ D   F G A  2回

D                Bm
They say that you're a runaround lover,
      Em A    D G A
though you say, it isn't so
D             Bm
But if you put me down for another,
E7           A
I'll know, believe me, I'll know
      Bm
'Cause the night has a thousand eyes,
        Em  A       D
and a thousand eyes, can't help but see
Em     A     D  Bm
if you,   are true to me
  Em       A       D     Bm
So remember when you tell those little white lies,
    Em  A          D
that the night,   has a thousand eyes

D                   Bm
You say that you're at home when you phone me,
Em    A        D  G A
and how much you really care
D                   Bm
Though you keep telling me that you're lonely,
E7           A
I'll know if someone is there
      Bm
'Cause the night has a thousand eyes,
        Em  A       D
and a thousand eyes, can't help but see
 Em  A     D Bm
if you, are true to me
  Em    A     D          Bm
So remember when you tell those little white lies,
    Em  A            D  ここでE♭
that the night,     has a thousand eyes

E♭                Cm
One of these days you're gonna be sorry,
      Fm   B♭   E♭  G♭ A♭
'cause your game I'm gonna play
E♭               Cm
And you'll find out without really trying,
F7            B♭
Each time that my kisses stray
     Cm         
Cause the night has a thousand eyes,
        Fm  B♭    E♭ Cm
And a thousand eyes will see me too,
  Fm  B♭    E♭ Cm
And no matter what I do,

    Fm  B♭      E♭    Cm
I could never disguise all my little white lies,

     Fm  B♭           E♭ Cm
Cause the night     has a thousand eyes.

  Fm      B♭      E♭    Cm   
So remember when you tell those little white lies,
     Fm  B♭        E♭  G♭ A♭ B♭
That the night    has a thousand eyes.
 
E♭  G♭ A♭ B♭ E♭ 終了


●ロックンロールよもやま話    -その61-

            「バディ・ホリー、そしてクリケッツ」

日本では50年代のロカビリーブーム時、恐らくバディ・ホリーを聴き込んでいた人は一部の音楽マニアでしょう。日本で彼の曲がヒットした形跡はないのではと思います。現在オールディーズ音楽が大好きな人でもバディの作品をあまり聴かない方だっていらっしゃいます。
さてそれはともかく伝説のロックスターである事は間違いありません。
英国のビートルズを始めとするマージービート等のグループがこぞって熱を上げて沢山カバーしているようです。さてバディの細かい経歴等は特にここでは記事にしませんがややこしいのは彼の作品がクリケッツ名義であるものとバディのソロ名義であるものがある事です。

私は実にいい加減で別にどちらでもいいや、どうでもいいよくらいなのですがそうはいかない方もおいででしょうから一応整理しておくと、バディは最初はデッカレコードで作品を発表しましたがほとんど話題にならなかったようです。その後ノーマン・ぺティに見出されクリケッツを結成してギターとボーカルを努める訳ですがそちらの作品はブランズウィックレコードから、ソロ作品はコーラルレコードからとなったようです。57年「ザットルビーザデイ」はクリケッツなのでブランズウィック、「ペギースー」はソロ名義でコーラルという感じ。どの曲がバンド名義でどれがソロ名義か・・・これはネットや書物で確認出来ますのと私自身がまったく拘らないのでここではカキコしませんです。ハハハ。

さてバディは59年2月に飛行機墜落事故でこの世を去っておりますので脚光を浴びていた期間って2年かそこいらですね。ヒット曲は十数曲です。ですからエルヴィスやチャック・ベリー等キャリアが長い人達と比較は出来ませんけど。

特に好調にセールスしたのは上記2曲と「オーボーイ」「メイビーベイビー」「イトダズントメターエニィモア」あたりで後はスマッシュヒット、小ヒットのようです。かといってその功績は多大なもの、彼が存命ならロック音楽がもっと変化していたでしょう。ビートルズのその後の作品にも変化があったかも知れません。
デビュー当初はロカビリー、その後はかなりノリのいいロックンロール、ロッカバラード等にも移っていくようにも思えました。その後のアイドルが歌った甘ったるいものでなく洒落とビートの効いた大人のロックといった・・・

さてバディの事はこれくらいで後に残ったクリケッツ。

私事ですけど80年代の中盤、恐らく池袋「メモリーレコード」だと思うのですが一枚の輸入盤LPを見つけ購入しました。
「ザ・コンプリート クリケッツ」全20曲です。当時1枚の中に20曲は異例であったようです。その楽曲の良さにとても魅かれ演奏能力の高さにびっくりしたものです。
収録曲はバディの死後、ブランズウィックとコーラルで残されたクリケッツのメンバーのシングル発表曲のA面、B面が網羅されたこのLPの価値は実はつい最近気がついたのです。お恥ずかしい・・・

ソニー・カーティス(ギター、ヴォーカル)ジェリー・アリソン(ドラム)が中心人物で特にドラム好きな私はジェリーのスピーディーで軽やかなスティックワークは大好きで今現在も目指すものです。


クリケッツ自体はバディの死後の活動ではヒットチャートに上がる曲はないようですが62年にゴフィン&キングの作品「ドントエヴァーチェンジ」が英国で大ヒットしていたのです。

この曲はビートルズにも取り上げられています。そちらでご存知のファンも多いでしょう。
この曲は上記のLPには選曲されていません。(リバティレコードでの作品)
ただこのLPを手に入れるずっと前の高校時代「ジュークボックスジャイブ40」という2枚組みのLPを購入していてこの中にオリジナルの録音で収録されており当時17歳の私は大好きな曲でした。ピアノ音が軽やかでセンチメンタルなメロディ・・・

中心人物のソニーとジェリーは元気で現在も演奏活動をしているようです。ソニーとジェリーで書き上げた曲は素晴らしく「モアザンアイキャンセイ」はボビー・ヴィー、レオ・セイヤーでヒットしています。またソニーが書き上げた「アイフォートザロウ」はボビー・フラー・フォー66年のヒットでクラッシュ等にも取り上げられているようです。最初に録音をしたのはやはりクリケッツでしょう。

しかし70歳をとうに過ぎているのに現役のミュージシャンというのは凄い事ですね。
もしバディが存命であったらクリケッツの活動も大きく変わっていたでしょう。今でもバディがメンバーであった可能性もありますもんね。

現在のバンドの要素、リズムギター、リードギター、ベース、ドラム等の確立はクリケッツによって行われたという説があります。凄い事を今から60年近く前に行っていたのですね。現在の世界中のアーティストも知らない内に彼等の強い影響を受けているわけです。確かにビートルズもストーンズも彼等の音楽に熱狂してコピー・カヴァーをしていたわけですから凄いバンドです。バディを含めてこのクリケッツ、もっともっと若い世代に耳にして欲しいのです。

いいものはいい、古かろうと新しかろうと・・・グルーヴィンにいらしたら是非リクエストして下さいね。ロック音楽60年・・・その中でも歴史に残るバンドであるはずです。

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