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Groovin'

東京は神田神保町のオールディーズバーです。アナログレコードを中心に涙なしには語れないBGMと美味しい洋酒。エレキギターを弾いたり歌ったり。 お気軽にドアを開けて下さいね。
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  • 07/17/22:10


夏です。お盆も絶対グルーヴィン!


●お盆期間の一大イベント 超お得なグルーヴィン
長かった梅雨が明けて夏がスタートしました。冷夏なんてとんでもない灼熱の夏がやってまいりました。
さて8月のグルーヴィンはお盆の時期に画期的な大イベント???を企画致します。
なんと下記お盆期間限定20%割引のご案内です。

          記
2014年8月11日(月)~14日(木)の4日間にご来店のお客様はもれなくご清算時20%割引! この4日間だけですよ~。
こんなお得な期間限定の大出血サービス!
初めての方もぜひぜひご来店下さいね。

「8月の営業のご案内」
8月のお休みは下記のとおりです。
8月 3日(日)
8月10日(日)
8月17日(日)
8月24日(日)
8月31日(日)
他の日はすべて通常営業です。


●ロックンロールよもやま話  (その20)
-1963年のスーパーバンド ジェリーとペースメイカーズ-
先日、渋谷のタワーレコードさんへ行ってみました。今までにきっちり揃っていないアーティストのCDを今後少しずつ購入しようと考えたからです。
自分は学生の頃からオールディーズのロックンロールが好きで現在グルーヴィンに揃っているアナログレコード音源の大半を10代から20代の頃に収集しました。かといってまったくオタクではなくとにかく理屈抜きに大好きなセンチメンタルなサウンドを楽しんでいただけなのです。それでも音源が揃っていないアーティストも沢山あります。
この日、タワーレコードさんにて購入しときたいな思ったのは前回ブログで記事にしたフレディ&ドリーマーズの音源です。
さてタワーレコードに入り5階フロアのオールディーズコーナーの棚にてCDを探すと見当たりません。
「うん、待てよ・・・」リバプールサウンドのグループはオールディーズの扱いではないのだなと考えたのです。
そこに若い男性の店員さんがそばを通りました。
私「すみません。ビートルズやストーンズってどちらにありますですか。」
すると店員さん、親切にコーナーまで案内してくれました。やはりポップス・ロックのコーナーでした。オールディーズとはやはり一線を引いているのだな。さすが!
さて残念な事にお目当てのフレディ&ドリーマーズのCDは品切れとなっておりました。
店員さんに「取り寄せ可能ですか?」とたずねますとネットできちんと調べてくれて手に入り次第ご連絡致しますよと手続きをしてくれました。なんて親切なんだろう。
渋谷タワーレコードのファンにいっぺんでなってしまいました。(なお後日連絡が入り手に入れる事が出来ました。タワーさん、ありがとうございました。グルーヴィンもこういうお店になりたいな。ウン・・・。さてさてついでですが前回の書き込みに続きフレディ達の大ヒット曲をもうひとつ)



 



さてそれならばもうひとつ気になっていたバンド、ジェリーとペースメイカーズのCDはあるかなと・・・こちらはすぐに見つかりました。またお値段のお安いこと。皆さんもどうぞタワーレコードさんご利用下さいね。最高です!

前置きが長くなりましたがジェリーとペースメイカーズはオムニバス(いろんなアーティストの曲の寄せ集め集)のCDでヒット曲の数曲を持っている程度でしたが大変興味があったバンドなのです。
彼らが世に出た1963年のメガヒット「恋のテクニック」
この曲はなんとビートルズが歌うために出来上がった曲であったとの事。
ビートルズが「僕らはオリジナルで勝負させて欲しい」とこの素敵な曲を蹴っ飛ばしたらしいのです。もったいないなぁ~
それでジェリー達にお鉢がまわってきたそうです。ビートルズの録音はゆったりした感じでコーラスも厚く洒落ている。これをジェリー達はアップテンポの愛らしいロックンロールにまとめあげました。さすがに出来はジェリー達に軍配を挙げていいような気がします。とにかく楽しい。
(ビートルズファンの方々ごめんなさい。)
若者の間でこの曲は大評判になりいきなり英国チャートの一位となりました。(ビートルズは結局歴史的な大ヒット曲をひとつ損したのかもしれませんね。)
スキーなボーカルはジェリー・マースデン。エレキギターをかき鳴らしながら元気一杯にノリノリで明るくかっこよく歌います。





彼らはこの大ヒットの後、「アイライクイット」「ユールネバーウォークアローン」と立て続けに第一位という快進撃、ここまではもうビートルズ以上のスーパーバンドとなったと言ってよいのではなかったでしょうか。
翌1964年も人気は衰えず「アイムザワン」「太陽は涙が嫌い」「マージー河のフェリーボート」といった名曲を次々発表、アメリカでも相当な人気者になりました。



 



いかにも元気のいいお兄ちゃん達でしょ。特にアップテンポのものを歌わせたら最高のバンドですよね。(もちろんゆったりしたバラード曲の出来栄えも素晴らしくて。)
その後、今は亡きボビー・ダーリンのヒット曲のカバーであるセンチメンタルな「アイルビーゼア」のヒット後は人気がかげり徐々にヒットチャートから離れていってしまいました。(アイルビーゼアはジャクソンファイブの曲とは同名異曲)

どこか尖がってかげりのある他のブリティッシュグループとは違い元気一杯の明るさで世界のポップスファンを魅了した彼ら。前回ご紹介したフレディ&ドリーマーズ同様その後のロックシーンでは大きな足跡は残せなかったように感じます。両者とも過去のアメリカ産のオールディーズサウンド的なスイートで快活な曲が多かった事が原因かなと私は思うのですが・・・
それでも期間は短かったですがポピュラー音楽界のトップに君臨したペースメイカーズ。
ボーカルのジェリーは70歳を超えた今もギターをかき鳴らしライブ活動を活発に行っているようです。いいな! 自分もこんな元気なおじさん、おじいさんになりたいな。

さてグルーヴィンも秋10月には開店2周年を迎えます。さあどんなイベントを考えようかな。



長い書き込み、失礼を致しましたです。


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