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Groovin'

東京は神田神保町のオールディーズバーです。アナログレコードを中心に涙なしには語れないBGMと美味しい洋酒。エレキギターを弾いたり歌ったり。 お気軽にドアを開けて下さいね。
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  • 05/19/19:47


5月15日(日)ご来店お待ちしてます。

●5月15日(日)は営業日です。

この日は特別営業です。
(なお夜6時オープン~11時クローズの短縮営業の予定でございます。)
ご来店お待ちしております。

●深夜に闘う人達

ゴールデンウィークも終了しました。
大型連休の今年、サラリーマンの街、神保町での営業ももう3年半なのですが例年に比較しても今回のGWはひっそりとしてしまいました。当店のお客様は近隣の会社にお勤めの方がかなり多くやはり予想どおり閑散とした日が続いてしまいました。
「まあ仕方ないな、今年は大型連休だし…でもここのところ随分お客様が増えていたのにな~…」とやはり少々落胆していました。
連休の終盤の5月7日(土)も「もう連休の疲れや散財で今日も難しいだろうな」と思いつつもまあ20時に営業開始、じっとドアオープンを待つこと30分後にまずお一人のご来店があり、その後2人、4人、2人、2人と徐々にお客様がドアをオープンしてくれました。有難い事です。急に元気になってしまいました。
そうこうしていると電話が鳴り「ねえ、今日やってるのぉ、今から行きますよぉ!」と5人さんがしばらくしてドアをオープン。
有難い事にこの日16人様のご来店を賜りました。
先ほども書いたように神保町はサラリーマンの街、本来土曜日は本当に静かなのですが、やはりこんなGWの終盤でも黙々とお仕事をこなす方々がいるのですね。
朝方まで賑わう店内、忙しさや疲れ等一気に吹っ飛んでいくほど充実感でした。
当店のようなひっそりしたミュージックバー、どうも私の一番の仕事は「待つこと」のようです。
夜が更けていって本当にドアがバタンともいわない日がよくあります。「おいおいもう深夜だぞ」なんて時がざらです。でもどんなもんでしょう。いくら終電が終了しても仕事を続けている人は必ずいるのです。
「そんな遅くまで就業させるなんて酷い仕事場だ!」と理想論で憤るむきもあるでしょう。しかし考えてみて下さい。近日中に仕上げてしまわないととんでもない事が起こる仕事っていくらでもあるもんです。
例えば出版関係のお仕事でこの日までに執筆された原稿をチェックして印刷屋さんにまわさないと来週の月曜の発売にもう間に合わないなんてざらにある事です。
どんな時でも仕事というものは本当に厳しいものです。いつ予想もしない想定外が起こるかもしれませんし…日々血尿の思いでしょう。
なんとか難題の仕事に目途がついて「あ~…もう深夜の1時半だぞ。このところ本当に疲れたけど、ちょっとだけ飲んでかないか」なんて事があるのでしょう。
深夜の丑三つ時に当店のドアが開く事が確かに結構あります。
本当にこの街でお店をしていて良かったなと思う瞬間です。
神保町では他に朝方までオープンしているお店も少ないのですが、それこそ目を真っ赤にしながら悩み抜いて仕事を終了させる方々。疲労した心や身体にしばしの休息、それこそご褒美に洋酒を飲む…
そんな貴重な時間、そしてそんなスペース…
最近は少しでもそんな方達にわずかでもお手伝いが出来てきているのかもしれないなと感じる事も多くなってきています。これって私にとって本当に幸せな事なんです。

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